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2016.11.30
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(島田荘司『島田荘司全集IV』南雲堂、2010年、5-131頁)


 吉敷竹史シリーズの長編です。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

―――
 プロ野球選手・巨人のピッチャーである川口の息子が誘拐された。吉敷は、家族のかわりに身代金を渡す役割を引き受ける。吉敷は犯人からの電話で、公衆電話から公衆電話へと走らされる。ついに最後の電話かと思った電話では、川口の息子の無事と解放が告げられ、さらに、身代金はいらないと告げられる。
 何度も吉敷を走らせたにもかかわらず、身代金を要求しない犯人の意図は何だったのか―。
   *
 事件発生以前に、主婦の甲斐佳子は、奇妙な体験をしていた。火曜日の午後、ある住宅の一角を、同じ白い車が何度も何度もぐるぐる回っているのを、アパート五階の自室のベランダから目撃したのだった。その車の行動自体が奇妙なのに、さらに不可解なことがある。その一角に沿った店の人々が、みな一様にその車を見ていないというのだ。
 さらに、夫がいつの間にか職をやめていたこと、そして奇妙な行動をとっていることも知ることになる。
―――


 犯罪の動機というか背景は初めて読んだときに印象的だったので覚えていましたが、今回の再読では、上記のような謎の提示の仕方の面白さや、大きな背景にとどまらずいくつも仕掛けられている仕掛けなどを興味深く読み進めました。





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Last updated  2016.11.30 22:38:33
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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