西尾維新『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』
~講談社ノベルス、 2002
年~
戯言シリーズ第3作。
超エリート校で謎に包まれたその学校は、またの名を「首吊高校」と呼ばれ、生徒たちは様々な能力をもって「ぼく」たちに襲い掛かることになります。
依頼人の紫木一姫さんと「ぼく」に襲い掛かる生徒たちを逃れ、哀川さんと理事長に直談判に訪れることになりますが、理事長は、完全な密室状況の中、体をバラバラにして殺されていました。
真相を考えるどころか、「ぼく」はある思いをもってその部屋を出ますが、さらに他の生徒たちから攻撃を仕掛けられて…。
一姫さんを狙う生徒・学校の狙いとは。そして理事長殺人と密室の謎の真相とは…。
2002
年、創刊 20
周年を記念して講談社ノベルスは「密室本」(本文まるごと袋とじ)という企画本を刊行していて、本書もその1冊です。
久々の再読でしたが、理事長事件のシーンに至り、あまりの謎にあらためて驚きを味わえました。
第1作から、主人公の「ぼく」は登場人物と戦いがちですが、本書に至り、様々な能力や技をもった人物たちがさらに増えてきます。
そんな中、多少の肉体的な戦いも行いつつ、「戯言」でその場を切り抜けていくのがこのシリーズの醍醐味とあらためて感じました。
本作も楽しく読めました。
(2026.01.19 再読 )
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