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2026.05.31
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歌野晶午『首切り島の一夜』
~講談社文庫、 2025 年~


 歌野晶午さんによるノンシリーズの長編作品です。


 メンバーの一人―久我さんが、高校時代に小説の中で先生たちを殺した、と告白。面白がるメンバーや教師ですが、その夜、久我さんは浴場で殺されているのを発見されます。

 息子のトラブルで急遽島から帰ろうとする女。
 堅苦しい家で育った後、自由に生き、ウェブ上でも多くの友人がいる男。
「いい子」でいることが苦しく、酒に逃げた男。
 文化祭の準備の夜、久我に出会ったことを思い出す女。
 ビートルズ研究部を立ち上げようとしていた教え子を思い出す教師。
 人のものを欲しがる女。
 そして、助けた老人につきまとわれることになる男。

 それぞれの回想が描かれ、まるで短編集のようです。
 そして、物語はいろんな意味で意外なかたちで幕を閉じます。
 ミステリ的な要素はふんだんにありますが、とはいえ、円堂都司昭さんによる解説の言葉を借りれば、まさに「困惑する幕切れ」です。
 かなり好みが分かれてしまいそうな作品です。

(2026.04.13 読了 )

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Last updated  2026.05.31 09:04:11
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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