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工力 @ こんにちは 東野圭吾、好きだったんだけど最近いまい…
noricotri @ Re[1]:帰ってまいりました♪(08/23) アネマジロさん >とりあえず ご無事(…
noricotri @ Re:書き込みありがとうございました(08/23) 工力さん >カナダの人は家にカギを掛け…
アネマジロ @ Re:帰ってまいりました♪(08/23) おかえり~~^^ とりあえず ご無事…
工力 @ 書き込みありがとうございました カナダか~。いいですね。 カナダの人は…
Aug 6, 2004
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カテゴリ: 本・読書
白夜行( 著者: 東野圭吾 | 出版社: 集英社 )


『どちらかが彼女を殺した』と『わたしが彼を殺した』、
そのふたつしか読んでいませんでした。
どちらも「推理」のためのもの、という感じ。
トリッキーで、解説編を読んでようやく納得できた、というものですが、
小説として面白かったかというと「??」。

今回、『白夜行』を読んで。
「はぁ~、こういうのを書く人だったんだ~」と、
イメージがずいぶん変わりました。

 映画化(?ドラマ化?)されたことで、
 有名なようですが、、、
 未読です、ハイ。

質屋の店主が殺された。。
担当の刑事だった笹垣は、まだ小学生だった質屋の息子の眼に、
ひどい暗さを見る。
容疑者だった女の娘もまた、小学生。

『白夜行』は、その二人が、表面的にはまったく関わりの無いまま成長していく、
その間に起こった出来事を淡々と書いています。

「淡々と」というのは、この二人の内面描写が一切無いから。
二人とも、セリフと、仕草と、そして、その時々に近くにいる人間の主観だけで、


読んでいくうちに、その淡々と描かれていく二人が、
深い闇を背負っているのがわかります。

具体的にはかけないのですが、、、

「なぜこんなことになってしまったのか」
「そもそものはじめは・・・」


#最初の質屋殺しは迷宮入りではあったけれど、
 読者には早い段階で真相が見えてくると思います。

あくまでも、「謎解き」ではなく、
二人の物語、そう読んでいきました。

非常に長いですが、これは厭きさせません。
最初、ちょっと古くさい雰囲気があってページが進まなかったんですが、
それを乗り越えればあとは次から次へと。。

オススメです♪






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Last updated  Aug 7, 2004 01:35:40 PM
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