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私達に馴染みの深い考え方でいくと、イライラは主に「自分に関わる人や組織」が原因とすることが多いのではないかと思います。
この時期は会社や学校でも、人の入れ替わり、組織のシステムの変更などが多い上に、新年度特有の仕事量の増加などもあり、誰も彼もがてんやわんや。自分自身がいっぱいいっぱいになっているので、他の人に配慮する余裕もなくなってしまいイライラ。そんな人の近くにいる人にもイライラが伝わって、みんなでイライラ。それもこれも、あいつが悪いんだ!そもそも組織が悪いんだ!と、仮想敵を作り上げカッカカッカしてもなかなか状況は改善されず。「もう、私どうしたらいいの?」と鬱々。そしてゴールデンウィークが明ける頃には5月病の出来上がり♪
多くの人は、ここにきてはじめて本格的に、さてどうしましょう?ってことになるのかな?引きこもり決めこむか、転職するか、離婚するか、病院に行って薬もらいつつ現状に耐えるか、宗教に救いを求めるか?!
でも、その前にできることがあるなら試してみたいですよね。
そこで、多くの方には馴染みが薄いだろうと思われる中国の考え方をご紹介。キーワードは「陰陽五行」。聞いたことあるけど、内容はよく分からないって人が多いかな? 陰陽師
って映画もありましたね。怪しげな宗教かおまじないなのかな?
陰陽五行
というのは中国の「陰陽思想」と「五行思想」をくっつけたもの。
まずは陰陽思想。
この図、見たことありますよね。「大極図」といいます。森羅万象全ては陰と陽の二つ(=2気)に分類され、それらは対立しつつもお互いに関係しあい、双方のバランスが取れたときに調和が生まれ、秩序や健康が保たれるという考え。 白い部分が陽、黒い部分が陰。陽の中にも小さな陰の丸がありますね、陰の中には陽の白丸。陰は陽から生じ、陽は陰から生じ、バランスを取り合って世界を作ります。
この考え方でいくと、自分の中のイライラな部分(動だから、陽になるのかな?)はあって当然。そこはまず否定せず、受け入れましょう。でも、それが過剰になりすぎているのであれば、バランスが崩れ、秩序、健康が乱されている証拠。静、つまり陰の部分を増やして、バランスを取るように意識してあげる必要があります。頭の中に大極図を思い描いて、「ああ、私バランス崩してる」って自覚しましょう。大丈夫、自分の中に静の部分はしっかりあります。隠れているその部分を引き出してくればいいだけ!
光があるから影がある。影が無ければ、光も見えない。光る部分ばかりを良しとする考えを改め、影の部分もあってこその光なんだ。大切なのはバランスなんだということを頭の隅っこに置いておきたいですね。
陰陽の例
陽: 天、上、左、昇、昼、明、熱、動、出、男、気、背
陰: 地、下、右、降、夜、暗、寒、静、入、女、形、腹
こうやって考えると、世の中全てがバランスです。
自分と違う人は、自分にはないものを持っています。反発しているだけだと二人のバランスが安定しません。どうしたらお互いバランスを取り合って、二人でいい感じの大極図を作り上げられるかなぁって考えると、気持ちの余裕が出てくる・・・かも?!
長くなったので、ここで一旦切って、
次の日記に五行説を書きます。
・・・と、その前に
上に書いたようなお話、どこで覚えたの?って気になりません?
先月まで中日文化センターで受講していた、 水田小緒里先生
の薬膳講座で教えていただいたんですよ。「陰陽の例」としてあげた一覧も、先生が書いてくださったものそのままです
そんな水田先生ですが、6月から 第2期 薬膳アドバイザー・中医薬膳指導員 資格養成講座
を開講されます。こちらは私が通った文化センターの講座よりもずっと深く薬膳のことを勉強することができます。
講座を修了すると、日本中医食養学会の 薬膳アドバイザー
の資格取得、 日本中医食養学会が行う「 中医薬膳指導員
」の受験資格の獲得などができます。しかも、 第一期の修了者の
中医薬膳指導員の合格率は、なんと100%!
只今、第2期の受講者の募集中です(申込締切5月15日)。名古屋近辺にお住まいの方で薬膳を勉強してみたい方は是非、先生のHPをご覧くださいね♪
水田小緒里先生のHP
BonheuRepas(ボヌゥールパ)
とても明るく、可愛らしい先生ですよ
赤福氷食べてきました 2011年09月15日 コメント(4)
タリーズコーヒースクール 2011年09月12日 コメント(2)
台風の日は・・・ 2011年07月21日