てけてけ雑記帳

てけてけ雑記帳

2024.01.04
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テーマ: 日常の雑談(2717)
カテゴリ: 日常

​​​ 羽田の飛行機事故ですが、
脱出に焦点を当てた記事 ​が出ていました。

教科書どおりの避難ってすごいですね。

このことは、国内外でも評価されているようです。
これは国外の評価の概要をまとめた内容ですが、

​「国外でもこの事故への注目度は高く、
この脱出劇を「奇跡」だと評価する報道が相次いだ。
識者が多く指摘していたのが、大きく
(1)客室乗務員(CA)の訓練(2)乗客が荷物を
持ち出そうとせずに速やかな脱出に協力した、
という点だ。」​


とのことです。

あと脱出に関連する事項で90秒ルールが
あるって知りませんでした。

記事からの引用ですが、

「90秒ルールとは、米連邦航空局(FAA)が定めた
商用機(旅客機・貨物機)の安全基準のひとつで、
機内の全非常用脱出口の半分以下を使って、
事故発生から90秒以内に乗客乗員全員が脱出できる
構造にすることを求めている。」

​事
故が起こった状況を リアルタイムにテレビでみていて

最悪の事態から乗客・乗員全員無事のテロップが
流れて安堵したのを
覚えています。​

次に1日に発生した能登半島地震に関してです。
こちらはまだ原因分析がこれからだと
おもいますが、
被害拡大に関する考察の記事 ​記事が
出ていました。以下は記事からの
引用です。

これほど壊滅的な被害となった背景には、
街の低い耐震化率と、高い高齢化率がある。

 珠洲市によると、市内にある
住宅約6000軒のうち、2018年度末までに
国の耐震基準を満たしていたのはわずか51%
同じ時期の全国の耐震化率(87%)と
比べても極端に低かった。
一方、20年の珠洲市の65歳以上の
割合(高齢化率)は、
石川県内で最も高い51・7%だ。

新耐震基準が適用された1981年以前
建てられた古い木造住宅が多く、
高齢化に伴い耐震化工事もなかなか
進んでいなかった。

家主が亡くなったり、
高齢者施設に入ったりして、
市全体の2割程度が空き家になっており、
手入れが行き届かずに老朽化している
ケースも少なくなかったとみられる。

さらに、そうした街を弱らせていたのが、
20年12月から能登半島で続いた「群発地震」
だった。22年6月には最大震度6弱、
23年5月には震度6強の地震が発生。
いずれも珠洲市は被害を受けていた。

23年の地震後、倒壊の危険性を調査する
県職員ら応急危険度判定士が「危険」と
判定した住居は、珠洲市を中心に361棟、
「要注意」は689棟に上った。

今回の地震で倒壊した珠洲市内の
民家の中には、玄関付近に「危険」を
示す赤い紙が張られている建物もあった。
過去の地震によって家に小さな損傷が
蓄積し、倒壊につながった可能性がある。


ちなみに1981年の基準が旧基準と
どう違いかというと


旧耐震基準とは

1950年から1981年5月まで適用されていた
「旧耐震基準」は、10年に一度発生すると
考えられる「震度5強程度」の揺れに対して、
家屋が倒壊・崩壊しないという基準です。
そのため、それ以上に大規模な地震の発生は、
あまり考慮されていない。

新耐震基準とは

1981年6月1日から施行された耐震基準は
「新耐震基準」と呼ばれ、2024年時点でも
変わらず適用されています。
新耐震基準では、震度6強~7程度の揺れでも
家屋が倒壊・崩壊しないことを基準としており、
これまでよりも耐震性に関する規定は厳格化
されています。

ということで、阪神・淡路大震災では、
新耐震基準で建てられた建物の7割超は
軽微・無被害で済んでおり、
旧耐震基準の建物と比較して
重大な被害は免れたという結果があるそうです。






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最終更新日  2024.01.04 19:16:15
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