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☆9月25日から28日まで、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺などで自然観察をしました。静岡県富士宮市での自然観察を紹介してきました。白糸ノ滝です。記事の内容は、「公益社団法人 富士宮市観光協会」のホームページを全面的に利用させていただいたことをお断りしておきます。(2017年9月26日撮影)。☆白糸ノ滝は、昭和11年(1936年)に国の名勝及び天然記念物に指定され、昭和25年(1950年)10月には「観光百選滝の部」で1位に選ばれ、古くからその見事な眺めが人々に愛されている滝だそうです。☆白糸ノ滝は、戦国時代末から江戸時代初期、富士講の開祖とされる長谷川(はせがわ)角行(かくぎょう)が修行を行った地とされ、富士講を中心とした人々の巡礼・修行の場となったことでも知られているそうです。☆幅150メートルの湾曲した絶壁の全面にかかる白糸ノ滝は、本滝の一部を除いてそのほとんどが富士山の湧水です。☆岩壁の間から白い絹糸のように流れるさまは、白糸の名にふさわしく、女性的な美しさと、やさしい景観を見せながら周囲にキリリと冷えた風を運んでいます。年間を通じて水温12℃、毎秒1.5トンの湧水が流れ出ているといわれています。☆白糸ノ滝は、『信仰の対象』としての富士山の顕著な普遍的価値を証明する上で不可欠の構成資産です。富士講の文書によれば、白糸ノ滝は長谷川角行が人穴での修行と並行して水行を行った場所であるとされ、富士講信者を中心に人々の巡礼・修行の場であったことから構成資産となっています。富士講信者の描いた絵図からは、18世紀の白糸ノ滝における修行の様子が知られるのみならず、現在もなお現地に遺存する石碑等を確認することができるそうです。☆何度訪れても、素晴らしい光景の白糸ノ滝です。☆白糸ノ滝とは対照的で勇壮な音止の滝です。高さ25メートルの絶壁から轟音をとどろかせているこの滝。その昔、曾我兄弟が父の仇の工藤祐経(くどうすけつね)を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残されているそうです。
2017.12.24
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☆8月21日から23日まで、栃木県の那須高原に行きました。新たな植物との出合いもありました。那須高原での自然観察を紹介します。宿泊先から見た雲海です。(2017年8月22日7時55分撮影)。☆宿泊先のホームページには、「気象状況にもよりますので毎日見られるとは限りませんが、標高1,230mに位置する当館から見る雲海は絶景です。」と書かれています。☆この機会に、雲海ができる条件について調べてみました。「YAMA HACK登山」の記事を利用させていただきました。山や飛行機など高度の高い場所から下を見た時に、雲が海のように拡がっているのが雲海です。雲海が発生するためには、次の5つの条件が必要だそうです。1.季節:主に春や秋。2.時間帯:夜明け前から早朝。3.気象:湿度が高い、放射冷却がある、無風状態、快晴。4.気温:前夜の気温と次の日の早朝の気温に差がある。5.場所:山間部や盆地。☆ウィキペディアフリー百科事典によると、「那須高原とは、栃木県北部の那須岳の南側山麓地域を言い、那須岳の標高千数百メートルの地域より東北本線、国道4号が通る標高300m辺りまで、緩やかな斜面が広がる。また、那珂川を挟んで那須野が原、那須高原の北西側は福島県の甲子高原に連なる。」とあります。標高1,230mの宿泊先から見下ろした那須高原です。(2017年8月23日9時6分撮影)。☆この地形は、上記の「5.場所:山間部や盆地。」という条件を満たしています。(2017年8月23日9時6分撮影)。☆また、雲海は、次の4つのステップで発生するそうです。1.放射冷却などで地面が冷える。2.地面付近の水蒸気を含む空気が冷える。3.無風で冷えた空気が溜まる。4.空気中の水分が飽和状態を通り越して霧ができる。☆那須町のホームページでの、那須町の紹介です。「那須町は、栃木県の最北端に位置し、首都東京からは約170キロメートルにあり東京から仙台間の中間に位置しています。那須連山と八溝の山並みに広がるわが町は、北西部に那須連山の主峰、茶臼岳(1915メートル)がそびえ、今なお煙を吐き続けています。その南斜面には、1380年の歴史を持つ温泉があり、日光国立公園「那須温泉郷」として観光の名所となっています。山麓地帯には、別荘地やテーマパークがあり高原地帯には、傾斜地を利用した酪農が続き、中央・東部地区には、水田地帯が広がっています。」茶臼岳9合目の那須ロープウェイ那須山頂駅から見上げた茶臼岳頂上です。(2017年8月22日14時35分撮影)。☆また、那須高原は、朝焼けが美しいところです。今回は見ることができませんでした。昨年10月に感動した那須高原の朝焼けです。(2016年10月3日5時20分撮影)。☆那須高原の朝焼けについては、「しろうと自然科学者の自然観察日記」の2016年10月12日の記事をご覧ください。◎那須高原の神秘的な朝焼け(2016年10月12日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20161012/
2017.09.01
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☆2月12日から15日まで、那須高原を訪れました。そこで印象深かった自然観察について紹介しています。☆那須高原の宿舎の屋根から、たくさんのつららが伸びています。「冬につららができるのは当たり前」とやり過ごさずに、「しろうと自然科学者」らしく調べてみると、つららができる原因には3種類あると書かれていました。(1)部屋の熱が外に逃げること。(2)日射。(3)気温の上昇。(2017年2月14日・15日撮影)。☆こちらの建物は温泉施設で、温泉で屋根が温められているようで、屋根の雪はほとんど融けてしまっています。軒先につららができています。「(1)部屋の熱が外に逃げること」が原因のつららのようです。☆建物の屋内の温度が屋根に伝わって雪を溶かして水になり、軒先に流れてきた水が外気温で冷やされて凍ってつららになります。☆こちらは客室の屋根です。屋根は雪で覆われており、やはり建物の屋内の温度が屋根に伝わって雪を溶かして水になり、軒先に流れてきた水が外気温で冷やされてつららになっているようです。☆建物の屋内の温度が屋根に伝わってつららができるのは当たり前の現象と思っていたら、「北海道では新築住宅につららができるとクレームの対象になる」「つららは部屋の熱が逃げている証拠であり、断熱不良が原因の場合がほとんどだから」という記事がありました。建築技術の進歩が、北海道の住宅の冬の光景を変えてきているようです。☆こちらの建物では、屋根の雪が半分ほどなくなり、軒先につららができています。那須高原の気温は日中でも氷点下でしたが、太陽の光を浴びて屋根の温度が上昇しているようです。☆これは、「(1)部屋の熱が外に逃げること」とともに、「(2)日射」による屋根の温度の上昇が雪を溶かして水になり、軒先に流れてきた水が外気温で冷やされてつららになっているようです。☆つららは、かなり大きく成長しています。☆「つらら」の語源は、「つらつら」から転じたもので、「つらつら」とは表面に光沢があってつるつるしたものの呼称だったようです。かつては「たるひ(垂氷)」といったそうです。☆つららは、子どものころは冬の風物詩として当たり前のように見ていましたが、最近は雪のある地域に来ないと見ることができなくなりました。☆春先になると、「(3)気温の上昇」で屋根の雪が融けてできるつららが観察できるようになります。
2017.02.27
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☆2月12日から15日まで、那須高原を訪れました。そこで印象深かった自然観察について紹介します。☆那須高原への旅は、今回で5回目になりました。左から那須岳の主峰の茶臼岳、朝日岳、鬼面山、雪に覆われた那須連峰の雄大な景色です。(2017年2月14日撮影)。☆毎回感動するのは、那須高原から見える朝焼けと日の出の光景です。朝焼け現象の仕組みについては、昨年10月に詳しく調べて紹介しましたので、今回は時間を追って紹介することにします。午前6時01分の朝焼けです。(2017年2月14日撮影)。☆午前6時13分。朝焼けの空が少し明るくなってきました。☆午前6時21分。日の出前の静かな光景です。地上近くには雲が見えています。☆午前6時26分。地上近くの雲に微かな光が見えてきました。☆午前6時29分。雲の上の光が強くなり、空も次第に明るくなってきました。☆午前6時31分。太陽が顔を出し始めました。☆午前6時32分。太陽が半分以上顔を出しました。☆午前6時33分。☆午前6時34分。太陽がすっかり顔を出しました。☆朝焼け現象の仕組みについては、昨年10月に調べて紹介しました。◎那須高原の朝焼け(2016年10月12日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20161012/
2017.02.26
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☆紅葉を見て感動した秩父ミューズパークで、飛行機雲を見かけました。☆左右2本ずつの飛行機雲が見えたので、旅客機の飛行機雲のようです。飛行機雲は、ジェットエンジンの排煙ではなく、飛行機の航跡にできる細長い雲です。飛行機雲のできる仕組みには、「(1)エンジンから出る排気ガス中の水分から発生する」「(2)翼の後ろの低圧部が原因で発生する」の二通りあるそうです。☆4基のジェットエンジンから、それぞれ1本ずつの飛行機雲が伸びていますので、エンジンから出る排気ガスが作り出す雲です。気温は地上から100メートル高くなるごとに0.6度下がり、飛行機の飛ぶ高度1万メートルでは、地上より約60度も低く、マイナス40度以下の世界になっています。☆このような状態で、飛行機のエンジンが周囲の空気を吸い込んで、圧縮・燃焼させ、300~600度となった排気ガスを出すと、その中の水分が急に冷やされて凍り、雲となって白く見えるのです。冬の寒い日に息を吐くと、白くなるのと同じことです。☆4本の飛行機雲をよく見ると、ジェットエンジンの排気ガスの出口から少し離れてできています。飛行機は時速約900キロ(1秒間に約200メートル)のスピードで移動しており、排気ガスの水分が凍って雲になるまでには、少し時間がかかるためです。☆飛行機雲は、飛行機の飛ぶ高さや上空の温度・湿度・空気の流れなどの条件がそろわないと発生しないそうです。☆以上の記事は、日本航空の「航空豆知識―Q飛行機雲は、なぜできるのか?」を全面的に参考にさせていただきました。◎「航空豆知識―Q飛行機雲は、なぜできるのか?」https://www.jal.co.jp/entertainment/knowledge/agora54.html
2016.11.22
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☆10月2日から5日まで、3泊4日で那須高原に行きました。那須高原への旅は今回で4回目ですが、那須岳の主峰で日本百名山の一つの茶臼岳をはじめ、朝日岳、鬼面山など那須連峰の雄大な景色には、毎回感動します。☆雄大な景色とともに、さらに感動的だったのは、日の出前の朝焼けの美しさです。午前5時19分、東の空が真っ赤な朝焼けになりました。しろうと自然科学者としては、朝焼け現象について調べてみることにしました。(2016年10月3日5時19分撮影)。☆日の出や日が沈む時、太陽が地平線に近い時には、太陽光線が地球を取り巻く大気圏を通過する距離が日中と比べて長くなるため、空気中の窒素分子や酸素分子やちりによって光が散乱されます。(2016年10月3日5時20分撮影)。☆太陽光線の中で、波長の短い青色系の光は大気中を進む時に空気の分子やちりによって散乱されますが、波長の長い赤色系の光は散乱されずに直進します。(2016年10月3日5時20分撮影)。☆その結果、赤色系の光だけが地表に到達するので、朝焼けや夕焼けは空が赤く染まります。(2016年10月3日5時20分撮影)。☆朝焼けや夕焼けの色彩は単純でなく、当日の大気の状態によって異なるそうです。(2016年10月3日5時21分撮影)。☆こちらは、昨年1月に初めて那須高原を訪れた時の朝焼けです。写真でも言葉でも伝えきれない神秘的な朝焼けです。この神秘的な朝焼けを見て、那須高原の魅力にとりつかれ、4回も訪れることになりました。(2015年1月14日6時6分撮影)。☆こちらは、今年1月に那須高原を訪れた時の朝焼けです。(2016年1月13日6時43分撮影)。☆こちらも、今年1月に那須高原を訪れた時の朝焼けです。太陽が顔を出しました。(2016年1月13日6時51分撮影)。☆雄大な景色、ときには鮮やかで、ときには神秘的な朝焼け、初夏の新緑や秋の紅葉など、那須高原は魅力いっぱいのところです。
2016.10.12
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☆那須高原の朝、東の空を見ると昨年同様に鮮やかな朝焼けが見えました。(2016年1月13日6時43分撮影)。☆携帯用のコンパクトデジタルカメラでは再現しきれませんが、本当に静かで神秘的で感動的な朝焼けでした。自然観察の一環として、朝焼けの仕組みについて調べてみました。☆早朝や夕方など太陽が地平線に近い時は、太陽光線は日中よりも厚い大気層を通過することになります。太陽光線が大気中を進む時に、波長が短い青い光線は大気中の空気の分子や塵などによって散乱され、波長の長い赤色系の部分は散乱されずに直進し、黄・橙・赤などの色彩に空が染まるそうです。また、朝焼けの色は、ピンク色からオレンジ色、そして黄色へと、順に明るい色に変わっていくそうです。☆神秘的な朝焼けに感動していた数分後、朝日が顔を出し始めました。(2016年1月13日6時51分撮影)。☆今年の那須高原は、暖冬のため雪が少なく、那須連峰の山々は一部しか雪に覆われていませんでした。(2016年1月13日撮影)。☆那須岳の主峰で日本百名山の一つの茶臼岳1,915メートル。雪が少なく、山肌が見えています。
2016.01.24
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☆ウォーキングで気になったのが、飛行機雲と航空機でした。先日午後4時過ぎ、西の空に見えた飛行機雲です。一昨年11月自然観察の一環として、飛行機雲のできる仕組みを調べてみました。飛行機雲は、飛行機の飛ぶ高さや上空の温度・湿度・空気の流れなどの条件がそろわないと発生しないそうです。◎飛行機雲を見かけました。(2013年11月14日の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20131114/☆同じく午後4時過ぎ、北西の空に見えた飛行機雲です。横田基地に行く軍用機には見えず、旅客機のようです。飛行機雲は、ジェット機などの排煙ではなく飛行機の航跡にできる細長い雲です。飛行機雲のできる仕組みには二通りあるそうです。(1)エンジンから出る排気ガス中の水分から発生する。(2)翼の後ろの低圧部が原因で発生する。☆午後4時39分、北の空に見えた飛行機雲と飛行機です。明らかに旅客機のようです。☆ズームして拡大してみると、垂直尾翼にANAの文字が見えます。☆午後4時43分、北東の空に見えた飛行機雲と飛行機です。明らかに旅客機のようです。☆ズームして拡大してみると、垂直尾翼に大韓航空のマークが見えます。☆翌日午後3時53分、北の空に見えた飛行機雲と飛行機です。明らかに旅客機のようです。☆ズームして拡大してみると、垂直尾翼に中国国際航空のマークが見えます。☆午後3時58分、北の空に見えた飛行機です。明らかに旅客機のようです。飛行機雲は見えません。☆ズームして拡大してみると、垂直尾翼に日本航空のマークが見えます。☆昨年から北の空に飛行機が見え、気になっていたのですが、北東から北西方向に航空機の航路があるようです。何とか4社の旅客機を確認でき、疑問が解けてスッキリしました。
2015.02.19
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◎夕焼け、青空、白い雲―微粒子などによる光の散乱によっておこる現象☆夕焼けの中に直線距離で70キロほどの富士山がくっきりと見えました。今年初め、夕焼けについて調べる中で、夕焼けは構造色というもので、光の波長や微細構造による発色現象であることがわかりました。夕焼け、青空、白い雲は、牛乳などとともに微粒子などによる光の散乱によっておこる現象でした。(2014年12月18日撮影)。◎夕焼け―太陽光が大気中の窒素分子や酸素分子によって散乱☆夕焼けの色は、太陽光が大気中の窒素分子や酸素分子によって散乱されるために起こるそうです。夕方は大気を通過する距離が日中と比べて長くなり、波長が長い黄・橙・赤などの光線が散乱され、太陽が沈む方向の空が赤く見えることになるそうです。波長が短い青い光線は、障害物に衝突・吸収されるなどの要因で地表に届きにくくなるそうです。これは、1年前の夕焼けです。(2013年12月24日撮影)。◎青空―光の波長より小さな粒子による散乱現象「レイリー散乱」☆青空も同じ現象で、光の波長より小さな粒子による散乱現象「レイリー散乱」と呼ばれるそうです。日中は、波長が短い青い光線が散乱され、空全体が青く見えるそうです。波長が長い赤い光線などは、大気中を通過してしまい、太陽の大きさの範囲に収まってしまうそうです。新緑のケヤキと青空。(2013年4月7日撮影)。◎白い雲―光の波長と同程度の粒子による光の散乱「ミー散乱」☆雲が白く見えるのは「ミー散乱」によるもので、これは光の波長と同程度の粒子による光の散乱だそうです。(2013年12月8日撮影)。☆身の周りのさまざまな自然現象。その原理を調べていくと、その仕組みがわかってきます。植物や動物はもちろん、日常生活で気になった自然現象を、「しろうと自然科学者」として調べたり勉強したりしながら、「しろうと自然科学者の自然観察日記」として発信し続けていきます。
2014.12.22
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☆マンションの北側の庭で、霜柱ができています。高さ3~4センチメートルの氷の芸術です。☆霜柱は、最初に地表の水分を含んだ土が凍り、凍っていない地中の水分が毛細管現象で吸い上げられ、地表で冷やされて凍ることを繰り返しながら成長するそうです。霜柱が、表面のやわらかい土を持ち上げています。☆毛細管現象でできたことを象徴するように、細い糸のような氷が長く伸びています。関東地方の関東ロームは、土の粒子の大きさが霜柱を作りやすい大きさなので、霜柱ができやすいとのこと。霜柱は、固まっている土は持ち上がりにくいのでできにくいそうです。☆関東ロームは、富士火山から噴出した火山灰が偏西風によって東に飛ばされて積もり粘土化したものだそうです。関東ロームの、この周辺では、畑、空き地、舗装されていない道、庭、いたるところに霜柱ができます。
2014.12.19
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☆天気が良く空気が澄んでいると、ここ立川市から富士山がくっきりと見えます。直線距離で70キロほどです。(2014年11月14日撮影)。☆11月中旬、奥多摩の山の奥に見える富士山の上半分が雪に覆われていました。(2014年11月14日撮影)。☆12月に入って、雨の翌日、雲が全くない快晴の日、富士山がはっきりと見えました。(2014年12月2日撮影)。☆立川から見える富士山は、すっかり雪に覆われてしまいました。富士山は、ユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレートという3つのプレートが会合する地点にあるそうです。そこの地下で作られた大量の玄武岩質マグマが、富士山を作ったそうです。最後の噴火は、1707年、江戸時代の宝永大噴火。(2014年12月2日撮影)。☆富士山の「ふじ」の名は、朝鮮語で火を意味する「プル」、マレー語で「素晴らしい」の「プシ」「フジ」、斜面や垂れ下がりを指す古語の「ふじ」、すり鉢などを伏せた形に似ているので「伏せ」などの説があるそうです。(2014年12月2日撮影)。☆なお、平安時代前期の官人・文人であった都良香(みやこのよしか、834~879年)の『富士山記』には、「山を富士と名づくるは、郡の名に取れるなり」とあり、駿河国富士郡に由来するという説があるそうです。
2014.12.07
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☆3月21日12時、北海道や東北では低気圧で大荒れの天候というニュースを見ていたら、曇り空から小さな白い粒状のものが降ってきて、芝生で跳ねています。直径3~4ミリ程の霰(あられ)です。☆何気なく、霰(あられ)や雹(ひょう)と言っていますが、この機会に2つの違いなどを調べてみました。霰は、雲から降る直径5ミリ未満の氷粒で、地面に落ちた時に跳ねるそうです。5ミリ以上のものが雹で、違いは大きさだけだそうです。☆霰は、積乱雲の中で、氷の粒子に過冷却された雲の粒子が衝突して凍りつくことによって作られるそうです。霰は、雪の周りに水滴がついた白色不透明の「雪あられ」、白色半透明および不透明の氷の粒の「氷あられ」の2種類があるそうです。氷の粒ではないようなので、雪あられでしょうか。☆その後、晴天に変わり、本当に短時間の自然現象でした。雹といえば、数年前に直径1センチを超える雹が降り、自動車修理工場でマイカーを調べてもらったら、大小70カ所のヘコミが見つかったことを思い出しました。
2014.03.25
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