全82件 (82件中 1-50件目)
☆11月20日、朝起きて外を見ると、周りの景色が赤く染まっていました。庭に出てみると、東の空にあざやかな朝焼けが広がっていました。☆時計を見ると、午前6時33分でした。この光景は数分間続きました。☆朝焼けについては、2016年10月に那須高原で感動的な朝焼けに遭遇した時に調べてみました。(2016年10月3日5時21分撮影)。(1)日の出や日が沈む時、太陽が地平線に近い時には、太陽光線が地球を取り巻く大気圏を通過する距離が日中と比べて長くなるため、空気中の窒素分子や酸素分子やちりによって光が散乱されます。(2)太陽光線の中で、波長の短い青色系の光は大気中を進む時に空気の分子やちりによって散乱されますが、波長の長い赤色系の光は散乱されずに直進します。(3)その結果、赤色系の光だけが地表に到達するので、朝焼けや夕焼けは空が赤く染まります。(4)朝焼けや夕焼けの色彩は単純でなく、当日の大気の状態によって異なるそうです。☆こちらは、2015年1月に初めて那須高原を訪れた時の朝焼けです。写真でも言葉でも伝えきれない神秘的な朝焼けです。この神秘的な朝焼けを見て、那須高原の魅力にとりつかれ、何度も訪れることになりました。(2015年1月14日6時6分撮影)。☆那須高原での朝焼けについては、2016年10月12日の日記をご覧ください。◎那須高原の朝焼け(2016年10月12日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20161012/
2020.11.20
コメント(2)
☆昨日で、2019年秋の気仙沼大島での植物観察の紹介が終わりました。初めて気仙沼大島を訪ねたのは10年前の3月(2010年3月20日~22日、2泊3日)でした。(2010年3月21日撮影)。☆美しい海岸線や松林、豊かな自然に驚き感動したことを思い出します。東日本大震災の1年前でした。(2010年3月21日撮影)。☆2回目は、東日本大震災の翌年2012年(2012年1月31日~2月2日、2泊3日)でした。ボランティア活動ができる体力はありませんが、訪れること自体が復興支援になると考えて足を運びました。宿舎にも被害の傷跡が残っていましたが、とても温かく迎えてくれたことを思い出します。海岸線には、大震災の津波の傷跡が残っていました。(2012年2月1日撮影)。☆海岸線の美しかった松林は、わずかに数本の松が残っているだけで、被害の大きさを実感しました。(2012年2月1日撮影)。☆3回目は、2017年の夏(2017年7月3日~7月5日、2泊3日)でした。東日本大震災から6年たっており、この時は、島内で植物観察を行いました。その内容は、【気仙沼大島での自然観察】と題して2017年7月18日から8月6日まで20回にわたって掲載しました。新たな植物との出合いがありました。写真は、2017年7月25日に紹介したコウリンタンポポです。(2017年7月4日撮影)。☆こちらは、2017年8月1日に紹介した気仙沼大島で初めて出合ったミヤコグサです。(2017年7月4日撮影)。☆昨年(2019年9月25日~9月27日、2泊3日)は、4回目の訪問でした。そこでの植物観察の内容は、【気仙沼大島での秋の植物観察】と題して昨日まで35回にわたって紹介しました。訪れること自体が復興支援と考えて、東日本大震災以後3回訪れました。復興が着実に進展することを願って、連載を終わります。
2020.02.23
コメント(0)
☆2012年2月28日にスタートしたブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」は、10月13日午後に累計アクセス件数が400万件を突破しました。スタートから2,785日連続で日記をアップし続け、7年7カ月と13日です。アクセスして、記事をご覧になっていただいた皆さんに心から感謝します。
2019.10.14
コメント(0)
☆2012年2月28日から始めた「しろうと自然科学者の自然観察日記」ですが、今年2月末で丸6年を終え、7年目に入ることになります。[写真は、東伊豆で撮影した富士山です。(2017年4月18日撮影)。]☆ウォーキングコース(玉川上水)での自然観察を中心に始めた「しろうと自然科学者の自然観察日記」でしたが、旅行先や植物観察会などでの自然観察へと領域を広げてきました。[写真は、那須高原で撮影した雲海です。(2017年8月22日午前7時56分撮影)。]☆新たな植物との初めての出合いがあり、観察し、調べ、整理し、「しろうと自然科学者の自然観察日記」で紹介していくという作業を地道に継続してきました。[写真は、静岡県富士宮市で撮影した富士山です。日の出の太陽を背に、空に太陽の影が見えます。(2017年9月26日午前6時6分撮影)。]☆「しろうと自然科学者の自然観察日記」は、毎日アップすることを原則にして、本日で2,135日継続し、累計アクセス件数は196万件となりました。最近の一日当たりの平均アクセス件数は、約3,000件です。[写真は、静岡県富士宮市で撮影した白糸の滝です。本滝の一部を除いて、そのほとんどが富士山の湧水です。(2017年9月26日撮影)。]☆本年もよろしくお願いいたします。
2018.01.01
コメント(0)
☆9月25日から28日まで、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺などで自然観察をしました。静岡県富士宮市での自然観察を紹介しています。富士山と田貫湖です。(2017年9月26日撮影)。☆午前5時07分。夜明け前の富士山です。手前の田貫湖には薄っすらと逆さ富士が見えます。朝焼けの空。富士山の右上に、星が輝いているのが見えます。☆星座のことは詳しくないので確かなことはわかりませんが、9月26日の東の空に見えるのは明けの明星の金星なのでしょうか。☆午前5時45分。富士山の右側の東の空が少し明るくなってきました。間もなく日の出のようです。☆午前5時54分。さらに東の空が明るくなるとともに、富士山の左上に薄っすらと影ができ始めています。☆午前6時06分。さらに東の空が明るくなり、富士山の左上にはっきりと影ができました。☆午前6時08分。太陽が顔を出し始めました。富士山の日の出です。☆午前6時10分。太陽が半分顔を出しました。☆午前6時13分。太陽がすっかり顔を出しました。☆こちらは、翌9月27日午前5時17分の富士山と田貫湖です。手前の田貫湖には薄っすらと逆さ富士が見え、朝焼けの空が感動的でした。(2017年9月27日撮影)。☆9月27日午後に撮影した田貫湖です。曇り空で、富士山はすっかり雲に覆われてしまい見えません。田貫湖は、広大な朝霧高原の一角に位置し、富士山の全景を真東に仰ぎ、東西1km、南北0.5km、周囲4kmの人造湖です。田貫湖は、狸沼(田貫沼)と呼ばれていた沼地だったそうですが、農業用水を確保するために作られたそうです。☆富士山が真東にあるため、4月20日前後と8月20日前後の約1週間、富士山頂から朝日が昇り、光輝くダイヤモンド富士を見ることができるそうです。☆富士山については、「直線距離70キロ、立川市から見た富士山です。」(2014年12月7日の日記)で紹介しました。◎直線距離70キロ、立川市から見た富士山です。(2014年12月7日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20141207/
2017.12.23
コメント(0)
☆明けましておめでとうございます。☆楽天ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」は、昨年2016年10月7日に、累計アクセス件数が100万件を突破することができました。ブログにアクセスし閲覧してくださった皆さんに、心から感謝いたします。☆ブログを開設したのが2012年2月28日、4年10カ月前でした。以来1,769日間(写真は12月25日のものです)、日記記入率100%で継続することができました。☆近くのウォーキングコース(玉川上水)を中心に、植物や野鳥などを観察し、図鑑やネットで調べて学んだことを紹介してきました。写真は、12月末のウォーキングコース(玉川上水)です。(2012年12月25日撮影)。☆同じウォーキングコース(玉川上水)を歩いていても、毎年新たな植物に出合ったり、同じ植物の新たな特徴に気づいたり、新たな発見と驚きに満ちた5年間でした。写真は、5月のウォーキングコース(玉川上水)です。(2012年5月21日撮影)。☆2016年10月7日の日記で紹介した10冊の植物図鑑です。『日本の野生植物』3冊(平凡社)、『原色日本植物図鑑』5冊(保育社)、『日本帰化植物写真図鑑』2冊(全国農村教育協会)です。☆その後、『日本の野生植物』3冊に「木本1」「木本2」を追加購入して、『日本の野生植物』5冊となりました。☆これらの図鑑を基本に、ネットの情報なども活用して、観察し、調べ、学んだことを紹介し続けていきますので、よろしくお願いいたします。また、誤りや補足する情報がありましたら、コメントで指摘して下さるようお願いいたします。
2017.01.01
コメント(4)
☆本日(2016年10月7日)、ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」のアクセス件数が100万件を突破しました。☆最近のアクセス数推移と、累計アクセス件数です。☆最近は、毎日のアクセス件数が2,000件前後で推移しています。ブログを開設してから3年10カ月で50万件を突破したのが1月10日、その後9カ月間でアクセス数が50万件になり、累計アクセス件数が100万件になりました。☆ブログを開設したのが2012年2月28日、4年7カ月前でした。☆プロフィールは、次のように書きました。「中学・高校・大学と自然科学を専攻していましたが、職業は営業職を選択し、2012年2月初旬をもって定年退職しました。仕事の合間に、山野草など自然観察を続けてきましたが、本格的に再開したいと思っています。そこで、ブログを始めることにし、自然観察を毎日書き込むことにしました。『しろうと自然科学者』で、お付き合いいただきますので、よろしくお願いします。」☆最近再読した『デジカメ自然観察のすすめ』(海野和男、岩波ジュニア新書、2004年)に、次のような一節がありました。「自然界の様々なできごとを、写真を通して人に伝えていくというのは大変に楽しい仕事です。自分が面白いと思ったことには、興味を持ってくれる人がきっといるからです。そして、写真を見た人たちが自然を探求したり、自然について考えたりするきっかけをつかんでくれることもあるのですから。」「写真を写すことから、知らず知らずに自然の様々な事象を不思議なだと思ったり、解明したいと思ったりする心が生まれてくるならば、こんなに素晴らしいことはないのではないでしょうか。」☆自然観察とブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を続けてみる中で、心から共感できる言葉です。☆最後の章「4 パソコンとネットを使いこなそう」では、次のように書いています。「みなさんも、ぜひ自分のホームページを作ってみませんか。そして、デジカメで撮った写真をそこで発表しましょう。最初のうちは、アクセスもそんなに多くはありませんが、長く続ければ必ずファンも増えてきます。そして、自分が面白いなと思う事柄や物は、必ず同じように面白いと思う人がいるはずです。そして、何よりも、自分で写真を撮ってコメントを書くことは、楽しみながら自分自身のスケールアップにつながると思うのです。」☆今から7年前の2009年、最初に読んだ時には、ここに引用した文章には傍線を引いていませんでした。4年7カ月の毎日毎日の自然観察とブログの積み重ねが、ここに共感できるようになりました。まさしく、「楽しみながら自分自身のスケールアップにつながる」です。人生の経験が、物の見方や感じ方を変える、そのことを実感した『デジカメ自然観察のすすめ』の再読でした。☆最近活用している植物図鑑を紹介します。主に、10冊の植物図鑑を活用しています。ブログを開設した当初は、種名を調べるのに精一杯で、日記の内容も「ウィキペディアフリー百科事典」などネットの記事をそのまま利用することも多く、今から思えばお恥ずかしい限りです。☆保育社の『原色日本植物図鑑』です。草本編が3冊、木本編が2冊です。それぞれの植物についての基本的な事項は、この5冊で調べています。☆全国農村教育協会の『日本帰化植物写真図鑑』です。道端の植物は、帰化植物が多いので、役に立っています。☆平凡社の『日本の野生植物』です。この3冊の植物図鑑は、知人からいただいたものです。保育社の『原色日本植物図鑑』で調べた上で、この植物図鑑で調べることにしています。 ☆多くの皆さんのご支援と励ましに支えられて、ここまで続けることができました。また、記述の間違いなどについても、多くの方からご指摘とアドバイスをいただきました。心からお礼申し上げます。
2016.10.07
コメント(2)
☆2012年2月28日、定年退職をきっかけに、日記タイトル「ブログを始めました。」、日記本文「かねてから計画していたブログを始めました。毎日の自然観察をメインに書き込みしていきます。よろしくお願いします。日本水仙が見ごろです。」で、スタートした「しろうと自然科学者の自然観察日記」です。☆開始して4年。1,461日間、何とか毎日継続することができました。毎日のアクセス件数も次第に増加し、累計アクセス件数が55万件を超えました。ご支援ありがとうございました。☆野草・雑草や野鳥など身近な自然観察で、名前と分類、花のつくりの特徴、名前の由来、野鳥の場合は食性、さらに庭の花や家庭菜園の様子など、地味ですが観察して地道に調べ掲載してきました。写真の掲載方法も試行錯誤。最初に掲載したニホンズイセンの花。(2012年2月28日撮影)。☆ウォーキングコース(玉川上水)では毎年初めて観察する植物に何度も出合い、同じ植物を観察していても毎年新たな発見がありました。新たな発見、新たな気づき、新たな感動の連続でした。同じく最初に掲載したロウバイの花。(2012年2月28日撮影)。☆3周年の際に紹介した『身近な草花「雑草」のヒミツ』(保谷彰彦、誠文堂新光社、2014年)の「おわりに」から。「思いもよらないような、草花の生きざまが、まだまだあるに違いありません。関心さえあれば、小さな発見がたくさんあると思います。もっともっと関心をもてば、大きな発見があるかもしれません。」自然観察の中心舞台のウォーキングコース(玉川上水)、5月がもっとも魅力的です。(2015年5月21日撮影)。☆この言葉は、ブログを4年間続けてきた実感です。この「おわりに」の言葉のように、いつも新鮮な問題意識をもって、自然観察と自然観察日記を続けていきたいと思います。
2016.02.28
コメント(4)
◎市民企画講座「散歩が楽しくなる植物観察入門」☆「たちかわ市民交流大学」は、「生涯学習からはじまるまちづくり」をめざし、市民と行政が協力して生涯学習を進めるしくみの名称です。その中から、「しろうと自然科学者の自然観察日記」との関連で、市民企画講座「散歩が楽しくなる植物観察入門」をご案内します。☆全6回の講座です。☆座学は、7月8日(水)、9月9日(水)、11月11日(水)の3回で、時間は18時30分から20時30分まで、会場は立川市幸学習館です。☆現地実習は、8月9日(日)、10月25日(日)、12月13日(日)の3回で、時間は10時から13時、場所は立川市内と近郊の自然公園です。☆受講料・保険料は3,150円、定員30人(申込順)、申し込み・お問合せは幸学習館(TEL042-534-3076)です。申し込み開始日は、5月26日です。☆講師は、独立行政法人科学技術振興機構主任調査員の冨田広(とみた ひろし)さんです。冨田広さんが執筆した「続・楽しい植物観察入門(小・中学校理科教授用資料)」(PDF)は、大日本図書のホームページからダウンロードできます。◎「楽しい植物観察入門」・「楽しい自然観察入門」のご紹介☆同じ「小・中学校理科教授用資料(PDF)」として、「楽しい植物観察入門」があります。これは、「植物観察の大切な視点」を「レーチェル・カーソンの伝える“感性”を中心に、植物が私たちに語りかけている言葉を聞きとる方法について紹介し」「また、植物と人間の暮らしとの関係についても紹介」(「続・楽しい植物観察入門」はじめに)しています。この冊子も、大日本図書のホームページからダウンロードできます。☆同じく「小・中学校理科教授用資料(PDF)」として、「楽しい自然観察入門」があります。これは、「花や果実の形態学的特徴や植物と昆虫、野鳥との関係、そして、植物と楽しく遊ぶ方法を紹介」(「続・楽しい植物観察入門」はじめに)しています。この冊子も、大日本図書のホームページからダウンロードできます。◎たちかわ市民交流大学情報誌「きらり・たちかわ」のご紹介☆たちかわ市民交流大学市民推進委員会と立川市生涯学習推進センターでは、たちかわ市民交流大学情報誌「きらり・たちかわ」を年4回発行しています。年間合計300講座を開催しており、立川市民の方が対象ですが、市外の方が受講できる講座もあります。☆たちかわ市民交流大学については、立川市生涯学習推進センター(042-528-6872)にお問合せください。
2015.05.26
コメント(0)
☆2012年2月28日、定年退職をきっかけに、日記タイトル「ブログを始めました。」、日記本文「かねてから計画していたブログを始めました。毎日の自然観察をメインに書き込みしていきます。よろしくお願いします。日本水仙が見ごろです。」で、スタートした「しろうと自然科学者の自然観察日記」です。☆開始して2年10カ月。累計アクセス件数13万件。ご支援ありがとうございました。☆しろうと自然科学者のウォーキングコースです。「しろうと自然科学者の自然観察日記」は、このウォーキングコース(玉川上水)を中心に、自然観察したものを調べ学びながら紹介してきました。◎4月上旬。まだ、新芽が芽吹いてきていないウォーキングコース。☆2014年4月、ウォーキングコースでカタクリが咲いているのを初めて見つけることができました。葉が1枚のものがたくさんあるので、ここは数年先にカタクリの群落になるかも知れません。昨年のシュンランに続いて、また新たな山野草を見つけることができ、ウォーキングコース(玉川上水)の自然の豊かさを改めて実感しました。(2014年4月1日撮影)。◎4月下旬。雑木林が芽吹き始め、萌木色のウォーキングコース。☆ウォーキングコースで、2年前に続きアミガサタケを見つけました。アミガサタケは群生または孤生するそうですので、近くを探してみたところ、7本のアミガサタケを見つけました。。(2014年4月21日撮影)。◎5月下旬。すっかり新緑のウォーキングコース。☆5月初め、ウォーキングコースで大きな丸い葉と房状に咲く白い花が目に付きました。ハクウンボクの花です。昨年初めて知ったハクウンボクです。葉の形や総状花序で房状に咲く花はエゴノキとは違っていますが、エゴノキ属なので一つひとつの花はエゴノキによく似ています。(2014年5月6日撮影)。◎10月下旬。少しだけ葉の色が変わり始めたウォーキングコース。☆少しさかのぼりますが、9月初め、ウォーキングコースで初めてノシランを1株だけ見つけました。夏から秋に、葉の間から花茎を伸ばして真っ白い小さな花を穂状にたくさん咲かせます。薄暗い場所だったので、穂状に咲く白い花が浮き上がるように目立っていました。(2014年9月5日撮影)。◎11月下旬。秋の気配が漂いはじめたウォーキングコース。☆10月下旬、ウォーキングコースで見つけたアワコガネギクです。11月まで咲き続けていました。昨年、昭和記念公園のこもれびの丘で、初めてアワコガネギクを知りました。(2014年10月31日撮影)。◎12月上旬。雑木林がすっかり色づいたウォーキングコース。☆青々とした葉のなかで、ソヨゴの赤い実が目立っています。昨年12月、新しくできた住宅の庭や公園に赤い実がなる木を見つけ、調べてみるとソヨゴの木でした。(2014年12月11日撮影)。◎12月下旬。葉がすべてなくなったウォーキングコースです。☆夕焼けの中に直線距離で70キロほどの富士山がくっきりと見えました。夕焼けの色は、太陽光が大気中の窒素分子や酸素分子によって散乱されるために起こるそうです。夕方は大気を通過する距離が日中と比べて長くなり、波長が長い黄・橙・赤などの光線が散乱され、太陽が沈む方向の空が赤く見えることになるそうです。波長が短い青い光線は、障害物に衝突・吸収されるなどの要因で地表に届きにくくなるそうです。(2014年12月18日撮影)。☆今年は、12月初めからウォーキングコースでスイセンが咲き始め、花の数が多くなってきました。☆アクセスしてブログをご覧になってくださった皆さん、コメントや「ナイス」してくださった皆さん、ご支援ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。
2014.12.31
コメント(2)
◎『玉川上水 四季さんぽ』(鈴木忠司、けやき出版、2001年)☆35歳からウォークを始め、玉川上水散策を25年間続けた著者の本で、発行年当時ちょうど60歳でした。さすが、25年の蓄積によるきめ細かな観察力です。一例を挙げれば、多くの野鳥の声を聞き分けること、コゲラ・アオゲラ・ツミなどの野鳥の巣作りや子育てを観察していることなど。長い時には午後半日、時には朝から夕方まで観察することもあるそうです。☆玉川上水の自然の魅力を知っているからこそ、玉川上水の自然に対する著者の深い愛情を感じました。☆著者のウォーキングコース(玉川上水)は、小金井橋から上水小橋までで、しろうと自然科学者のウォーキングコース(西武線拝島駅から玉川上水駅まで)のちょうど下流になります。ただし、著者は、時には拝島駅まで足を延ばすということなので、その場合は、ちょうど私のウォーキングコースを歩き通すことになります。☆参考までに、玉川上水のフェンスに掲示されていた地図を撮影し、下流から順に取水口の羽村堰・多摩川まで4分割して並べてみました。不鮮明ですが、クリックすると鮮明な画像になります。☆著者は、2000年の春にはヒトリシズカ・カタクリ・イチヤクソウを観察したそうですが、持ち去る人がいて幻の野草になってしまったそうです。また、ゴールデンウィークに咲くキンラン・ギンランも、花が咲くのを待っていたかのように持ち去る人がいるそうです。☆西武線玉川上水駅近くの小平監視所から上流は、1.8~2メートルの高いフェンスに囲まれていて、中に入ることは難しいのですが、下流はフェンスがなく盗掘されやすいようです。☆しろうと自然科学者のウォーキングコースでは、カタクリは見られませんが、ヒトリシズカやキンラン・ギンランは高いフェンスに守られ盗掘にもあわず健在です。☆『玉川上水 親と子の歴史散歩』によると、江戸時代には上水路を守るために、(1)魚とり(2)水浴び(3)ゴミ捨て(4)洗たく(5)堀の両側の木・草の刈り取りが禁止され、水番人が見回り、土手の草刈りは役人立会いのもとで作業していたそうです。玉川上水と周辺の自然は、江戸時代から保護され守られてきたものだと思います。☆著者は「野菊」の項で、確実に名前を判別できるのはシラヤマギク1種類と、ほぼ判別できるのはユウガギクで、その他はほとんど区別できないと書いてありましたが、しろうと自然科学者も同じなので大いに共感しました。☆著者によれば、区分するために何といっても最良の方法は、この季節に多くの花に接すること、じっくりと観察することと書いてありましたが、これも共感できることです。ただし、野菊の区分は、あせらず時間をかけ一つひとつマスターしていきたいと思います。☆著者は、絵の制作に関して、「自然を写すことではなく、自然から学ぶことの大切さ、平常の心で受け入れることなど、自然は種々いろいろなことを教えてくれる。だが、自分に学ぼうとする心がなければ、何も答えてくれず、当然教えてはくれない。それが自然なのだ。」と書いています。これも、納得し共感できることです。☆しろうと自然科学者が本格的な玉川上水の散策と自然観察を初めて2年。最初は、山野草や野鳥の名前を調べるので精一杯でした。これから、年数を重ねるごとに散策や自然観察の内容も変わってくるかもしれません。☆ただ山野草や野鳥の名前を知っているという狭い意味での「物知り」になるのではなく、自然の変化や魅力を深く感じることができる感性を磨き、玉川上水の自然への愛着と愛情を深め、このままの自然を長く大切に守っていくことを発信できるようになりたいものです。☆玉川上水散策歴25年の著者の本を読み、そんなことを感じました。なお、本文中の写真は、しろうと自然科学者が撮影したものです。
2014.01.15
コメント(4)
☆玉川上水の歴史や自然に関する本を、引き続き読んでいます。最近読んだ2冊を紹介します。◎『玉川兄弟』(杉本苑子、朝日新聞社、1974年)☆この本は、玉川上水関連本を読む中で、手に取り読むことにした小説です。☆著者が「あとがき」で書いているように、1973年から1974年に「赤旗新聞」に連載されたそうですが、資料が少なく著者の想像力・創造力で構成されている部分が多い小説です。しかし、さすがに作家としての力で、読者を玉川上水と玉川兄弟の世界に引き込んでいきます。☆全体の中で大部分が、玉川上水の開鑿計画と玉川(枡屋)兄弟の工事計画立案と落札、2度にわたる開鑿の躓きに充てられています。取水口が羽村に決まり、現在の玉川上水のもとになる実際の工事の時期と通水は、最後の2章だけです。☆そこに至るまでの、郡代伊奈半十郎と枡屋庄右衛門・清右衛門兄弟の苦闘を、小説としての巧みな表現力で描き、読者を引きつけ離すことがありません。現在の玉川上水と、そこから分水され引き込まれた用水が、このような多くの人びとの知恵と力、犠牲や苦悩を伴いながら完成されたことに感動を覚えさせる作品でした。◎『玉川上水 親と子の歴史散歩』(比留間博、たましん地域文化財団、1991年)☆この本は、玉川上水の歴史とともに、江戸の町の水道の仕組み、分水や新田開発、水車などの利用が詳しく書かれており、これまで読んだ玉川上水関連本との違いを感じました。☆明治初期の通船と分水改正(分水の整理統合)の関連も、新たに知ったことでした。☆新堀用水と胎内掘りについても、関東ローム層の地盤がしっかりしていることから可能だったようです。☆関東ローム層の地盤がしっかりしていることは、地下むろでのウド栽培を可能にしていることにも関連していると思いました。☆引き続き、玉川上水散策を25年続けた鈴木忠司氏の『玉川上水四季さんぽ』(けやき出版、2001年)を読んでいます。玉川上水の自然への愛情、散策25年の蓄積を感じさせる本ですが、後日紹介します。◎玉川上水の歴史・流域や役割についの3冊の本と玉川上水の野草に関する本(2013年12月5日の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20131205/◎奥多摩の花と玉川上水の歴史や自然に関する3冊の本(2013年12月27日の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20131227/
2014.01.12
コメント(0)
☆夕焼けについて一度調べてみたいと思っていました。調べてみると、構造色というもので、光の波長や微細構造による発色現象であることがわかりました。◎微粒子などによる散乱―夕焼け、青空、白い雲、牛乳☆夕焼けの色は、太陽光が大気中の窒素分子や酸素分子によって散乱されるために起こるそうです。夕方は大気を通過する距離が日中と比べて長くなり、波長が長い黄・橙・赤などの光線が散乱され、太陽が沈む方向の空が赤く見えることになるそうです。波長が短い青い光線は、障害物に衝突・吸収されるなどの要因で地表に届きにくくなるそうです。☆青空も同じ現象で、光の波長より小さな粒子による散乱現象は「レイリー散乱」と呼ばれるそうです。日中は、波長が短い青い光線が散乱され、空全体が青く見えるそうです。波長が長い赤い光線などは、大気中を通過してしまい、太陽の大きさの範囲に収まってしまうそうです。☆雲が白く見えるのは「ミー散乱」によるもので、これは光の波長と同程度の粒子による光の散乱だそうです。☆牛乳が白く見えるのは、脂肪のコロイドが光を散乱させるためだそうです。◎多層膜による干渉―甲虫類の金属光沢☆多層膜による干渉とは、薄い膜を何層も重ねたような構造による光の干渉で、甲虫類の金属光沢のような色はキチン質の層構造によるものだそうです。カナブンは、見る角度によって違った金属光沢に見えます。☆体に青い金属光沢があるハグロトンボのオスの体色も、同じ原理なのでしょうか。◎微細な溝・突起などによる干渉―コンパクトディスクの虹色☆コンパクトディスクでは、アルミ薄幕表面に刻まれた凹凸が光を干渉するので記録面側が虹色に見えるそうです。カワセミの羽の鮮やかな色も、羽の色素によるものではなく、羽毛にある微細な構造によって見えるものだそうです。☆夕焼けを科学しようとしたのですが、思わぬところに広がってしまいました。本日の日記の内容は、「ウィキペディアフリー百科事典」を参考にさせていただきました。
2014.01.05
コメント(2)
☆畑や空き地には、霜柱ができています。高さ3~4センチメートルの氷の芸術です。霜柱は、最初に地表の水分を含んだ土が凍り、凍っていない地中の水分が毛細管現象で吸い上げられ、地表で冷やされて凍ることを繰り返しながら成長するとのこと。☆マンションの北側の庭にできた霜柱を観察してみました。霜柱の下に、空洞が見えます。☆よく見ると、上の霜柱の下に、もう1段の霜柱が見えます。☆さらに中をよく見ると。2段目の霜柱の下に、3段目の霜柱が見えます。厳しい寒さが続き、日中の気温が下がらないので、できあがった霜柱は融けません。そのまま、その下の凍っていない土の中の水分が毛細管現象で吸い上げられて凍って霜柱が成長し、3日間で3段重ねの霜柱になったようです。☆霜柱は、固まっている土は持ち上がりにくいのでできにくいようです。また、関東地方の関東ロームは、土の粒子の大きさが霜柱を作りやすい大きさなので、霜柱ができやすいとのこと。関東ロームは、富士火山から噴出した火山灰が偏西風によって東に飛ばされて積もり粘土化したものだそうで、関東ロームの、この周辺では、畑、空き地、舗装されていない道、庭、いたるところに霜柱ができます。
2014.01.02
コメント(4)
☆空気が澄んで快晴。富士山が、くっきりと見えます。富士山まで、ここ立川から直線距離で70キロメートル。天気が良ければ、一年中、富士山が見えます。東京都内には、富士見町という地名がいくつかあるようですが、立川市にも富士見町があります。近所で、障害物がなく富士山がよく見えるのは、都営住宅の5階です。☆今の時期、立川市でも南側の地域では「ダイヤモンド富士」が見えるそうです。立川市の北側にあるこちらからは、沈む位置がずれて見えるのでダイヤモンド富士は見えませんが、雲がある日の夕焼けは美しいです。雨が上がり、西の空から青空が見え始め夕焼けになりました。(2013年12月20日16時23分撮影)。☆雲がない快晴の日の夕焼けは、このような感じです。(2013年12月22日16時36分撮影)。☆晴れの日でも、富士山の近くに雲が見えると、このような夕焼けが見えました。(2013年12月24日16時30分撮影)。☆パソコンの画像データから、富士山を探してみました。☆朝霧高原から見た富士山。(2005年11月16日撮影)。☆富士スバルライン入口から見た富士山。(2005年11月17日撮影)。☆富士スバルライン駐車場から見た富士山。(2010年12月1日撮影)。☆富士スバルライン駐車場から見た富士山。(2010年12月1日撮影)。☆富士スバルライン終点、5合目から見た富士山。(2010年12月1日撮影)。☆ウォーキングコース(玉川上水)から見た富士山。5月は、快晴の日でも、かすかに霞んで見えます。(2012年5月11日撮影)。☆富士山は、ユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレートという3つのプレートが会合する地点にあるとのことです。そこの地下で作られた大量の玄武岩質マグマが、富士山を作ったそうです。最後の噴火は、1707年、江戸時代の宝永大噴火。☆富士山の「ふじ」の名は、朝鮮語で火を意味する「プル」、マレー語で「素晴らしい」の「プシ」「フジ」、斜面や垂れ下がりを指す古語の「ふじ」、すり鉢などを伏せた形に似ているので「伏せ」などの説があるそうです。
2014.01.01
コメント(6)
☆12月5日の日記で、しろうと自然科学者のウォーキングコース(玉川上水)の歴史・流域や役割について書かれた3冊の本と、玉川上水の野草に関する本を紹介しました。今回は、その続きです。◎『奥多摩の花』(山本大二郎、講談社、1982年)■奥多摩に咲く花を季節ごとに順を追って紹介■☆この本は、今から31年前に発行されたものです。奥多摩に咲く花を、季節ごとに順を追って紹介しています。☆「まえがき」で、「奥多摩は、……都民にとって、心のオアシスであり、美しい自然が残されています。その自然を保護し、それを子々孫々に遺してゆくには、まず、奥多摩の自然をよく知ることだと思います。」と書いています。■8年間奥多摩の山道を歩いて作り上げたハイキング副読本「植物編」■☆自らカメラを持ち、8年間かけて奥多摩の山道を歩いて、作り上げた「ハイキング副読本『植物編』」。その中で、種名が同定されていないものを含めて800種ほどの植物を撮影し、その中から編集したもの。著者は、「トータルで1,000種ぐらいの花が見られるのではないかと想像している」と書いています。◎『玉川上水 水と緑と花の径』(写真・桜井保秋、桜井写真事務所、1995年)■玉川上水の歴史的価値、玉川上水の自然の恵みの深さ■☆著者は、1980年に玉川上水の取水口のある羽村市に住んで15年。NHKラジオ出演をきっかけに玉川上水に関心を持ち、歩き始めました。「あとがき」に、「歴史的価値あるもの以外にも多くの野草や野鳥に出合い、玉川上水がもたらしてくれる自然の恵みの深さを痛感した」と書いています。☆当初の目的だった「340年の歴史をふまえた上水の現状を記録すること」に加えて、貴重な山野草の写真も収録されています。■立川分水(1737年開鑿)は270年後の現在も稲作に活用■☆とくに驚いたのは「立川分水」の記事です。当時(1995年)は松中橋のたもとから取水された立川分水が昭和記念公園を通り、JR中央線の上にある架け樋を通って流れていき、柴崎町の立川公園に隣接する加藤家の水田で稲作が行なわれていたということです。☆18年たちましたが、その後どうなっているだろうか思いインターネットで検索すると、2010年にも稲作が行なわれているという記事が見つかりました。☆さらに調べていくと、2011年7月にJR中央線の上にある架け樋を通って流れている様子が紹介されていました。●柴崎分水(立川用水)http://blogs.yahoo.co.jp/owadahm/60650739.html◎『水と緑と人間の賛歌 玉川上水』(アサヒタウンズ編、けやき出版)■足で歩いて関係者に取材■☆1987年から55回・1年2カ月にわたって、アサヒタウンズに連載されたものです。足で歩いて取材するとともに、関係者に取材しているのが特徴です。☆1822年から酒造りをしている嘉泉・田村酒造は、掘り当てた井戸の名前に由来し、「玉川上水」という酒も販売しているとのこと。■玉川上水の野草のロマン、砂川の地名の由来、殿ヶ谷分水と新田開発■☆約300種が確認されている玉川上水の野草は、奥多摩から漂泊して岸辺に定着したという野草のロマン。☆開発当初に利用した残堀川のまたの名を「すなの川」といったことから砂川と名付けられました。☆殿ヶ谷緑道は、1720年に殿ヶ谷新田を開くために出願し拝島から残堀川まで流れていた殿ヶ谷分水を埋め立てた跡に作られたもの。■東京の上水道関連の歴史、玉川上水の清流復活や水の再利用など■☆玉川上水との関連で、小河内ダム、淀橋浄水場、村山貯水池(多摩湖)・山口貯水池(狭山湖)などの東京の上水道関連の歴史、玉川上水の清流復活や水の再利用などについて知ることができました。☆引き続き、杉本苑子著『玉川兄弟』(1973~74年「赤旗」新聞連載、朝日新聞社発行、1974年)を読んでいます。
2013.12.27
コメント(4)
☆ウォーキングコース(玉川上水)も、雑木林がすっかり色づきました。ウォーキングコースは、西武拝島線で玉川上水駅から拝島駅まで4駅の区間、およそ7キロメートルです。☆しろうと自然科学者のウォーキングコースは、玉川上水沿いのコースです。(1)西武拝島線の西武立川駅を起点に玉川上水駅まで歩いて引き返すコース、(2)西武立川駅を起点に拝島駅まで歩いて引き返すコース、この(1)と(2)を交互に繰り返しています。季節の変化を実感できる素晴らしいウォーキングコースです。☆ウォーキングコースの説明板「玉川上水について」(昭島市教育委員会、昭和58年3月)です。ウォーキングコース沿いは、江戸時代同様に多摩川から取水(羽村市の羽村取水堰)した水がそのまま流れ、水量も豊富な区間です。☆この機会に、近くの市立図書館で玉川上水に関する本を借りて読んでみることにしました。最初に読んだのは、次の2冊です。◎『緑道を歩こう』(取材・文 葦の会、廣済堂)◎『玉川上水ぶらり散歩』(小泉智和著、日本水道新聞社)☆この2冊の本では、主に玉川上水の歴史や流域について書かれた部分を読んでみました。とくに、玉川上水の歴史で印象に残ったのは、武蔵野台地特有のローム層と礫層が水を吸い込み、水が地中に消えてしまい水路変更を余儀なくされたこと、その痕跡が、府中市の「悲しい坂」、福生市の「水喰土公園」になっていることでした。☆また、玉川上水は深さ4メートルの急流で、岸は水流でえぐられ、一旦落ちると這い上がることは不可能だったことは、今の玉川上水からは想像がつきませんが、水難者慰霊碑や投身供養碑があることが納得できます。☆地名の由来も参考になりました。三鷹は三領の鷹場村が合併して三鷹村になったこと、半蔵門は服部半蔵率いる伊賀の忍者で固められていたこと、杉並は青梅街道沿いに杉並木があったこと、高井戸は高井堂に由来、永福は永福寺があることに由来していることなど。◎『玉川上水 その歴史と役割』(羽村市教育委員会) ☆東京都の小学校では、四年生が社会科で玉川上水を勉強しますので、「小学校四年生も理解できる玉川上水の本」として書かれ編集されたそうです。副題の通り、玉川上水の歴史と役割について、コンパクトにわかりやすく書かれています。☆とくに印象に残ったのは、起点の羽村から終点の四谷大木戸までは約43キロメートルで、この間の高さの違いは約92メートル。これは100メートル掘るごとに、約21センチずつ低くしていることになり、相当高度な測量技術や土木技術が必要であったことがわかります。今から360年前(1653年)の江戸時代初期に、この工事を1年以内に完成させたことは驚くばかりです。☆玉川上水の歴史・流域や役割について書かれた3冊の本の後、玉川上水の野草に関する本を読んでみました。◎『玉川上水の野草たち』(写真・桜井保秋 文・桜井瑞枝 桜井写真事務所)☆写真や写真に添えられた短文から、玉川上水の野草への愛情が感じられる写真集です。編集後記に、「自然は常に変化し、限りない魅力に満ち、何かしら新しい発見がある。」と書かれていますが、全く同感です。この2年間を振り返っても、季節ごとに新たな山野草と出合い、さらに珍しい山野草と出合った時の感動、玉川上水と山野草にはつきることがない魅力があります。☆この本では、およそ100種類の玉川上水の野草が紹介されていますが、しろうと自然科学者が玉川上水で観察していない野草が34種類もありました。☆自生地がウォーキングコースから遠くであったり、盗掘されたり絶滅したものもあるかも知れませんが、季節ごとに丹念に観察していけば、さらに新たな山野草と出合えるかも知れないと思うと、来年に向けて楽しみが増えました。
2013.12.05
コメント(2)
☆ウォーキングの帰りに西の空を見ると、飛行機雲が見えました。自然観察の一環として、飛行機雲のできる仕組みを調べてみました。飛行機雲は、飛行機の飛ぶ高さや上空の温度・湿度・空気の流れなどの条件がそろわないと発生しないそうです。☆飛行機雲は、ジェット機などの排煙ではなく飛行機の航跡にできる細長い雲です。いくつかの資料を参考にしましたが、飛行機雲のできる仕組みには二通りあるそうです。(1)エンジンから出る排気ガス中の水分から発生する。(2)翼の後ろの低圧部が原因で発生する。(1)エンジンから出る排気ガス中の水分から発生する。・排気ガス中の水分が高高度の低温(高度1万メートルでマイナス40度)で冷やされて凍り、雲になって白く見えるそうです。(2)翼の後ろの低圧部が原因で発生する。・飛行機の主翼などの後ろに空気の渦ができて、気圧と気温が下がり、水分が冷やされるために飛行機雲ができるそうです。☆ところで、飛行機雲というと、映画「風立ちぬ」主題歌の「ひこうき雲」です。
2013.11.14
コメント(0)
☆11月4日から6日まで草津温泉に行きました。草津白根山の山麓では、ちょうど紅葉が見頃の季節でした。☆5日には、8年ぶりに吾妻渓谷(群馬県長野原町)を散策しました。☆最終日6日には、志賀草津道路経由で白根山へ行き、湯釜や広大な眺望に感動しました。道路脇や白根レストハウス前の駐車場には雪が残っており、ナナカマドの木は低木のままたくさんの枝を伸ばし、葉は散っていましたが実が残っていました。☆草津温泉・吾妻渓谷・白根山については、アメーバブログ「しろうと自然科学者のブログ」で紹介しました。「しろうと自然科学者のブログ」(ameblo)では、自然観察以外の身のまわりの出来事や思いなどを掲載しています。◎11月4日から6日まで紅葉が見頃の草津温泉に行きました。(11月6日の日記)。http://ameblo.jp/okada1952/entry-11672548768.html◎8年ぶりに吾妻渓谷(群馬県長野原町)を散策してきました。(11月7日の日記)。http://ameblo.jp/okada1952/entry-11674477706.html◎志賀草津道路経由で白根山へ。湯釜、そして広大な眺望に感動しました。(11月8日の日記)。http://ameblo.jp/okada1952/entry-11676712768.html
2013.11.11
コメント(0)
☆10月19日から3日間、学生時代の友人の別荘(別宅)でしろうと自然科学者を含むクラスメイト3人が1年ぶりに交流しました。☆友人の一人が、手作りヨーグルトをお土産に持ってきました。生きている自然観察になり、生命の力を実感できるので、作り方を教えてもらい、早速作ったヨーグルトを持ち帰りました。☆持ち帰ったヨーグルト菌を利用して手作りヨーグルトを作るため、近所のスーパーでガラスの瓶と成分無調整牛乳を購入しました。☆ガラス瓶を熱湯消毒し、牛乳を注ぎ、持ち帰ったヨーグルトをスプーン1杯分入れ、蓋をして混ぜ合わせました。常温で、電気ポットと炊飯器の間が適温だというので、一晩置いておきました。☆翌日の朝、瓶の蓋を開けてみると、ヨーグルトが出来上がっていました。☆味もまずまず、近所の農家が生産・販売しているブルーべりジャムとともにいただきました。☆雑菌が入らないように、発酵容器やスプーンなどを熱湯消毒することが大切ということなので実行しています。菌は冷凍保存しておくこともできるそうなので、工夫してみようと思います。「不快な臭いがする」「固まらず分離している」「味見して変だと感じる」などは、失敗した時だそうなので、その時は新たにヨーグルト菌を入手して続けてみたいと考えています。☆一晩でヨーグルト菌が牛乳を乳酸発酵させるという生命の力、生命力を実感する自然観察でした。
2013.10.31
コメント(4)
◎写真掲載方法も植物の種名もわからないものが多い中で出発◎☆しろうと自然科学者のブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」のアクセス件数が、10月3日5時57分に5万件を超えました。2012年2月28日に開設して以来583日目です。※クリックすると鮮明な画像になります。☆楽天ブログのフォロワーが103人、楽天ブログで「お気に入りブログ」に登録してくれている方が21人、毎日のアクセス件数は80~110件でブログ開設以来の平均アクセス件数は86件/日です。毎日のように「コメント」や「ナイス」があり、多くの方に励まされて続けることができました。ありがとうございます。☆写真の掲載の仕方もわからず、植物の種名もわからないものが多い中での出発でした。ブログ開設初日の2012年2月28日には、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけたニホンズイセンとロウバイの花を紹介しました。☆ニホンズイセン(2012年2月28日AM7:04撮影)。☆ロウバイ(2012年2月28日AM7:13撮影)。☆ブログ開設2日目の2月29日は、朝から雪が降り、雪の中のフクジュソウの花を紹介しました。(2012年2月29日AM9:47撮影)。☆ブログ開設にあたっての挨拶を、2月29日の日記に掲載しました。■定年退職になり商売人からしろうとですが自然科学者に戻りました■ 中学・高校・大学と自然科学を専攻していましたが、職業は営業職を選択し、2月初旬をもって定年退職しました。仕事の合間に、山野草など自然観察を続けてきましたが、本格的に再開したいと思っています。そこで、ブログを始めることにし、自然観察を毎日書き込むことにしました。「しろうと自然科学者」で、お付き合いいただきますので、よろしくお願いします。◎本棚などの片付けの中で16年前の自然観察記録開始を発見◎☆居住している立川市で11月から「燃やせるゴミ」「燃やせないゴミ」の収集が有料化されるのを機会に、本棚などの片付けを始めています。その中で、1冊の古いノート「自然観察写真ノート」を見つけました。☆もっとも古い自然観察記録は、1997年9月6日「鳩ノ巣荘近辺にて」でした。当時の手帳を見ると、9月6日・7日と1泊2日で奥多摩の鳩ノ巣荘に宿泊していたことがわかりました。ちょうど16年前に、「趣味らしい趣味として」(1998年4月5日のノート)自然観察を始めたことを確認でき、懐かしく思い出すことができました。乱雑な手書き文字ですが、記録として掲載し残しておくことにします。■新たな発見の喜びや感動、あくなき探究心など、初心を忘れないために■☆自然観察を初めて1年目、今から15年ほど前の1998年11月22日のノートです。身近な植物への気づき、新たな植物との出合い、発見の喜びや感動、あくなき探究心など、当時の気持ちが率直に書かれています。これも、乱雑な手書き文字ですが、初心を忘れないために記録として掲載し残しておくことにします。☆ブログアクセス件数が5万件を超えるという区切りの時期に、たまたま古い「自然観察写真ノート」を見つけることができ、懐かしさとともに今後とも自然観察を継続していきたいという気持ちを新たにしました。
2013.10.04
コメント(6)
☆高校のクラス会出席のため、9月14日に大洗港からフェリーで出発、15日から22日まで北海道で過ごしました。22日に苫小牧港からフェリーに乗り、23日に帰宅しました。15日・16日以外は天候に恵まれ、14日の自宅出発から23日の帰宅まで約2,500キロメートルのドライブ旅行を楽しみました。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。☆屈斜路湖を中心に大パノラマが見える美幌峠に行きました。標高490メートルの美幌峠から見た屈斜路湖です。屈斜路湖は、日本最大(世界第2位)のカルデラ湖です。中央に見えるのは、中島です。屈斜路(クッシャロ)湖の名は、アイヌ語のクッチャル(沼の水が流れ出る口)に由来するそうです。☆同じ美幌峠で、屈斜路湖の反対側を振り返ると、広大な笹原が広がっています。樹木が少ないのは、屈斜路湖から吹き上げる風が強いからでしょうか。なお、美幌(ビホロ)の名は、アイヌ語のビボロ(水多く大いなる所) に由来するそうです。☆摩周湖第1展望台から見た摩周湖です。今年も「霧の摩周湖」ではなく、はっきりと見ることができました。日本で最も透明度の高い湖です。手前の白樺林、湖の色、奥の摩周岳が、何とも神秘的な光景です。湖面に小さく見える島は、カムイシュ島です。☆第1展望台の屋上から見た摩周湖。左側から右側へ、4枚の写真を撮ってみました。1枚目は、第1展望台から見た摩周湖の左端です。☆2枚目は、視線を右に移し、カムイシュ島と摩周岳。☆3枚目は、さらに視線を右に移し、摩周岳の全景。☆4枚目は、さらに視線を右に移し、第1展望台から見た摩周湖の右端です。☆摩周湖は透明度が高く、急激に深くなっているため、晴れた日には青色以外の光の反射が少ないので、晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれるそうです。なお、摩周(マシュウ)の名はアイヌ語由来ではなく、語源は定かでないそうです。☆今も噴煙をあげる活火山の硫黄山(アトサヌプリ)です。アトサヌプリの名は、アイヌ語のアトュサ(裸である)とヌプリ(山)に由来するそうです。溶岩や硫黄に覆われた火山のことだそうです。☆網走市の天都山から望む斜里岳です。標高1,547メートル。斜里(シャリ)の名は、アイヌ語で「葦の生えた湿原」に由来するそうです。☆北海道らしさを感じさせる川湯温泉近くの白樺並木です。
2013.09.30
コメント(4)
☆商船三井さんふらわー札幌は、苫小牧港に向けてただ今出発しました。☆苫小牧港まで19時間の旅です。
2013.09.14
コメント(0)
急な訪問先の新潟県下越地方は、雪はわずかでした。さすがに、中越地方・上越地方は大雪でした。関越自動車道の関越トンネルを抜けると、雪は少なくなりました。立川も、マンションの北側は、先日の雪がまだ残っています。
2013.01.30
コメント(0)
☆急用のため、自然観察日記を数日間お休みします。数日後に再開しますので、よろしくお願いします。
2013.01.28
コメント(2)
明けましておめでとうございます。☆ウォーキングコースの途中、東京都立川市から望む富士山です。2012年ウォーキングコースの「松竹梅」です。☆松は、ウォーキングコースで幹の直径が50cmの赤松です。☆竹は、ウォーキングコースの竹林です。☆梅は、ウォーキングコースの公園で咲いていた梅です。しろうと自然科学者のウォーキングコースです。☆4月5日。まだ、新芽が芽吹いてきていません。☆4月22日。雑木林が芽吹き始め、萌木色のウォーキングコースです。☆5月21日。すっかり新緑のウォーキングコースです。☆10月20日。少しだけ葉の色が変わり始めました。☆11月21日。秋の気配が漂いはじめたウォーキングコースです。☆12月6日。雑木林がすっかり色づいたウォーキングコースです。☆12月25日。葉がすべてなくなったウォーキングコースです。自然観察日記をよろしくお願いします。☆昨年2月28日に始めたしろうと自然科学者の自然観察日記です。ウォーキングコースを中心に、自然観察の内容を紹介しながら、山野草などについて学んできました。500種をこえる動植物を紹介しましたが、まだまだわからないことばかりです。たくさんの皆さんに、多くのことを教えていただきました。☆昨年10カ月間の自然観察、11月から始めた自然観察の振り返りと整理、これはしろうと自然科学者の大きな財産になりました。これを土台に、謙虚に忍耐強く自然観察を続けていきます。よろしくお願いします。
2013.01.01
コメント(6)
☆楽天ブログスタッフから、次のメールが届きました。しろうと自然科学者さんのブログを、「Pickup楽天ブログ」に選ばせていただきました。しばらくの間、楽天ブログトップ画面の「Pickup楽天ブログ」の欄にしろうと自然科学者さんのブログが掲載されます。http://plaza.rakuten.co.jp/これからも、よい記事の投稿をよろしくお願いいたします。☆楽天ブログトップ画面の「Pickup楽天ブログ」の欄を見ると、「しろうと自然科学者の自然観察日記【趣味】綺麗な植物の写真が沢山」と紹介されていました。☆ありがとうございます。これを励みに、引き続きブログを続けていきます。
2012.10.18
コメント(14)
☆「北海道の景色」その1は、道南の登別温泉・昭和新山・地球岬などを10月8日の日記で紹介しました。☆北海道の紅葉は、今年は8月・9月の高温のため、色づくことができませんでした。☆そこで、今回は、道東の北海道の景色を中心に紹介します。☆黒岳5合目、ロープウェイ駅から北東の方向を見た景色です。中央に見える白樺の幹、背景の雄大な景色は、やはり北海道を実感します。☆中央の白樺は黄色に色づくはずですが、暖かい日が続いた後に急に気温が下がったので、茶色に変色してしまっています。右下に赤く見えるのは、ナナカマドの紅葉です。☆黒岳5合目に咲いていたエゾリンドウです。気温は下がっていましたが、群落を作り咲いています。エゾオヤマリンドウも咲いていましたが、これは茎先以外にも花が咲いているので、エゾリンドウでしょう。☆周りの草花が枯れている中で、エゾリンドウの花の紫色が、ひときわ鮮やかです。エゾリンドウは、リンドウ科リンドウ属の多年草です。☆屈斜路湖を中心に大パノラマが見える美幌峠に行きました。標高490メートルの美幌峠から見た屈斜路湖です。屈斜路湖は、日本最大のカルデラ湖で、湖畔には多くの温泉がわき出しています。中央に見えるのは、中島です。☆今も噴煙をあげる活火山の硫黄山です。標高512メートルです。☆第1展望台から見た摩周湖です。幸運にも「霧の摩周湖」ではなく、はっきりと見ることができました。日本で最も透明度の高い湖です。☆第1展望台の屋上に上がってみました。手前の白樺林、湖の色、奥の摩周岳が、何とも神秘的な光景です。晴れた日の湖面の色は、「摩周ブルー」と呼ばれるそうです。湖面に小さく見える島は、カムイシュ島です。摩周岳は、標高855メートル。☆摩周湖から阿寒湖に向かう途中、双岳台から見える左奥は雌阿寒岳、右手前は雄阿寒岳です。☆雌阿寒岳です。標高1,499メートル。活発に活動している活火山で、最近では2006年3月に小規模噴火を起こしています。日本百名山に選定されています。☆雄阿寒岳です。標高1,370メートル。☆双岳台から、さらに阿寒湖に向かうと、双湖台から右手前のペンケトーと左奥のパンケトー、2つの湖が見えます。ペンケトーの湖水は、パンケトーを経て阿寒湖に流れます。☆右手前のペンケトーは、北海道の地図の形に似ています。ペンケトーの名は、アイヌ語で「ペンケ・トー」(上の(上流の)・湖)に由来します。☆左奥のパンケトーは、ペンケトーの数倍の大きさですが、森の陰で一部しか見えません。パンケトーの名は、アイヌ語で「パンケ・トー」(下の(下流の)・湖)に由来します。☆以上、道東の景色を中心に紹介しましたが、例年のように紅葉になっていれば、さらに素晴らしい景色になっていたと思います。
2012.10.13
コメント(2)
☆10月4日に、茨城県大洗港を出発した北海道の旅。2泊3日にわたる大学クラスメイトとの交流と観光、実家への帰省、親戚訪問、父との2日間のドライブ観光旅行など、充実した日々でした。☆また、昨年5月に緊急入院・手術した母が、1年半に渡る治療とリハビリの入院生活を終えることになりました。10月4日、入院先の病院を退院して老人ホームのショートステイに移り、11月初めには帰宅できる予定になったことも、大きな知らせでした。☆北海道で、唯一残念だったことは、期待していた北海道の鮮やかな紅葉が見られなかったことです。たとえば、今年の層雲峡は、木々の緑が青々としており、赤く見えたのは、ナナカマドとヤマブドウだけでした。☆この写真は、ちょうど7年前に北海道を旅行した時の層雲峡の紅葉です。山一面が、赤や黄色に色づいています。(2005年10月13日撮影)。☆今日の日の出は、岩手県大船渡沖で5時39分です。これは、フェリーの甲板から5時54分に撮影したものです。☆次は、それをズームアップしたものです。☆日が昇るとともに、雲が右から左に(南から北に)次第に移動してきます。(5時56分撮影)。☆上空の雲が、かなり移動してきました。(5時58分撮影)。☆上空の雲が、左に通り過ぎていきます。(6時00分撮影)。☆太陽が、水平線近くの雲から、顔を出しました。10月12日の本格的なスタートです。(6時02分撮影)。☆9日ぶりの帰宅です。ウォーキングコース(玉川上水)の景色は、すっかり様変わりしているでしょうか。今後、どんな自然観察ができるか、楽しみです。
2012.10.12
コメント(0)
☆朝6時12分。陽が昇り始めた東の空です。☆同じく西の空。☆朝晩の冷え込みが厳しく、実家の裏山も色づき始めました。☆北海道の内陸では、平地でも氷点下にまでなるところがあります。遅れている紅葉も、急速に進みそうです。
2012.10.09
コメント(0)
☆大学のクラス会の宿泊は、登別温泉でした。明治時代に温泉宿が設けられてから、観光地として発展してきました。☆地獄谷です。地獄谷は、爆発火口の跡で、ガスと高温の温泉が噴き出しています。遊歩道を進むと、30分おきに80度の温泉が噴き出す間欠泉があります。☆地獄谷近くの公園の間欠泉です。これは、3時間ごとに温泉が噴き出すそうですが、写真は噴き出し初めで1メートル程度です。☆昭和新山です。昭和新山は、火山活動にともなって1944年1月から隆起し始め、1945年まで活発な火山活動を見せた溶岩ドームです。標高398メートル。☆有珠山ロープウェイから見た昭和新山です。☆有珠山です。有珠山は、高さ737メートルで、20世紀に4回も爆発した活火山で、最近では2000年に爆発しています。有珠山ロープウェイで山頂駅まで約6分で、昭和新山・洞爺湖・噴火湾など雄大な景色を眺望できます。☆1977年の噴火でできた銀沼大火口です。☆有珠山で見かけた紅葉が始まったナナカマドです。ようやく「小さい秋見つけた」気分です。☆今年は気候の関係か、赤い実が見えません。☆室蘭市にある地球岬(チキウ岬)です。「北海道の自然百選」(1985年、朝日新聞社)で首位に選ばれた景勝地です。水平線が円弧を描いて見えますが、犬吠崎の「地球が見える丘」よりは眺望が狭い感じでした。なお、地球岬の名は、眺望から名付けられたのではなく、アイヌ語の「ケプチ」(断崖)に由来し、ケプチが訛った「チキウ」への当て字だそうです。☆地球岬から左に有珠山、右に昭和新山が見えます。間に見える高い山は羊蹄山なのでしょうか。☆途中の展望ステージから見た海岸線です。奥に鳴り砂海岸やイタンキ岬が見えます。☆鳴り砂海岸から見たイタンキ岬です。イタンキ岬の名は、アザラシの岩に由来するそうです。鳴り砂海岸の砂は、残念ながらなりませんでした。☆新千歳空港近くのウトナイ湖です。渡り鳥の中継地点になっており、マガンやヒシクイがたくさん渡来してきており、昨日10月7日にコハクチョウが今年初めて確認されたそうです。☆昨日10月7日のクラス会メンバーによる観光を、足早に振り返ってみました。本格的な秋は、8月・9月の高温のため、大幅に遅れています。☆北海道にいる今日を含めた4日間で、本格的な秋に出合えるでしょうか。
2012.10.08
コメント(6)
☆10月4日、フェリーは1時間半遅れて出港しました。苫小牧港到着は、2時間半遅れました。☆大洗港に遅れて入港し、出港が遅れた「さんふらわあふらの」です。☆これが、10月7日の北海道登別温泉の「紅葉!?」です。いつもなら、赤や黄色が鮮やかな山々なのに、未だに緑一色です。8月・9月の高温のため、紅葉は大幅に遅れています。☆明日からは、北海道の雄大な景色を紹介することにします。帰宅するまでに、北海道の紅葉を見ることができるのでしょうか。
2012.10.07
コメント(0)
☆9月13日から15日までの3日間、箱根に行きました。箱根は、東京よりも秋の気配が深まっており、箱根湿生花園などで数多くの山野草に出合うことができました。写真整理の途中ですので、今日は番外編です。☆『世界を知る101冊―科学から何が見えるか』(海部宣男著、岩波書店、2011年)を読みました。☆著者の海部宣男氏は、放送大学教授、国立天文台名誉教授で、ハワイ島のマウナケア山頂のすばる望遠鏡(1999年観測開始)の完成に携わった天文学者です。☆この本は、海部宣男が、毎日新聞の「今週の本棚」に書いた書評の中から、101冊を選んだ「楽しい読書へのいざない、そして科学全般への総合的なガイド」(あとがき)を意図したものです。☆書評の本の書評を書くことはできませんので、目次の項目をあげて内容紹介とします。※数字は時計数字ですが、環境依存文字なので変更しました。1 サイエンス――世界を「知る」ということ2 人 間――私たちはどこから?3 生 命――この不思議なもの4 科学の冒険者たち――好奇心を抱きつづけて5 ちょっと息抜き――文系世界を楽しむ6 歴史と文化――人間の歩みをたどる7 現代社会と科学――矛盾はなぜ生まれる?8 未 来――科学から見えてくるもの☆最近の問題意識との関連で、印象に残ったところをメモしておきたいと思います。◎科学は、私たちにとって楽しいもの(「コラム1」、35ページ)◎ 科学とは、私たちが住んでいるこの世界自然、人間、社会、そして宇宙をも、「知る」という人間の営みだ。科学は、「役に立てよう」というよりもまず、「知りたい」という動機によって進むものである。……… 私たち人間は、「知りたがりの動物」である。新しい事実、新しい世界を知ることで興奮し、わくわくする。だから科学は、私たちにとって楽しいものなのだ。◎知りたがりという特性を活かし未来を切り拓く(「あとがき」、251ページ)◎ ………自然を正しく知らなければ、また私たち人間が自然に対して何をしているかを知らなければ、人類文明の未来は闇である。未来のために科学に基づいた賢い政策をとれるよう、日本社会も、科学に基礎をおいた組織・システムに変わってゆくことが必要だ。そのために科学者自身も広い視野を持たねばならない。「知りたがりの動物」である人間は、知りたがりという特性を活かすことでしか、困難な未来を切り拓いていくことはできないのである。※番外編の番外編※中学校恩師S先生による15歳のしろうと自然科学者の似顔絵(1967.3.14)※☆自然を知り楽しむということとともに、人類の未来のために科学を活かしていくこと。身近な自然観察とともに、東日本大震災、原発事故、生物多様性、地球温暖化など、私たちを取り巻く大きな自然について科学的に広い視野を持つことの大切さ。自然科学や科学について、改めて広く深く考えることができました。☆最初に引用した「楽しい読書へのいざない、そして科学全般への総合的なガイド」(あとがき)として、大いに参考になりました。
2012.09.16
コメント(2)
☆8月に入って、猛暑日・真夏日・熱帯夜が続いていました。オリンピックと熱帯夜で、日本国中が寝不足でした。立秋を過ぎて、少しだけ過ごしやすくなったようです。☆庭の野菜畑も芝生も、雨が降らずカラカラです。乾燥に強いトマト、暑さに強いゴーヤが元気です。☆そこで、今回は息抜きで、自然科学に関する笑い話です。ラジオで聞いたもの、大学で先輩に教えられたもの、本で読んだものなどです。☆動物分類学に関する笑い話-人類は哺乳類。では、キツネとタヌキは?☆☆2月4日、NHKラジオを聴いていたら、こんな話があり、メモしました。紹介にあたり、再構成しています。先生「人類は、動物分類学では何類かな?」生徒「哺乳類でしょう。」先生「それでは、クマはどうかな?」生徒「やはり、哺乳類でしょう。」先生「それでは、キツネとタヌキは何類かな?」生徒「やはり、哺乳類でしょう。」先生「いや、キツネとタヌキはメンルイ(麺類)だよ」生徒「………………。」☆軟体動物の手と足-タコの8本の足から2本の手を見分ける方法は?☆☆今から40年前、大学の理学部生物学科の先輩が教えてくれたイカ・タコ生物学です。先輩「イカとタコの足と手を簡単に見分ける方法を教えてあげよう。」後輩「ありがとうございます。」先輩「まず、イカは10本の足があるが、そのうち2本が長いので、それが手で、残り8本が足だよ。」後輩「それは、わかります。」先輩「ところが、タコは8本の足が全て同じ長さなので、見た目ではわからないが、簡単に見分ける方法がある。」後輩「ぜひ教えてください。」先輩「その方法とは、棒を持って、タコの頭を思いっきり叩くんだよ。」後輩「それで?」先輩「そうすると、頭が痛いので、思わず2本の手で頭をおさえる。その2本が、まぎれもなくタコの手だよ。」後輩「本当ですか?」先輩「ウソに決まってるよ。」後輩「………………。」☆物質の状態について-水蒸気は気体、水は液体、それでは氷は?☆☆これは、固定的な観念を持たずに柔軟な思考を持つべき例としてビジネス書で紹介されていました。紹介にあたり、再構成しています。上司「それでは、君の思考方法の柔軟度を試してみよう。」部下「よろしくお願いします。」上司「物質の状態についての質問。水蒸気は、何体かな?」部下「それは、気体でしょう。」上司「それでは、水は、何体かな?」部下「当然、液体でしょう。」上司「そこまでは、いい。では、氷は、何体かな?」部下「当然、固体でしょう。」上司「そういうのを、固定的な観念と言うのだ。もっと柔軟に考えないと。」部下「???」上司「氷は、コタイ(固体)でなくツメタイ(冷体)だよ。」部下「………………。」上司「物事は、常識的な固定観念で考えずに、柔軟に機転をきかせて考えるようにしなさい。」☆柔軟な思考とユーモアを持って、自然観察を続けていきたいと思います。何といってもプロではなく、あくまで「しろうと自然科学者」ですので。
2012.08.10
コメント(1)
☆定年退職を契機に始めたブログ「しろうと自然科学者」ですが、アクセス件数が半年間で累計1万件を超えました。多いのか少ないのかわかりませんが、1日平均のアクセス件数は62件と表示されています。☆コメントしていただいたり、植物や昆虫の名前を教えていただいたり、ナイスで励ましていただいた皆さんにお礼申し上げます、ありがとうございました。このフッキソウも、2年前に見かけて写真を撮っていたのに気付かず、今年の北海道出会いめぐり会い自然観察の旅で教えていただきました。☆2月28日のフクジュソウが、最初でした。植物などの紹介にあたっては、写真とともに、分類、和名の由来など、自分自身の勉強のために調べてきました。☆山野草や花の写真など、共通するジャンルの皆さん30人以上のブログを毎日見て、とても参考になり勉強になっています。☆「しろうと自然科学者」の自然観察日記ですので、毎日のウォーキングを中心に、見かけた山野草などの植物、野鳥、昆虫など、地道に観察し紹介してきました。☆時には、番外編を掲載して、何とか毎日欠かさず掲載するようにしてきました。☆園芸植物も一部掲載していますが、大部分は山野草・雑草なので、秋の季節、とくに冬の季節は花もほとんどなくなると思います。自然観察日記として、まわりで見かけた自然について、紹介し続けていきます。
2012.08.08
コメント(3)
☆今朝、お気に入りブログをチェックしていたら、ある方のブログに「悪性の腫瘍が見つかりました」というのがありました。☆この方は、「しろうと自然科学者」をお気に入りブログに登録してくれて、「コメント」や「ナイス」で励ましてくれましたし、植物や写真・料理などブログの魅力や楽しさを教えてくれている方です。とても感謝しています。☆何か励ましと思いましたが、良い知恵もないので、書斎の本棚を見たら、6年前に読んだ『あきらめない』(鎌田實著、集英社、2003年第1刷)がありました。改めて、読み直してみました。☆「あとがきにかえて」に、「命はその人のものだ。どんな悲しみがあっても、どんな苦しみがあっても、たった一回の人生を丁寧にいきていくためには、何があっても、人生をあきらめないことが大事だと、たくさんの人から教えられた。」「読んでいただいた方々に、少しでも勇気と元気のおすそわけができたのなら、うれしい。」と書いてありました。☆このブログをご覧になり、機会がありましたら、『あきらめない』を手に取ってみてください。
2012.08.02
コメント(1)
☆今年101歳になる詩人・柴田トヨさんの詩集『くじけないで』に「貯金」という詩(60ページ)があります。私ね 人からやさしさを貰ったら心に貯金をしておくのさびしくなった時はそれを引き出して元気になるあなたも 今から積んでおきなさい年金よりいいわよ☆この詩を読んで、「心に貯金を」という言葉が、深く心に残りました。☆優しくされたこと、親切にされたこと、嬉しかったこと、幸せに思ったこと、それを心に貯金しておこう。まわりに優しくしようと思った時、自分が大変な時や困った時、その貯金の一部を引き出して使ってみよう。みんなが幸せになれるし、この貯金は引き出しても決して無くなることはない。それどころか、この貯金は利子がついて増えていくのではないだろうか。☆自分なりに、こんなふうに解釈してみました。詩集『くじけないで』を、ぜひ読んでみてください。
2012.07.30
コメント(1)
☆連日、猛暑日が続いており、自然観察もそこそこに、室内で涼んでいます。☆ウォーキングコースでトンボを見かけました。昆虫は詳しくありませんが、ハグロトンボのようです。すぐに飛び去ってしまい、写真は1枚だけでした。ウォーキングついでの自然観察で、携帯できるコンパクトデジタルカメラでは、これが限界でしょう。☆ハグロトンボは、本州・四国・九州に分布するカワトンボ科アオハアダトンボ属の昆虫だそうです。ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)の名は、文字通り羽が黒いトンボでしょうか。☆なお、この写真は、トンボの体が緑色の金属光沢があるので、雄のようです。「読んだこと、聞いたことは忘れるが、調べたこと、考えたこと、書いたことは記憶に残る。」のを実感しています。☆ブログ開設(2月28日)して、5カ月間がたちました。この言葉は、以前、本で読んで記憶しているのですが、ブログを通して言葉の意味を実感しています。☆自然観察で、植物を必ず図鑑やネットで調べ、判別の難しい種の区別・特定のために悩み考え、最終的にブログの原稿(全てワードで書いて推敲し修正)を書く作業を繰り返しています。☆「読んだこと、聞いたことは忘れるが、調べたこと、考えたこと、書いたことは記憶に残る。」この言葉を励みに、「しろうと自然科学者」であることを自覚し、奥深く尽きることがない自然への理解を、一歩一歩深めていきたいと思います。
2012.07.28
コメント(3)
☆ビジネスマン時代に愛読書だった『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司著、あさ出版、2008年)に、禅宗のお坊さんの話として、「人間が幸福に感じる4つの条件」というのがありました。1.人に愛されること。2.人にほめられること。3.人の役に立つこと。4.人に必要とされること。※2・3・4の3つの幸福は、働くことによってこそ得られる。☆これは、心にとても深く残った言葉でした。☆定年退職に際し、会社幹部の方が工場に勤務する方を集めて、最後の勤務の日に挨拶して欲しいということでした。そこで、5項目の挨拶の中で、第4項目を次のように話しました。◎定年退職にあたっての挨拶(2011年12月28日)から◎◎第4に、働くことと人間の幸せ、人間的成長についてです。・働くことと人間の幸せとはなにか、禅宗のお坊さんは「苦労しながらでも会社で働くことの方が、幸せに決まってるでしょう。」と言っています。・禅宗のお坊さんは、「人間の幸福とは、1.人に愛されること、2.人に褒められること、3.人の役に立つこと、4.人に必要とされること、この4つです。」と4つの幸せを挙げています。・このうち、「2.人に褒められること、3.人の役に立つこと、4.人に必要とされることの3つの幸福は働くことによって得られる。」と言うのです。・人間にとって、生きていて本当に幸せと心から感じることができるのは、働いているとき、働いているからこそ感じることができるということです。・皆さんも、○○社に入社して働き始めた動機は様々でしょうし、お見かけしたところ皆さん幸せそうに見えます。・働いている中では、悔しい思いをしたり、腹が立ったりすることもあるでしょう。しかし、そうしたことを通して人間的に成長したり、かけがえのない友達ができたり、人生勉強できたり、中には一生涯の伴侶を見つけた人もいるのです。・ですから、苦労はあっても働き続けることによって、生きがいや、より大きな幸せを感じることができるのだということ、人間的に成長することもできるのだということ、そのことを心に刻んで働き続けて欲しいと思います。☆正社員とともに、パート・アルバイト・派遣社員など非正規雇用の方が多いので、励ましを込めた挨拶でした。この挨拶をしてから、6カ月半がたってしまいました。☆「しろうと自然科学者」は、新たな人生の中で、「人間が幸福に感じる4つの条件」を追求しています。もちろん、現在も幸せです。
2012.07.19
コメント(1)
☆今日はゴルフなので、ウォーキングはありませんでした。☆そこで、番外編で人間関係を円滑にする相づち「神様ナイス」(「か」「み」「さ」「ま」「な」「い」「す」)です。☆コミュニケーション、会話で大切なことは、相手の話を肯定し評価し褒めることです。☆サラリーマン時代に、ビジネス書で読んだのですが、書名は忘れました。ですから、これは「しろうと自然科学者」のオリジナルではなく、ビジネス書の引用・紹介であることをお断りしておきます。☆「か」― 感謝、感動、感激しました。☆「み」― 見事ですね。☆「さ」― さすがですね。☆「ま」― 真似したいですね。☆「な」― なるほど。☆「い」― いいですね。☆「す」― 素晴らしい。☆これは、研修などで紹介しましたが、好評でしたし、「しろうと自然科学者」は、今も心がけています。☆肯定され、評価され、褒められたら、会話がはずむことは間違いありません。やってはならないことは、無関心や否定です。
2012.07.06
コメント(2)
☆他の方のブログを見て、「ブログ通信簿サービス」試してみました。☆「ブログ通信簿サービス」で検索すると、出てきます。最新のブログ10件を自動的に分析するので、結果は毎回変わります。【通信簿の見方】※ホームページから転載させていただきました。⇒は、「しろうと自然科学者」の自己評価・コメントです。○ブログ性別とブログ年齢・ブログ性別とブログ年齢は、ブログに書かれた内容や言葉遣いなどから自動的に推定されます。・例えば、実際には20代の方でも、40代がよく話題にする内容を書いていると40代と判定されます。また、言葉遣いが女性っぽいと女性となります。 実際のブログ作者のプロフィールを示すものではありません。⇒「男性」はOK。⇒ブログ年齢は「31」ということですが、実年齢の半分ですが、ブログはビギナーであり、文章は簡潔・明瞭を心がけていますので、妥当かもしれません。○主張度・主張度は、ブログにどれだけ自分の意見や感情などを書き込んだかによって決まります。「5」が最もこのような傾向が強いことを表します。⇒「1」は、控えめに自己主張などしていませんので、妥当でしょう。○気楽度・気楽度は、ブログの中にある、ポジティブな表現とネガティブな表現との比率によって決まります。例えば、「楽しい」などポジティブな内容がたくさん書かれている場合は「5」になります。⇒「3」は、山野草・雑草など地味な内容なので、妥当でしょう。○マメ度・マメ度は、ブログの更新頻度によって、判定されます。更新頻度が高くなると「5」になります。⇒「4」は、毎日更新しているので、物足りない評価です。○影響度・影響度は、あなたのブログがどの程度引用されたかを統計処理して算出されます。最高が「5」です。⇒「2」は、時々しか引用されていないので、妥当でしょう。○通信欄・主張度、気楽度、マメ度、影響度から総合的に判断しています。また、「話題」や「目指すべき職業」も文書の内容から推定しています。⇒読書好きで蔵書4,000冊、「図書委員」は、あっているかもしれません。⇒目指すべき職業「花屋さん」は、ガーデニングもやっているので、向いているかもしれません。
2012.07.03
コメント(2)
☆今日は大雨なので、ウォーキングはありません。そこで、番外編として、「『笑顔』について」です。☆画像は、4月25日の日記でも紹介した「しろうと自然科学者」の似顔絵です。画像処理したので、見えない画像がありましたら再アップしますので、コメントで連絡してください。1.仏教では、「無財の七施(ななせ)」の一つが笑顔。☆仏教では、地位や財産がなくても、誰もがいつでも容易にできる布施の行、それを「無財の七施」といいます。その第2が和顔施(わげんせ)で、いつもなごやかで穏やかな顔つきで人や物に接することだそうです。2.イスラム教では、他人への最初の奉仕が笑顔。☆これは、いつもウォーキングで聞いているNHKラジオで話されていたものです。また聞きなので、正確なことはわかりません。3.脳科学では、笑顔が大脳に作用して前向きの知恵が出ることがわかっている。☆『脳を活かす生活術』『脳を活かす仕事術』『脳を活かす勉強法』など数多くの著書がある脳科学者茂木健一郎氏によれば、どんなに困難で苦しい時でも笑顔でいれば、笑顔が大脳に作用して前向きの知恵が出ることが科学的に証明されているそうです。4.笑顔の英語「スマイル」には、運を呼び込むという意味がある。☆ビジネス書で読んで、記憶していることです。☆本棚にある『新英和中辞典』(研究社、1972年)によると、「<運・機会が>開ける、向く」とあります。5.笑顔でいると、実際の年齢より3歳は若く見えると言われている。☆これも、ビジネス書で読んだものです。今から20年以上前ですが、社内の研修会で紹介して反響がありました。6.笑顔でいると、男性は優しく見える、女性は綺麗に見える。優しい人はもっと優しく見え、綺麗な人はもっと綺麗に見える。☆これも、ビジネス書で読んだものです。時期は、思い出せません。☆以上、「『笑顔』について」を、6項目で書いてみました。「しろうと自然科学者」は、いつもこれを思い返しながら、人生に、自然観察に取り組んでいます。☆手前味噌ですが、効果は抜群だと確信しています。
2012.06.22
コメント(1)
☆ウォーキングコースで見かける日帰り入浴施設。よく見ると、「天然温泉源泉かけ流し」ののぼり旗と看板が追加されていました。☆ホームページで検索すると、次のように書いてありました。☆「平成22年5月に地下1,800mから湧出しました。この温泉の泉質は、単純温泉の中でもpH8.5以上をクリアした「アルカリ性単純温泉」に分類され」るそうです。☆思い出せば3年前頃、温泉を掘るための櫓が組まれ、温泉掘出し中の看板が掲示されていました。☆「温泉」とは、何なのでしょうか。『温泉で健康になる』(飯島裕一著、2002年、岩波書店)を、見てみました。☆法律による温泉とは、「地下からわき出す水、水蒸気、ガスで、温度が25度以上あるもの」。または、「決められた18種類の成分のうち1種類以上を基準以上含んでいる。あるいは総量が基準以上ある」と定義されているそうです。☆今度、機会を見て、一度入浴してみたいと思います。
2012.06.20
コメント(0)
☆「キンギョソウ」を見て考えたこと。☆朝、ウォーキングコースの道端でキンギョソウを見かけました。写真を撮りながら、思い出したことがありました。☆近所のGさんの4歳になるお孫さんが、「キンギョソウ」という言葉を覚えていて、どうやら、それはナガミヒナゲシのことを指しているということでした。☆今朝、そのことを思い出しながら考えたことは、名前が正しいかどうかではなく、4歳の子どもが花に関心を持って「キンギョソウ」という言葉を覚えていることは、素晴らしいことではないかということです。そのことは、褒めてあげたいと思いました。☆キンギョソウは、南ヨーロッパから北アフリカ原産のゴマノハグサ科キンギョソウ属の多年草です。☆キンギョソウ(金魚草)の名は、金魚のような花を咲かせることに由来するそうですが、確かに、花びらの形はリュウキンなどの金魚が尾びれを動かしている様子に似ているようです。☆写真は、30年前に金魚を飼っていた時に参考にした『金魚飼い方のすべて』(日本文芸社、1982年)のカバーです。右がリュウキン、左がアズマニシキですが、キンギョソウの花びらが広がる様子が、この金魚の尾びれに似ているように思えます。☆子どもの認識の発達や成長について、専門的なことは分かりませんが、さまざまなことに興味や好奇心を持つことは、いいことではないかと思いました。間違いを否定・指摘するのではなく、関心を持ったことを褒め、そういう気持ちを伸ばしていってはどうかと思いました。もちろん、正しい知識は機会を見て教えてあげることが必要でしょうが。☆私は「しろうと自然科学者」ですが、4歳から植物に関心を持っていることからすると、将来は本物の自然科学者になるかも知れません。☆「興味や好奇心を持つこと」を考えていた時に、若々しさを保つための「カ」「キ」「ク」「ケ」「コ」を思い出しました。☆若々しさを保つための「カ」「キ」「ク」「ケ」「コ」。☆これは、女優の小山明子さんが講演で話したことを、知人から聞いたものです。☆「カ」感動。「キ」興味。「ク」工夫。「ケ」健康。「コ」好奇心。☆若々しく生きていくためには、小説でも映画でも人生の出来事でも心から感動するというみずみずしい感受性が必要でしょうし、新しいことに興味や好奇心を持ち、さまざまな工夫を行うこと、そして健康であることが前提として欠かせないでしょう。☆語呂合わせですから、若々しさを保つために、これが必要十分条件だとは思いませんが、心がけていることです。☆ついでに、成長・成功する人間の「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」も紹介しておきます。☆成長・成功する人間の「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」。☆これは、関西で中小企業向けの経営情報誌を発行している方が、成功している経営者の人物像を分析する中から、その特徴を整理してみたものです。☆ウォーキングの際に、いつも聞いているNHKラジオで紹介されていたのを覚えたものです。☆「ア」明るい人。「イ」意志が強い人。「ウ」運を切り開く人。「エ」縁を大切にする人。「オ」大きな夢を持っている人。☆これも語呂合わせですが、大いに納得し、成功よりも人間として成長し続けるために心がけています。☆道端で見つけたキンギョソウから、話が広がってしまいました。ちなみに、先週種を蒔いたわが家のキンギョソウは、ようやく芽を出しました。
2012.06.15
コメント(0)
☆6月4日の日記に次のように書きました。☆インターネットで購入した『日本帰化植物写真図鑑』と『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』を、フル活用しています。一般の植物図鑑・野草図鑑は掲載されている種が限られており、インターネットで検索した記述には多くの誤解や不正確さがありますので、この2冊の図鑑に大いに助けられています。☆なお、日本では毎年約30種の帰化植物が新たに発見されているそうです。最新の情報を得るため、「帰化植物友の会」に入会しました。☆最近、道端の植物、主に雑草では、この写真図鑑が大いに役立っています。
2012.06.11
コメント(0)
☆今日はゴルフでしたので、ウォーキングはありません。☆6月6日午後、NHKラジオ第1つながるラジオ「ラジオ井戸端会議」(PM4時5分~55分)を聞いていました。☆ネイチャーフォトグラファー内山りゅうさんが、メダカなど生物と外来種について話していました。「いい写真を撮るためには、どうしたらいいですか?」の質問に、「いい写真を撮るためには、よく観察することです。」と答えていました。いい言葉ですね。☆「しろうと自然科学者」も、その通りだと思いました。自分が観察している植物を、芸術的に上手に撮ろうとか、きれいに撮ろうとかではありません。その種の特徴がわかるように、他の種との相違点、花や葉や茎、植物全体の特徴などをよく観察して撮ることだと思います。☆ハンカチノキは、花はハナミズキのような頭状花序になり、2枚の苞葉(ハナミズキの場合は4枚)に囲まれています。次の写真は、その特徴がわかるように撮影したものです。(2010年5月5日撮影)。☆「いい写真を撮るためには、よく観察することです。」今後とも、胸にしっかり刻んでいきたいと思います。
2012.06.08
コメント(3)
☆1970年当時の高校校舎(1970年卒業アルバムからスキャニング)。☆昨日の日記に書いた通り、昨日は北海道の出身高校の年に1回の同窓会総会・懇親会でした。懇親会の最後に、中締めの挨拶を行いました。◎今年で同窓会総会も62回を迎えました。最高齢は第3期の方、最年少は第80期の方で、実に70数年の歴史が集約されたことになります。◎最近読んだ83歳の女性N・Uさんが書いた本の1節を紹介して中締めの挨拶とさせていただきます。「人生は長いようで短い、短いようで長いと言われますが、それぞれの生まれてきた時から今日までの人生を振り返ると、それぞれの時代のあれこれが次々と思い出されてきます。」「自分の青春を思うとき、いくつになっても若い時の情熱、一所懸命さに新たな感動をおぼえ、その色あせない思い出が、また私の人生を豊かにしてくれています。」「その年代ごとに、私にできることを精一杯頑張れたこと、そして年代ごとに交流のあった人々との思い出を懐かしくふりかえることができるのは幸せといえるかもしれません。」◎毎年1回、この会に集い、かつての思い出や親交を深め、そして明日から行きていく勇気を共に分かち合おうではありませんか。◎来年は、私たち45期が当番の年になります。◎これから1年間、働き学び人生を謳歌し、健康で再会しようではありませんか。来年の第63回総会が、今日参加されている皆さんはもちろん、多くの仲間の皆さんに声をかけ、今年よりもさらに盛大な集いになるように心からお願いし、中締めの挨拶といたします。◎どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。☆挨拶を終えて、好意的な感想が多く寄せられ安堵しました。その後、同期の仲間と、2次会で大いに盛り上がり交流しました。
2012.06.03
コメント(1)
☆今日は、北海道の出身高校の同窓会に出席するため、ウォーキングはありません。☆同窓会ですが、午前中は有志による散策、午後は総会と懇親会です。同窓会の東京の支部になりますが、首都圏を中心に会員約1,500人、本日の同窓会総会参加予定者は約100人です。☆午前中の散策は、国分寺周辺で、殿ヶ谷戸庭園、武蔵国分寺公園、真姿の池湧水群、お鷹の道、武蔵国分寺跡資料館などです。☆写真は、最近のウォーキングコースです。雨上がりの朝は、特に緑が綺麗です。
2012.06.02
コメント(0)
☆昨日、近所の方から、道路脇のいたるところに咲いているナガミヒナゲシについて、問い合わせがありました。☆毎日、いたるところで見かけていますが、名前は意外と知られていないので、再掲載することにします。☆ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ原産で、ケシ科ケシ属の帰化植物です。☆ナガミヒナゲシは、1961年に東京都世田谷区で初めて確認され、2007年時点では青森、沖縄の両県を除く全国45都道府県で確認されているそうです。☆現在では、温暖な地方の都市周辺を中心に繁殖しています。アルカリ性土壌を好むと考えられ、コンクリートによってアルカリ化した路傍や植え込みなどに大繁殖しているようです。☆一つの芥子坊主から1,000から2,000個の種子(ケシ粒)をばら撒いてしまうという爆発的な繁殖力があり、地場の他の草花を駆逐してしまう可能性があるということです。1個体から15 万粒の種子を生産するという記述もありました。☆ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)の名は、ヒナゲシ(雛芥子) より細長い実をつけることから。☆立川でも、金環日食を観察できました。立川市は金環帯の中心線に比較的近いため、最大食の頃には真円に近い太陽リングが見られました。肉眼でチラチラと見たり、近所の方の日食観察用メガネを借りたりして観察しました。☆資料によると、立川での金環開始 7時31分54秒、最大食 7時34分21秒、金環終了 7時36分48秒とあります。ここ立川では、約5分間、金環日食を観察できたようです。☆フィルターなど機材を準備しなかったので、コンパクトカメラでの撮影には失敗しました。☆くやしいので、失敗したうちの1枚を掲載します。☆限りなく情け深く見ると、月は光っていますが、金環に見えないこともないのではないか(見えるの意?見えないの意?)と思ったりしますが。
2012.05.21
コメント(1)
☆2009年から、映画鑑賞を趣味に組み入れ、2009年は21本、2010年は18本、2011年は15本の映画を観ました。2011年は、結婚式とお見舞いで北海道に5回行ったので、本数が少なくなりました。☆昨日、映画「HOME愛しの座敷わらし」を観てきました。今年観た映画は、これで8本目です。(1)「カルテット」(1月18日)。(2)「ALWAYS 3丁目の夕日 ’64」(1月22日)。(3)「麒麟の翼 新参者」 (2月13日)。(4)「はやぶさ はるかなる帰還」 (2月15日)。(5)「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」 (2月28日)。(6)「 マーガレット・サッチャー」(3月27日)。(7)「アーティスト」 (4月10日)。☆退職して時間があるはずなのに、観た映画の本数も多くなく、見逃した映画が少なくありません。☆今年は、退職したので旅をしている期間が多いのが原因かも知れません。☆今年の旅を振り返ってみると。(1)国民休暇村鹿沢高原(1月9日~1月12日)。☆国民休暇村鹿沢高原正面から撮影。☆湯ノ丸山・烏帽子峠方面を望む。☆ウォーキング途中で見かけた大きなつらら。(2)北海道実家(1月24日~1月26日) 。母の見舞い。(3)国民休暇村気仙沼大島(1月31日~2月2日) 。☆国民休暇村気仙沼大島を砂浜から見る。下の岩場は津波の傷跡。☆津波の被害にあった軽自動車の残骸置き場。他に巨大ながれき置き場がある。(4)藤岡温泉(3月9日~3月10日) 。退職記念ゴルフ。(5)伊豆熱川温泉(3月12日~3月16日) 。☆河津桜とメジロ。(6)北海道マイカーの旅(4月25日~5月9日) 。☆旭山動物園の「空飛ぶ」ペンギン。☆知床峠から羅臼岳を望む。☆2012年は延べ32日間で、ほぼ1カ月間は旅に出ていたことになります。☆2009年は延べ21日間。2010年は延べ26日間。2011年は延べ23日間で、このうち北海道見舞が13日間。2012年は半年以内で延べ32日間ですから、やはり退職後は旅が多くなっています。
2012.05.16
コメント(0)
全82件 (82件中 1-50件目)