February 5, 2005
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カテゴリ: 侍が斬る
みぃ之助さん

白い巨塔 劇場版

原作、TV版、復刻版のどれにも目を通した事が
なかったおかげで話の結末にハラハラ出来ました。

貧乏農家出身ながら、天才外科医の主人公(田宮二郎)が
浪速大学の医学教授になるべく
寝技、裏技、反則技を駆使して走り回る。
医療の裏側やドロドロの人間関係が見事に描かれてます。

しかも大阪市中央郵便局や、中之島、ひっかけ橋など
大阪市民おなじみの場所が出てきます。







ギラギラ野望に燃える田宮二郎
自分の能力に絶対の自信を持つ田宮二郎
目的のためなら手段を選ばない田宮二郎
患者よりも教授になるのが大事な田宮二郎






こんな男は好きです


もちろん敵にまわったら完膚なきまで叩きのめしますが。


この田宮二郎さえ食いそうな勢いで俺の印象に残ったのが
主人公の養父の財前パパです。

和尚さん!

と呼びたくなるほど見事に輝く頭

こてこての関西弁で

「銭や!

足りるんや?」


と何度も大声をあげる(先祖は越前屋か?)

しかも酒好きで、女好き。



産婦人病院院長


存在自体がセクハラやろ、オイ!




さて、皆さん。
この映画を見た後でも
漫画、「ブラックジャックによろしく」や「医龍」を読んでも
旧厚生省と製薬会社、病院の癒着を知った後でも
病院を信用出来ますか?



俺は イヤ です。

患者は文字通り丸裸にされ、いろんな情報を伝えるのに
医者に関する情報が患者に行かないのはなぜでしょうか?

少なくとも自分を診る医者には
専門、経験、医者としてのポリシーの公開を求めたり
オペされるなら、何人切って、うち何人死なせたか聞きたいですね。

緊急不測の事態にはそんな事言ってられないかも知れませんが、
少しくらいの体調不良なら食事と睡眠をしっかりとるくらいで病院にはいかず
一週間くらい日本国民全員で“病院スト”を決行しても面白いかなと思います。
重病患者の方は韓国や台湾の病院に行くとして
日本の港に外国籍の船を停泊させて、そこで診てもらう手もありますね。
それだけの期間、患者が一人も来なければ病院は凄い事になりますよ。

腕のない臨床医を生み出す今の日本のやり方に
黙って従う理由はありません。





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最終更新日  February 10, 2005 01:59:27 PM


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