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「1969 年、横浜の高校で男子生徒が同級生に首を切り落とされ死亡した驚愕すべき事件がおきた。その後、被害者の母は無気力、記憶障害に陥っていたが、加害者の少年は立派な事務所を経営する弁護士になっていた……。10年余の取材を元にした衝撃的なノンフィクションだ。」予約しても直ぐ借りられる我市の図書館ですが、この作品は長く待たされました。。。ノンフィクションで、しかもこんな辛い事件の被害者の話しな訳で…読み始める前からちょっと気が重い。。。でも読まなきゃ!と気持ちを奮い立たせながら読み始めました。この本の大部分が被害者の妹の語り、のような手法で構成されていて事件そのものもとてもショッキングなのですが、その後の遺族の辿った軌跡も波乱万丈で、ついつい小説を読んでいるような気分にさせられ…ぐいぐい引きこまれて行きました。でも、ハタッ…と気付くんですよね。。。これは、小説なんかじゃない、事実なんだ!と…ただ、息子あるいは兄を亡くしたわけでは無い同級生に殺され、首を切り落とされた被害者の母親も、妹も犯人を恨んだ事は無いと口を揃るなぜ?どうして?と第3者の私には、不思議でならなかったが…恨む余裕さえ無かった…とそれ程の、悲しみ苦しみ絶望の中で、それでもその後の人生を生き続けていかなければならない家族の…その後を綴っています。多くの方に読んで頂きたいのは勿論ですが、この事件の加害者で、慰謝料の支払いはおろか遺族の方に一言の謝罪さえせず、自分の犯した罪を無かった事とし、のうのうと生きている、彼にこそ読んで欲しいと思う。人を殺すという事が、その人の人生を奪うだけでは無くいったいどれだけの苦しみを残された遺族に残すのかという事を…人としての心が少しでも残っているのなら、感じて欲しい考えて欲しいと願わずにはいられませんでした。
2007.01.31
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「君だったのか、俺が探していたのは。走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。二人は無謀にも陸上とは無縁だった八人と「箱根」に挑む。走ることの意味と真の“強さ”を求めて……。新直木賞作家の本領全開、超ストレートな大型青春小説。」私にとって面白いと思える物語は、大きく分類して2種類。面白いが故に、ラストが気になって貪るように一気に読み続けたいもの面白いが故に登場人物たちと何時までもこの楽しい一時を共有したいだからラストが近づくほどに、読み終わるのが切なくなるのも。。。この作品は正に後者の方こんな素人集団が箱根駅伝なんて絶対ありえねぇ!!!とは思うものの、もしかしたらもしかするかもなんてついついワクワクさせられ来年のシード権獲得なんてそれこそありえんだろう~!!何年も箱根に向けて頑張ってる他の大学は立つ瀬が無いだろう!!などとは思うものの。。。そこは、それ…物語だからねぇそうそう。。。この作品に2006年にN0.1を献上したUmiちゃんも登場人物のキャラクターが良い!って力説していましたが、いや本当どのキャラもたってます!10人以外の脇役キャラまで、素敵なんだか良く判らないけれど、双子のジョージとジョータは私の頭の中ではザ・タッチに変換されてしまっていてどう頑張っても拭い去る事は出来ませんでした実写化するならこの2人でお願いします!泣けて、笑えて、とっても心がぽかぽかするそんな作品でした。
2007.01.29
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「岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。間引き専業の産婆を母にもち、生まれた時から赤ん坊を殺す手伝いをしていた彼女の人生は、血と汚辱にまみれた地獄道だった…。」初めての、岩井志麻子作品でした。読んだ状況が悪かったのか…例えば、夜中一人きりで読む。。。部屋を暗くする。。。etc思ったほどの怖さはなかったなぁ。。。岡山弁が味を出している反面、標準語で書かれているのもと比べて、どうしても意味を理解するのに、タイムラグが発生してしまい…私だけかもしれませんが…今一歩没頭できない感じが残念でした。
2007.01.26
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慟哭「連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。」2つの物語が交互に展開していきます。捜査する側と、これから犯人になるだろう人物側からのエピソードが交錯しているのですが…微妙な季節のズレから、双方の物語にタイムラグがあるが故に単純な私…作者の思う壺…すっかり騙されてしまいました…この感想さえ、これから読まれる方にはネタバレになる可能性があるので、書かない方がよいのかもなのですが…でもちょっと言い分けさせて貰えれば、途中もしや?って思ってた人物が犯人だったんですよ。。。この当時25歳の独身男性の筆者に、ここを突っ込むかっ!て感じですが、それほどお金に困ってる訳でも無い主婦が、4、5歳の子供を幼稚園から帰って来る時間帯に一人残してわざわざパートに出たりしないでしょう普通は幼稚園に行ってる間にパートに出るはず!自宅周辺に不審人物がうろついてるっていうのに、たとえ幼稚園バスを降りて、自宅まで2分の距離でも子供だけで帰すなんてありえな~い母親はお茶の会って、意味わかりませ~んなどと細かい突っ込みはさて置き、面白かったですよ一気に読ませます!欲を言えば、登場人物にもう少し味があればなお良かったかな
2007.01.22
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「元上司である警察庁幹部から、失踪した娘の捜索を依頼された元刑事。調査を進めるうち、失踪した娘の周囲に、優雅なセレブたちの秘密が「絡んでいることに気づくが……。その身も心も苛む、背徳の官能とは?腐敗した警察の正義の行方とは?」上巻までは、普通に面白かったです普通にっていう表現がちょっと引っかかるかも知れませんが…この作品はこの流れできっとラストまで行くんだと思った私が甘かったやっぱり馳作品、このままマトモなままでは終わりませんでしたやっぱりぐちゃぐちゃ…大量の死体…主人公もほとんど壊れてるしいったい何処に着陸するの~~~って思っていたらなんだか、決着ついたのかどうなのかも判らないうちに終っちゃったよ。。。さすが馳星周(呼捨てでゴメン)幸せな結末など、期待した私が馬鹿でしたわ
2007.01.21
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「レイプ未遂事件発生。被害女性は通報者の男が犯人だと主張。被疑者は羽場昂一──。レイプ事件の捜査に動いていた音道貴子に無線が飛び込んだ。貴子の恋人、昂一が連続レイプ犯? 被害者は大手新聞社の女性記者。無実の通報者に罪を着せる彼女の目的とは? 都市生活者の心の闇を暴く表題作など、隅田川東署へと異動となった貴子の活躍を描くシリーズ第三弾。傑作短篇四編収録。」「風の墓碑銘(エピタフ)」から、どうも音道が気になって…読んで見ました滝沢刑事も登場するんですよ!短編と言う事でそれほど重大事件がある訳ではなく…あっと言う間に1話が終了してしまいます。読み応えという言う点では不満が残りますが、ま~短編集なのでしかたないですかね。
2007.01.19
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「悪魔のように悪賢く、美しい男妾あがりのヤクザ…それが、十年振りに麻生の前に現れた山内の姿だった。十年前の気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。この十年の間に何が起こったのだ?新宿を牛耳る大暴力団の幹部・韮崎誠一惨殺事件を捜査する麻生は、次第に過去に追い詰められ、因縁の波に翻弄されて暗い闇へとおちていく…。愛と宿命に操られた者たちの果てしなく長い夜。人間の原罪を問うて、深い感動を呼ぶ傑作。」よくお邪魔させてもらってるいちこさんが紹介されてた作品!紹介というか、怒ってらっしゃったんですけどね初柴田作品でした。凄く面白かったも~ラストが気になって気になって…時間が空くとひたすら読んでた終りが近づくにつれ、ただただ主人公達の最後が悲惨なのもでない事を祈りつつ。。。読み終わって直ぐの感想が、あ~良かった。。。未来のありそうな最後でホッとしました。何故って?麻生も山内も気に入ってしまったから彼らが登場する物語が他にもあるようなのが、ちょっとうれしいただ、男同士の絡みのシーンが多々あるので、そういうのが生理的に受付けない方には、お薦めしません…。
2007.01.16
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「森博嗣初の映像化作品!120年前に仕かけられたカラクリの秘密とは?郡司と栗城は貨車(トロッコ)&廃墟マニアの大学生。学部のマドンナ的存在、真知花梨に思いを寄せていた栗城は、彼女の実家に工場の廃墟があることを知り、郡司とともにそこに行きたいふりをして、彼女に相談を持ちかける。うまくことが運び、その村の名家の長女であった彼女に家に泊めてもらえることに。夏休みを利用して訪れた彼らは、その村に伝わる「カクレカラクリ」の言い伝えを聞く。」映像化ってことでちょっと検索して見ると、去年の9月にドラマ化されていたようです。《カクレカラクリ》多分、olive地方では放映されてなかったと思います…コカコーラの120年を記念して作られた作品のようで、作中しつこいくらいにコカコーラを飲むシーンが出てきます炭酸もコカコーラもあまり好きではない私も、なんだか飲みたくなるような。。。サブリミナル効果???殺人事件がある訳でもなく、ようは、120年前に仕掛られたカクレカラクリを探し出すってだけのお話しですが、気軽に読めるんじゃないでしょか森さんって、お金持ちのお嬢様がお好きなんでしょうかねぇ?マドンナ真知花梨も、名家のお嬢様なんですねぇ~
2007.01.12
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「さぞ、いい声で鳴くんだろうねぇ、君の姉は―。蚊吸豚による、村の繁栄を祝う脂祭りの夜。小学生の僕は縁日で、からだを串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら凶暴にうめき叫ぶ「姉」を見る。どうにかして、「姉」を手に入れたい…。僕は烈しい執着にとりつかれてゆく。「選考委員への挑戦か!?」と、選考会で物議を醸した日本ホラー小説大賞受賞作「姉飼」はじめ四篇を収録した、カルトホラーの怪作短篇集。」日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品です!私好みの作品の多いホラー小説大賞なのですが…この作品は違う意味で凄いですグロいとかキモいなんて言葉では生易しい(?)むちゃくちゃ気持ち悪いです吐き気がしそうです体調の悪いときは読まないようにと注意書きが必要そういえば、昔似たような気分になった作品があったなぁ。。。と…思い出したのがこれ 玩具修理者こちらも1995年のホラー小説大賞短編賞を受賞していました私好みのホラー小説大賞作品はこちら パラサイト・イヴ
2007.01.11
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おばあちゃんは女子大生「1929年に生まれ、1997年に山田高校定時制に入学し2001年に卒業、同年高知短期大学に入学し、2003年に卒業-。真剣に働き学び努力を続けるうちに、求めなくても次々と生まれた良き出会いを綴る。」普段ほとんど読まないのが、いかにも為になりそうなこんな作品なんですが…友人にほとんど押し付けられようにして、借りてしまいました。ちょうど、お正月で図書館も休みだし…本の在庫も切れてるし…なにより薄くて文字も大きく、直ぐ読み終りそうなので読んで見ましたいや~読んで良かったです早くにご両親を無くし、幼い妹2人と世間に放り出され挙句にとんでもないご主人に嫁いだばかりにもの凄く苦労されててご主人の連れ子2人と自分の妹、更には我が子2人を苦労育て上げた挙句に連れ子の長男には、「お義母さんは他人やから看るいわれは無い」などと薄情な言葉を浴びせられ…それでもめげない!学ぶ事に貪欲な彼女のエネルギー!68歳で、定時制高校に入学、卒業後それだけでは飽きたらず、今度は71歳で短大生にたまにそういう方はいらっしゃるけれど、暇だから出来るんじゃ無いの…なんて、失礼な事を思ってたりして…暇だからって出来るん事じゃないんですよね。。。学びたいって情熱と人との出会いが彼女を突き動かしてる両方とも生きて行く上でとっても大切な事だと思う。河渕さんからみれば、私なんかまだまだひよっこ!忙しいからとか、時間が無いなんていい訳してる場合では無いですよね!ちょっと、気合を入れられてしまいました
2007.01.10
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明けましておめでとうございます私の拙い読書日記に、今年もお付き合い頂けたら幸いです。今年も宜しくお願いいたしますm(__)m2007年初の日記ですが…もう既に5日ですね…今日が仕事始めでしが、明日からまた3連休嬉しいですが、その後がつらい「暑い夏の日、30 歳を目前にした僕は離婚を決意した。アルバイトをしながら夢と生活に追われ、2人の心がねじれていった結婚生活を「捨てる」ということとは……? 現代の若者を覆うフリーター社会を切なく、そして軽妙に描く第135回芥川賞受賞作品!他一編収録。」伊藤たかみ作品初めて読みました。あまり芳しい評判を聞いていなかったので、期待せずに読んだのが良かったのか嫌いじゃ無いです。。。第134回芥川賞受賞作『沖で待つ』と似たテイスト芥川賞受賞作にあまり詳しくはないですが、こういう作品が選ばれるんだなぁ~ってなんとなく判った感じ感動や衝撃などとはちょっと無縁…人の心模様が淡々と綴られている結婚は1度しかした事が無いし、ましてや離婚は未経験ではあるけれどなんとなく、分かる。。。ホントにちょっとした事の積み重ねで人の心はすれ違っていってしまう…他人にはそんな些細な事って思えることでも、凄く本人にとっては重要な事ってあるんですよねぇ。。。重くなく、ページ数も少ないのであっという間に読めます機会があればどうぞ!
2007.01.05
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