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今回のバス事故は人災です。ですが、その根底には長引いたデフレの後遺症が根付いていると言ってもいいでしょう。安いものに消費者が集まる傾向は、まだまだ続いています。先日書いた横流し事件の根底とも共通する、より安いものを消費者が求める傾向がもたらした結果だと思います。しかし安いものには理由があります。横流し事件は違法な商品でしたし、バス事故は運行会社に安い運賃を押し付けたものでした。当然、そこにはどうしても歪みが生じます。バス会社は大型バスの運転実績が乏しく、夜間運転の実績もない運転手に業務させ、限られた高速料金を節約するために昼間でも運転が難しい碓井峠を夜間運転で通過することになりました。直接的原因はまだわかりませんが、バス不足、運転手不足でありながら業者が急増しバス業界の競争が激化する中で、法外なダンピングがまかり通っている現状が根底にあることは間違いありません。それにしてもバス運行会社もツアー会社も、テレビの前では謝罪していながら、結局担当者すら現地に行っていないのは何故なんでしょう?特にツアー会社は被害者ヅラしていますが、法外な運賃を強いていたわけですから間違いなく共犯ですよ。すぐにでも遺族の前で謝罪すべきでしょう。そんなことすら思い至らないのは、横流し事件とは別にモラルの低下が感じられてなりません。
2016/01/18
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今回の食品廃棄物の横流し事件ですが、問題の本質は、みのりフーズなる製麺業者を装ったバッタ屋が、このカツを廃棄物と認識していたか否かということではありません。なぜなら、廃棄業者であるダイコーが食品を扱うこと自体ありえないことであるし、それが廃棄物であることは誰の目にも明らかであるからです。みのりフーズがそれを知らなかった訳がありません。というよりもみのりフーズは、曲がりなりにも食品業者の看板を掲げており、その看板を使った共犯であることは明らかです。むしろ問題の本質は、原材料表示がない食品を平気で売買する業者の存在です。販売を目的とする食品は、全て(対面販売等の条件はあるが)原材料表示をしなければなりません。今回転売されたカツは、ココ壱番屋が自社工場で製造し自社店舗で調理販売することになっていましたから、基本的に賞味期限以外の表示はなされていません。普通の食品業者が見れば、表示がない商品には必ず疑問を抱くはずなんですが、今回この商品を扱った業者で、その点を問題にしている会社はありません。「ココイチさんだから大丈夫だと思った」ふざけるな!と言いたいですね。これまでココイチは冷凍のカツを小売したことがありますか?バッタ屋に流したことがありますか?すべての業者は、それが危ない商品であることを十分認識した上で売買していたことは明らかです。今回の被害者はココイチと消費者であり、この商品を売買した全ての業者は同様に加害者なんですよ。はっきり言って、私も食品業界に身を置いていた人間として、情けないというか、モラルの低下がここまで来ているのか、と唖然とする思いです。多くの食品業者が必死に積み重ねてきた食への信頼を一挙に崩壊させたこの事件に対して、問題の本質をしっかりつかんだ上で、再発されないような環境づくりが早急に求められます。
2016/01/17
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明けましておめでとうございます。といっても年明け早々暗くなるニュースばかりです。北朝鮮は水爆実験を成功させたと言っているし(おそらく嘘だが)、ISを巡るシリア情勢に大きな進展が見られないまま、サウジとイランの対立が激化。今日にはイエメンのイラン大使館をサウジが空爆したというニュースが流れました。もはやイスラム教の宗派対立という単純な構図ではなく、中東の地をめぐる覇権争いの状況を呈するに至りました。この対立はISにとっては干天の慈雨とも取れる状況であり、未曾有の難民を目の前にして解決に苦しむ欧州各国も苦慮する状況にもなっています。これはフランスの同時多発テロに端を発し、各国が「対IS」で連帯しかかっていた環境を打ち砕いたことにもなります。今最も大事なことはISを打倒することであり、そのためにシリアのアサド政権と反政府組織が話し合いをする直前のことでもありました。これでこの会談は延期されることになるでしょうし、その機会は遠くに去ったとも考えられます。つまり、各国が対ISで連帯することは非常に難しくなったと断ぜざるを得ません。シリアもイラクもカオスの中で戦いが継続している上に、サウジとイラクの対立が乗っかることは、まさに中東発の世界大戦の勃発すら懸念されます。古よりハルマゲドンはシリアの地で起こると言い伝えられてきましたが、それが実現する可能性が出てきました。昨年正月に、私は持て余した列強は戦術核の使用も検討するだろうと予言しましたが、列強ではなく既に核を持った(あるいはどこかから調達した)中東の国家が使用する可能性は非常に高くなったと思います。※ただし、サウジとイランの対立は原油価格つり上げの出来レースの可能性もある。
2016/01/07
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