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nrさんと会うことになった。
仕事で九州に来るらしい。
nrさんの研究分野では超有名な先生のところに
用事があって会いに来るのだそうだ。
そんなに時間がかかる用事ではなさそうだけど、
一泊するらしく
「会いましょう」
と言ってきた。
思いがけない再会は、来週の月曜日
バレンタインデーの日だ・・・
翌日は午前中から予定が入っているとのことで
朝イチの飛行機で帰ると言っていた。
それなのに泊まって帰るのは
私と会うためなのだろうか。
うれしけど・・・ちょっとフクザツ。
先日、いつものように大学の研究室で
Tmちゃんと恋愛について熱く語り合った。
前の彼との時とは、やっぱり何かが違う。
nrさんのことは好きだし
憧れの人でもあった。
今でも時々
あの憧れの先生とお付き合いしているなんて信じられない、と
頬を赤らめてしまうことはある。
一方では
とても冷静な自分がいて
今回の再会も“心躍る”という感じではないのだ。
おそらく1つは
カノジョの存在だろう。
奥さんとカノジョが同じ次元ではないのと同様に
私とカノジョとも
nrさんのなかでは
異なった次元の話なのだろうと推測される。
でもやっぱり
何か気持ち悪い。
カノジョとの時間を過ごしたあとに
私にメールをしてくる
そのオトコの心理に気持ち悪さを感じる。
カノジョにたいする嫉妬などではないのだが・・・
何とも説明が難しい。
もう1つは
nrさんが近い将来
私のボスになるということだ。
先輩Drから言われた。
nrさんのような、一種のworkingholicなオトコは
仕事上での尊敬・信頼という感情が
容易に愛情にかわるのだ、と。
だから
間違いなく私とnrさんとの間には
単なる上司・部下以上のオトコとオンナの関係が生じるよ、とも
忠告?してくれた。
もちろん
先輩Drは、私とnrさんとの今の関係をご存じない。
ただでさえでも
新しいことに挑戦し
仕事の面だけでも十分にストレスフルなのに
そのうえ
オトコとオンナの関係である、なんて・・・
考えただけでうっとーしい。
そんな私の心配が
nrさんへのドライな感情につながっているのだろう。
いろいろ考えても仕方がない。
ただ淡々と
nrさんとの時間を楽しむこととしよう。
ぶつかり合いのない恋愛・・・
そんなのは本当に“恋愛”と呼べるのだろうか。
思わず
ぶつかり合って別れた“彼”に
「元気?」とメールしてしまった。