浜松・大村屋酒店の「秘伝」

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三方原ポテトチップ

三方原ポテトチップ

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2005年11月04日
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昔・・大阪で修行していたころ、住み込み先の酒屋のおばあちゃんがよく粕汁を作ってくれた。

鮭のアラだとか、じゃがいも、玉葱などをいれて、酒粕と味噌とで味付けしてくれる。簡単に言えば酒粕入りの味噌汁であるが・・粕汁と呼ぶ方がふさわしい。

酒粕の独特の芳香が鼻をくすぐり・・寒い冬には心も体も温まる嬉しい一杯であった。給食の冷たいご飯でも粕汁があることによって豊かなお昼休みとなった。

大阪ではよくこの粕汁を飲むことが多い。

大阪・黒門市場の大黒屋さんでは「かやく飯と粕汁」が、最もポピュラーなお昼ご飯である。

修業先のおばあちゃんはいつも冬になると粕汁を作ってくれたものだ。

あるとき、お勝手の方からカレーの香りがした。

なんだろう・・とお鍋の中を覗いたら・・なんとカレーのルーの入った粕汁であった。その修業先には10代の修行生が多くいたので、おばあちゃんが若い者にも好きそうな粕汁を作ってくれたのであろう。

えっ・・と思うような組み合わせかもしれないが・・これはこれで本当に美味しかった。酒粕の甘味とカレーの辛味が本当に美味しくて複雑な味わいを出していた。



ご用聞きなんかが終わって・・事務所で食べる給食に温かいカレー粕汁。

冷たいご飯でも温かい汁物がつくだけで贅沢な昼となる。

もうその修業先のおばあちゃんも亡くなって15年ほど経つ。

私の家では粕汁を作ったことがない。願いが叶うなら・・もう一度、修業先で・・おばあちゃんの作るあの粕汁が飲みたいものだ。





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最終更新日  2005年11月04日 11時48分06秒
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