KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

2007.01.14
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カテゴリ: オペラ


入場料:3,000 3階席(11列16番)

主催:神奈川県民ホール


第13回神奈川国際芸術フェスティバル
東京二期会 ヨハン・シュトラウス作曲
オペレッタ「こうもり」
全3幕 日本語訳詞上演


指揮:沼尻竜典
台詞・演出:加藤 直
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
合 唱:二期会合唱団

出演:
アイゼンシュタイン:星 洋二
ロザリンデ:橋爪ゆか
フランク(刑務所長):鹿野由之
オルロフスキー公爵:手嶋眞佐子
アルフレード(ロザリンデ元恋人):井ノ上了吏
ファルケ博士(こうもり博士):黒田 博
ブリント博士(弁護士):志村文彦
アデーレ(女中):鵜木絵里
イダ(アデーレ友人):橘 今日子
フロッシュ(刑務所看守):内田紳一郎

感想

昨日の某大学オペラ研究会「コジ・ファン・トゥッテ」合唱参加の本番も無事に終わり、
本日は新春とのことで東京二期会のオペレッタ「こうもり」を鑑賞。

「こうもり」は1999年1月みなとみらいホール主催で公募の市民合唱員として参加した
思い出ある作品でその時も本日と同じ日本語でオーケストラも神奈フィル。
その際の出演者がアイゼンシュタイン平野忠彦、ロザリンデ宇佐美瑠璃だったので
今日までアイゼンシュタインはバリトンだと思っていたのだが、本来はテナーだった
ことに初めて気づいた。それだけ平野忠彦の音域は広いのでしょう。

まずは合唱が良かった。このオペレッタは先ずは華やかさが重要なので、合唱が入った
時にボリューム感、豪華さが出ていた。
第2幕の踊りの場面は、バレー団や専門の舞踊家を入れることが多いのだが、今回は
合唱メンバーがそのまま結構動きの早い踊りを踊られ、結構大変そう。
休憩時間に老夫婦が「華やかさが足りない」とこぼしていたが・・・。

出演者の中では、先ずはアデーレ鵜木絵里が良かった。体格は小柄ながらビブラートの
少ない美しい声で3階席でも鼓膜が振るえる音量だった。
アルフレード井ノ上了吏も脳天気な役ながら張りのある声で良かった。第3幕のアドリブの
「トゥーランドット/誰も寝てはならぬ」は全曲聞きたかったが。

新春に頭がまだ正月気分で聞くにはやはり「こうもり」はぴったりで、楽しい気分で
帰途につけた。


End





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最終更新日  2007.01.15 22:14:19
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