たからくんが大人になるまで生きていたい日記
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☆ 先日、息子とウィーン少年合唱団のコンサートに行ってきた。 息子を小さい頃から、子ども可のコンサートなどによく連れて行っていたが、 飽きてしまい、迷惑をかけないよう途中退席ということが多かった。 今回は、 息子が自分から「行きたいからチケットを買って欲しい」とおねだりしてきたもので、 自分も歌ったことのあるお気に入りの曲(「君を乗せて」「花は咲く」)が演目にあったことや、 比較的自分に年齢が近い少年たちのステージであること、 親の私がウィーン少年合唱団の皇帝円舞曲をこよなく愛しているので影響を受けていること、 うんちく好きで「今年はモーツァルト組が来日して、日本人の子が3人いる」とかいう前知識があること、 などから、 最後まで楽しんで聴け、 「来年も連れて来てね」とか、 「僕、ウィーン少年合唱団のオーディション受けれるかな」(無理無理~)とか言っておる。 久し振りに、ウィーン少年合唱団のCD(6枚組)を購入。 ここのところ連日聴いていて、 私は、ウィーン少年合唱団の中で37年間一番好きだった「皇帝円舞曲」を抜くかもしれないと思える一曲「春の声」、 息子は「ドラえもん」がツボ!!! 普段は、コンサートなどではあまり余計な買い物をせず、ケチケチで帰るのだけど、 今回はお土産に、ウィーン少年合唱団のノベルティーグッズの中から、 ウィーン少年合唱団の制服を着た小さなテディベア(夏服・冬服)を1つずつ、息子とお揃いってことで購入。 それにしても…。 香川県でクラシック系のコンサート(特に声楽関連)に行くとほとんど、 左後方から、歌舞伎の大向こうさんのように、 「ブラボー~! ナントカカントカ(多分イタリア語)」と賞賛の声を掛けるおじさんがいて、 我が家では、勝手に 「ブラボーおじさん」と呼んでいるんだけど、 ウィーン少年合唱団のコンサートにもいらしていて、 守備範囲広いなぁ~と感心。 宝良は、ブラボーおじさんのように、讃辞の声を掛けられるようになりたいようで、 ブラボー、ブラバー、ブラビー、ブラヴィッシーモ!などなどや、 私には聞き取れない、ブラボーおじさんが叫んでいるセリフについて知りたかる。 が、浅学な母には教えてやれない。 以前、たまたま隣りや前後の席になったこともあり、我が家は勝手にお顔を存じ上げているが、 でも、いきなり 「息子にご伝授いただけませんか」と声を掛ける訳にもいかずというところ。 我が家は、次回は夏に四国二期会を聴きに行きたいと思っていて、 四国二期会はほぼ確実にブラボーおじさんの守備範囲なので、 ブラボーおじさんの健在ぶりが拝聴できるのではないかと、 息子とマニアックなことも、本来のステージに加えて、楽しみにしている。 おー、そう言えば、 今年赴任して来られた息子の学校での音楽の授業を担当してくださる先生が、四国二期会で歌っていらっしゃる方で、 息子は、年少のときに屋外ステージで見た「あまんじゃく」に出ていた人が先生だったと喜んでいる。 私も、資格取得のために学校に入り直したら、 それまで四国二期会のステージの上で見上げて聴いていた人が 先生として学校にいて、 余りの贅沢な嬉しさに狂喜乱舞したことがある。 こういうのは、地方暮らしの楽しさだよね。
2013.05.25
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