コミックや小説の感想つれづれ書き~かなり雑多に

コミックや小説の感想つれづれ書き~かなり雑多に

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2025.04.15
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カテゴリ: コミック感想


オカルト大好き歴がかなり長いのですが、そのきっかけとなったのが「カルラ舞う!」と「生き人形」です。

まず「生き人形」から読んで、その後同作者のカルラに行き着いたわけですが…

「生き人形」はいわゆる実話系のコミックで、界隈では有名な某稲川氏の体験されたお話です。
これ読んだの小学生だったかなぁ…友人の本棚にありましてすすめられたんですが、めっちゃ怖かったです。

基本的に怖いのは平気な方なんですが、はじめて「自宅に置いておきたくない」と思った漫画でした。
実話だからってのもあって怖かったのですが、絵の雰囲気とかもそうだし、写真もあったからね…ひえええってなった。まあ、繰り返し読ませてもらいましたが。

結局自分では買うことなく、友人宅で読んだコミックです。

その後、生き人形のおかげですっかりオカルト大好きになり、手に取ったのがカルラ、というわけです。
けっこう長く続いているようですが、さすがに全部そろえきれず…家の事情引っ越しやらもあったりで、手放してしまい、コミックは手元にありません。


カルラの面白いところは歴史的に有名な人物を取り上げていることですかね。あと実在の場所ですね。
これ読んだら歴史好きになると思いますよ!

霊能力を持つ双子の姉妹がさまざまなオカルト事件にかかわり解決していく、という話ではあるんですが、この双子の家がカルラ信教の教団というのも面白いです。
いまじゃこういった設定を描くのは難しいでしょうね…

双子の姉妹の一人は頭脳型、一人は体力型。見た目も似ていないので双子にはおもわれにくいかな。
初期作品は見た目に痛そうな描写があったりするので、オカルトホラーの「ホラー」色がつよいです。

その後加わった男性キャラが話に彩をそえてくれています。
恋愛要素も、初期はほぼなかったんですが、途中からふんわりと加わってきます。

これは作者さんの思考の変化もあるだろうなぁ…とそんなこと思いながら読み続けてきました。もちろん良い意味での変化ですよ。

オカルトものですし、「宗教」も出てきますが、ちゃんと創作ものとしての面白さがあるので、オカルト好きさんにはお勧めしたい…のですが、シリーズがめっちゃ長く続いているので、その点お勧めしにくくもなってます。

「生き人形」もじつはかなりおすすめしたいのですが、これは電子でしかないかな?




ともあれ上記ふたつの作品との出会いが、わたしくめのオカルト好きへのスタートでした。

今では妖怪ものや伝奇ものはすっかりメジャーになっていますか、むかーしむかしは、もちろんひとつのジャンルとして確固たる地位を築いていたものの、やはりいかもの食い的な扱いでもありました。

しかし上記二作品が世に出始めたころは少女漫画でもオカルトホラーが流行りだした頃でもあったといえるでしょう。主に読み切りですが、傑作ホラー、オカルトがたくさんありました。

少女漫画雑誌「なかよし」でもオカルト話が連載されていたくらいですものね。

美内すずえ氏の「妖鬼妃伝」などは有名ではないでしょうか?



「薔薇の葬列」とか好きだったんですけど…作者さんの名は伏せますが、黒のシリーズとか…すごく好きだったんですが、もう手に入らないんですよね、ものっすごい高額になっていたり。電子はありませんし。諸事情があるのでやむなし…


オカルトホラーが好きとはいっても、グロ系は苦手なので、たとえば映画でも幽霊ものは好きなんですが、スプラッタ系はほとんど見ません。まあ、アメリカの「オカルト」って血みどろ系なので好みではない、というのもありますが。
「リング」のまさにそれでアメさんの「リング」は見たんですが、「へー」くらいでしたものね…
「ポルターガイスト」は好きですけど。
「チャッキー」とかがそんな好きでもないって感じ。


脱線しましたが、「カルラ舞う!」は男性作者が描く少女漫画オカルトホラーですので、興味のある方はぜひ!




近江くん…幸せにおなりよ…と思ってましたわ、当時。
応援したくなる子でした。





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最終更新日  2025.04.16 21:21:48
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