全2件 (2件中 1-2件目)
1
夏休み前日の会社にて、ちょっと面白いことがあった。2年前にちょっとしたカンケイであったヤマモトさんから、メールが来た。from:ヤマモトリコさま。既に聞いているかもしれませんが、直接会って話ししたいことがあります。どこかで時間作ってもらえないでしょうか?は?ヤマモトさんと完全な絶縁関係となって丸1年以上経っているというのに。何を今更?しかも直接会って話し?って、何なの?リコは、あっという間に何とも言えない「不快感」に襲われたのだった。しかも・・「既に聞いているかも・・」って・・あんたのこと誰が話題にしてる、っての?誰もしてねぇよ。絶縁関係になっても同じフロアにるリコたちは顔を会わせることは日常的だったが、お互い「視界に入らない」状況だった。すぐさま隣の席のサユリちゃんにこのメールを見せた。ヤマモトさんの一件では、サユリちゃんも巻き込んでホントに迷惑をかけた。一体何なの?結婚でもすんのかねぇ?・・でもさ、こんなメール今更になって送ってくるってことは、「俺のことずっと気になってただろ?」的にリコさんのこと見てたのかな?そうじゃなきゃ、こんなメールしてこなくない?サユリちゃんが、キモチ悪そうにリコに言う。と、同時にリコが抱いた不快感は瞬時に怒りに変わった。ちょっと!冗談じゃない!なんであたしがあんたのことずっと気になってた風にあんたに見られなきゃいけないの?勘違いも甚だしいったらありゃしない。To:ヤマモトこんにちは。結婚ですか?それとも転職が決まったとか?どちらにせよ、「おめでとう。頑張って」という月並み以上の表現もなければ、それ以上の感情も全くないのだけれど。会って話すまでもないと思うし、伝えたたいことあれば、メールにしてください。怒り冷め遣らぬうちにヤマモトさんに返信した。From:ヤマモトそうですね。そうかもしれませんね。わかりました。ん?でもって、「内容」は言わないのかよっ。ジラしやがって。この勘違いヤロー。・・って、あんたが結婚しようが、転職しようが、転勤しようが、リコには全くもって関係ないわけで。リコが2年前には間違いなくこの男に惹かれたことは事実だったが、一瞬にしてこの男の言動で一気に冷めた。引きずる恋は辛いが、瞬間冷却する恋の後味のなんとラクなことか。そして、真相不明だがこのタイミングのヤマモトさんからのマヌケなメールにリコはますます冷却するどころか、自分の男の見る目の無さにガッカリするのだった。
2008年08月15日
コメント(1)
またまた更新に1ヶ月も空いてしまった。それにしても暑い日が続く。「夏ってこんなだっけ?」と、過去の夏を思い出そうとするが思い出せるワケもない。思い出すは、無駄に長く、退屈な「夏休み」だけだ。去年は暇だった。一昨年も暇で、短期アルバイトにも行ったりした。そして・・今年もやっぱりただ「退屈」なばかりだった。ふぅ・・何の進歩もないな。夏休みもやっとこさあと2日となった。でもって、猛暑にふさわしく、「辛口毒盛り」でピリリとしようかと思う。リコには嫌いな女がいる。久々に「嫌い」のストライクゾーンに直球で入ってきた女。その名は、ミカ、31才。当初、旦那の転勤でリコの地元に引っ越してきたものの、多分、今年早々に離婚。これは知る人ぞ知る事実であったが、公にはしていない。そして、あたかも結婚生活が続いているかのような今の彼との生活ぶりを存続しているかのような結婚生活に当てはめてシャアシャアと話しながら、男に「媚びる」本性を会社でふんだんに発揮している女である。ある意味、見事だ。それと同時にこの女の目的はサッパリわからない。こういう女って、男には好かれても、女にはめっぽう嫌われる。そんなことは一般的な常識でもありますね。フシギなことに定時過ぎからはいつもシゴトが忙しくなるらしく、しかもカレが出張の時などはさっさと帰るという分かりやすい見事なプレーを見せる。派遣社員も残業代は2割増しでつきますからね。タラタラ残業すれば、ちょっとしたバイトをやっているのと同じってワケで。この「フシギな残業」はちょっとした問題と水面下にはなっているらしいが、もともと女性には信じられない程甘いこの部署では、所詮末端の派遣社員のことなんて大きな問題にもなりゃしない。リコは生活費の足しにしようと20時から0時までシゴトも始めたというのにさ。生活費稼ぎたかったら、「残業」という名のバイトじゃくて、本当のバイトしろっての。そして、離婚して間もないカノジョが、早速に付き合っている男性社員のグループのことに何かとシャシャり出ては、「お姫様」気分を味わうのである。私って、気が利くでしょ?とでも思われたいのか?多分、思われたいのだろう。そんな安い計算はお得意のようである。「何にでもシャシャり出てくるんですよ・・・あたし・・居場所なくって・・」このグループに所属するアシスタントの女のコまでが最近では嫌気が差した表情を見せる。この女は本当の女友達なんて居ないだろうし、必要もないんだと思う。本音を言い合える友達なんて居ないのだと思う。多分こうやって今まで生きてきたのだろう。空気を読めないのか、敢えて読まないのか・・他にも不快感を感じてる女性たちがいることさえ知る由もない。「知る」神経が切れていることは、考えによっては羨ましいことでもある。男を釣るのは長けているが、同性を大事にできない女。平気で他人のせいにしたり、知らばっくれてみたり、私利私欲を果たすためなら姑息な手段も使い、ココというときにだけイイ顔をする。ずる賢い女。何だか昭和の香りというか、ちょっと懐かしささえ感じずにはいられない。ちょっと清楚な雰囲気で、わざとらしい可愛らしさをアピールする計算高い女にオトコはコロッと簡単に行くんだな。つくづく・・オトコってバカだなぁ、と思うのである。どうしてこういう女が好きなのかねぇ。女が思う以上に単純なイキモノなのかもしれない。女は敏感にこの「計算高さ」っていうのがすぐわかるのにね。安いメッキはいつか剥がれ落ちるもの-ミカちゃんへ-そういう手使えるのも、今の内だけだよ。ま、だからこそ今の内に何とかしたいのかもしれないけどね。
2008年08月15日
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1