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最近、日記の更新がおろそかになっています。家の中が、本当にゆったりとしていて、平和ボケを起こしているのかもしれません。事件と言えば、エジソンが又「勉強しない」宣言をしました。子どもの言う事やすることに、一喜一憂する私がバカなのですが、又、勉強をやり始めた事を結構嬉しく感じていた私には、かなりのダメージでした。エジソンの気分の移り変わりは 嵐のようです。こう言っていたかと思えば ああ言っている。それも、180度転換する事がほとんどです。大嘘つき男と取られても仕方ありません。で、それに付き合っている私も、正直かなり疲れます。今回は、「プチ」っと 頭の中で何かが音を立てました。信じていた自分自身にも、勉強を捨てきれない自分自身にも 「プチプチ」で、こんなものがあるから、諦めきれないんだ…。と家に残っていた問題集を全部破いてしまいました。エジソンには、「あんたの気持ちの変化についていくのは疲れました。 私はあんたに合わせて時間を空けているのに、 今日は嫌。明日はする。…そう言ってて、又明日になれば せーへん。 そんな事ばかり言われて振り回されるのは とても困ります。 困っている私を見ていて 平気な顔をしているあなたは、 私の事なんか 何にも考えられない状態なんやろけど このままでは、あなたの事が 大嫌いになりそうです。 人は誰でも 自分勝手な人は嫌いです。 悪いけど、もう気持ちが勉強に戻れないようにさせてね。」と、言いました。はじめて、エジソンが しょぼんとしているのを目にすることになりました。さて、「登校拒否を克服した親の会」に適応年齢が 4年生までということになりました。子どもの質と、社会全体が変わってきて5年生以上は対応できないと言う事になったらしいです。「登校拒否を克服した親の会」のやり方は 「ゴードンメソッド」とそっくりです。主催者の吉岡氏は 元は親業のインストラクターであったからでしょう。ですが、本を読んでいると、何か違和感が伝わってきて、正直、もやもやしていたのです。月曜日。お勉強の日だったので、先生にこの会について話してみました。そして 先生の一言が、もやもやしたものを晴らすヒントをくれました。「それは、認知療法的なもんやな」「そんなやりかたされた子は、どんな子になるんやろね」この言葉は 本当にありがたい言葉でした。少し脱線しますが、優れた心理士さんは、相手に合わせて数多くの質問を出します。決して答えはくれません。その問題を考えることによって、相手は自分で納得した答えを導き出します。これを、本来は「能動的な聞き方」と 言うそうです。「親業」で いうところの「能動的な聞き方」というのは心理の世界では「受動的」と なるらしいです。で、子どもとの会話をチェックしていただくことにより今、能動的な聞き方を勉強しているわけですが、本当に難しいです。先生の言葉から私が考えたことは低学年の不登校は 「いじめ」が原因で起きている場合は少ない。だから、親の過干渉で、生きる力、考える力が育っていない場合が多い。過干渉の親は 大きな愛で子どもを信用して育てていないのだから、子ども自身に愛されていると言う実感が湧いていない。失敗すれば、いつこの親からも見離されるかも分からない…という、不安すら感じていることもある。だから、学校へ、行けなくなってしまった。安定した親子の信頼感。親から愛されている自信が出来ていない。その状態で、家の中を居心地の悪いものとし、話し相手や 遊び相手を外から導入して、楽しみは 家の中ではなく、外の世界にあるのだという認知を子どもに植え付ける。その事を認知した子どもは 安定した信頼関係がないままに学校へは行けるようになるが、いざ、外で辛いことがあった場合に、何処に安らぎを求めるようになるのであろうか。心の基地は、いったい何処になるのであろうか…。すっきりしました。本当にすっきりしました。これは、私自身の考えですので 正解かどうかはわかりませんが、自分自身に納得がいく答えが出たことは これほど嬉しいことはありませんものね。こんな時って すごくドーパミンが出ているのでしょうね。「爽快!」と 言う言葉がピッタリです。又、この爽快感を求めて、次の問題へ取り掛かろうと言う気持ちになることができます。本来、人間のステップアップって こういうものなんでしょうね。
2008.03.19
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☆カテゴリ 親業☆(この記事は フリーページでもご覧いただけます。)親業では「受容」と「非受容」と言う言葉を使います。相手の言動をこの二つに分けて考えるわけですが「嫌だ変えてほしい。受け入れられない」そう感じる行動を「非受容」それ以外の行動を「受容」と言うカテゴリに分けるわけです。で、よくあるのが 「お子さんの行動の中で受容できるものを書いてみてください」と、お伝えした時に なかなか出てこない。反対に 非受容なものは案外すぐに出てきます。でも、子どもってホント、いろんな行動をしています。朝起きてからの事を考えてみても例えば・「お早う」と言う・トイレに行く・朝食を食べる・着替える・お出かけの用意をするそのほかにもいろいろとあるわけですがこれらは 大抵の方が皆さん 受容なわけです。でも、意識していないから気がつかないだけなんですよね。非受容は 意識してしまっていますので記憶に残りやすく すぐに出てくると言うわけです。この場合は 言動のみを考えます。優しい、賢い、怖いなどの 相手を表現する言葉は入れませんのでご注意くださいね。皆さんはいかがですか?受容の行動 すぐに列挙することができますか?もし、???と考え込んでしまわれるようでしたら一度 お子さんを観察してみませんか?非受容よりは受容の方が うんと多いはずですよ。ここからは「おまけ」なのですが本来受容とは 受けて取り込むと言う意味です。で、セラピーの時に どんな聴き方を受容と言うか…。例えば 子どもが 大切な食器を触って壊してしまった。食器を壊してしまったことは 当然受容できる行動ではないのですがそれを触ってしまった子どもの気持ちを考えてみると「駄目だ」ときつく言ってあったにもかかわらず 触ってしまった。それほど この食器に何かしらの魅力を感じたのかもしれません。では、ここを取り上げて「この食器に すごく魅力を感じたのですね」と返します。この気持ちは 受容できますものね。子どもが学校へ行かないと言う行動。これも 学校へ行かないと言う行動は受容できないかもしれませんがその時の気持ち。行きたいのに行けない…と言う、辛い気持ちかもしれません。親の希望通りに動けない 自己嫌悪の気持でいっぱいいっぱいかもしれません。そう考えると、その気持ちは 受容することはできますよね。ブログ村に参加しています。応援お願いいたします。 ↓ ↓ ↓にほんブログ村にほんブログ村
2011.01.07
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