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ゼータガンダムエクステンデッド・モビルスーツ・イン・アクション 2005年6月発売新しいガンダムは高速飛行形態に変型するらしい!衝撃のデビューから20年。そのシルエットは私にとって今も、最も先進的な、最も洗練されたガンダムとして変わることはありません。そしてこのゼータガンダムは最も複雑難解なメカでもあったのです。オンエアを見ても、雑誌の解説を眺めても、その変形パターンをしっかりとイメージすることは困難でした。刻を越えて今、そのゼータガンダムがアクションフィギュアとして手に入る時代になりました。差し換え変形ではありますが、MSとWR(ウェイブライダー=飛行形態)のスタイリングも緻密に再現され、可動も極上レベルという噂です。さて、このEMIAゼータガンダムを心ゆくまで弄んでみたいと思います。■FRONT ■SIDE& REAR ■BUST-UP 【スタイリングについて】そのシャープな中にも力強さを感じさせるシルエットがよく表現されていると思います。ゼータは今までもガンプらやトイなど、様々に立体化されてきましたが、MS形態の四肢のバランスや身体各部のプロポーションは今までで一番の出来ではないでしょうか。特に膝から爪先までの直線的なラインは秀逸に思います。ただ、これは変形ギミックの絡みもあるのかもしれませんが、フライングアーマーがちょっと厚すぎに感じました。また、塗装ですが、胸などのブルーが濃いように思います。もう少し淡い方が劇中イメージに近かったのではないでしょうか。汚しは抑えられていると思いますが、ブラウン系なので汚く見えてしまうのですかね。顔は賛否両論ありますが、造形としては今までのものと比べて近い方ではないでしょうか。ただ、ここもスミ入れは極力控えた方がよかったと思います。【可動について】変形の関係で、特に脚部が複雑に動くようになっています。肘と膝は二重関節で写真のように極限まで可動します。肩は前後にスイングし、胸を張るようなポーズがとれます。個体差があるかもしれませんが、全体的に保持力が弱く、クニャクニャして収まりが悪いように感じます。膝は可変ギミックのため、ムーバブルフレームを模した特異な形状になっています。このように前にも反り返らせることも可能です。足首は軸の両端がボールジョイント接続されています。が、形状の都合で接地性の向上にはさほど貢献していません。■ビームライフル銃身が伸縮、グリップが可倒、マガジンが着脱可【POSE】■ビームサーベル【POSE】■ロング・ビームサーベル【POSE】なぜかウチのは可能。改善されたのでしょうか?■グレネードランチャーパックが二つ用意されています【POSE】ウェイブライダー変形はおおまかに言うと、ボディ各部をばらして、コアパーツを入れ替えてまた組み上げます。左がMS時、右がWR時のコアパーツです。専用の台座が用意されておりディスプレイすることができます。劇中同様ライフルをセットできます。【ウエィブライダーについて】機体のプロポーションはよくできていると思います。個人的に気になるのが、やはり最初に言った通り、フライングアーマーの厚みです。あとはライフルをセットする際、スタビライザーの角度を下ろさなければならない点でしょうか。また、動かしすぎたのか、膝関節が緩くなってしまい、角度を維持するのが難しくなってしまいました。まあ、格好はよく、全体的には満足しています。ボーナスパーツ。アナハイム・エレクトロニクス社のMS開発母体がジオニック社だったので、接続が可能だったのではないか、とのことです。(コレクションデータシートより)あまり使えませんね。■パーツ一覧ビームライフル/グレネードランチャー×2/ビームサーベル×2/シールド/手首×6/変形用コアパーツ/WR用台座/ザクヘッド(ボーナスパーツ)【総括】MSとWRを分けてという前提ですが、かなり、完成度の高いフィギュアになっていたと感じました。前にも触れましたが、特にMS形態のプロポーションについては今までの立体ものの中でも上位に入る出来ではないでしょうか。一通り変型させてみて、やはり、無理の多いシークエンスだったのだなあと改めて感じます。このサイズで満足のいく完全変形は当分無理ではないですかね。残念だったのは、平手が付属していなかったことです。率直に言って、ザクの頭よりは特徴のある手首を何種類かつけていただいた方がありがたかったです。取りあえずゼータについては、これでMIAとしては当分新作が出ることはないでしょうが、しばらくはこれで通せる、刻を越える品質に思えます。▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップへ
2006/03/07
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大気圏突入セットモビルスーツ・イン・アクション2006年08月発売ゼータの前半の見せ場、ジャブロー降下作戦で活躍したフライングアーマーがEMIA化されました。本体もさることながら、お色直しと一部改修を受けたMk-II、そしてカミーユとアムロ、そしてシャアの出会いのシーンを再現できるボーナスパーツにも注目です。ガンダムMk-II■FRONT■SIDE&REAR ■BUST-UP 【さらっと所見】以前に発売された単体エゥーゴ版と比べると、ボディの白が若干淡く明るいようです。グラデーションやスミ入れなどもEガンやEフリーダムに似ており整然とした印象。ただ、塗装精度は今ひとつで、いつものごとく顔や塗り分けが酷いものも多かったです。できれば、通販より、ショップで見比べて選んだ方が賢明に思われます。■シールドジョイントこれまでのモデルでは、シールドは、肘に直で接続されていましたが、新しい形状のジョイントが追加され、画像のような向きにも取り付けることができるようになりました。これにより腕が自然に動かせるようなり、ポーズが付けやすくなっています。もちろん従来の円形ジョイントも付属しています。最終決戦に出てきた左肩に直接シールドを付けた応急処置バージョンを再現。このボーナスパーツは単体エゥーゴ版からありました。【POSE】■ビームサーベルしっかり固定できないと以前から不評だったビームサーベルラック。マウント部分内側に突起が付いたため、柄がしっかり差し込め、ポロポロ外れるようなことはなくなりました。ただ、この部分は角度が立ち過ぎていると指摘がありましたが、それは修正されていません。【POSE】映画「星の鼓動は愛」のラストにもなったアウドムラ攻防戦のあのシーンを再現できます。 手のひらの穴にアムロの爪先を挿し込んで固定します。【POSE】■白旗劇中でよく使われてました。見ているだけなら意外に質感があります。■バルカンポッド私的にはもっともMK-IIらしく思える特徴的な装備。特に変更はなし。■ビームライフルビームライフルもほとんど変更なし。ただ、サイトのグリーンの塗装が省かれたようです。■ハイパー・バズーカ前モデル同様、腰にマウント可能。弾倉を取り外し、サイドアーマーに付けることもできます。【POSE】フライングアーマー■FRONT■REAR■ディスプレイ台前後、左右に傾けることができ、使い勝手もよいディスプレイ台が付属します。 (左)フロント部分の内側にあるバーを握らせるように手を差し込みます。(右)シールドは機体の前部にマウントします。 足を閉じてリアのカバーに爪先を入れて固定します。■射出形態両翼をたたんで、射出形態を再現することが出来ます。【POSE】■パーツ一覧どうなることかと期待していたフライングアーマーでしたが、意外に堅実なアイテムになっていましたね。いや、設定には忠実なんだろうけれど、なんというか模型然としていて、意欲や挑戦的なものがあまり感じられませんでした。翼がたためるなどのそれなりのギミックはすでにありますが、もっと斬新な提案が欲しかったところです。たとえば、バズーカやビームライフルを機体の外装のどこかにセットできるようになるとか・・・。とたんにオモチャっぽくなってしまいますが、結構楽しめそうな気もします。って言うか、やっぱりGディフェンサーが欲しいですね。▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップへ
2006/09/01
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カオスガンダムMOBILE SUIT IN ACTION!!MIAカオスの魅力は何といっても遊んで楽しい多彩なギミックです。劇中と同様に分離できる機動兵装ポッドは上部の突起をスライドすることによりビーム突撃砲が伸縮できます。また、先端部のハッチを開くことによりファイヤーフライ誘導ミサイルの発射形態が再現できます。そして、メインアーマー中央部のカバーを内側に押し下げることにより、カリドゥス改複相砲が展開できます。これは100分の1ガンプラですら差し替えで表現されているものでなかなかのスグレものと言えましょう。小さなパーツの中にこれだけ多くのギミックを詰め込んでいるとはさすがです。この他に迫力のロングビームライフル、流線型が特徴的なシールド、腰アーマーにマウントされるビームサーベルが2本付属しています。MGX-2235B カリドゥス改複相ビーム砲 AGM141 ファイヤーフライ誘導ミサイル/EQFU-5X 機動兵装ポッド MA-81R ビーム突撃砲/EQFU-5X 機動兵装ポッドMA-BAR721 高エネルギービームライフルMA-M941 ヴァジュラビームサーベルMMI-RG330 巡航機動防盾 裏面にグリップ付き変形シークエンスMA形態に差し替えなしで完全変形させることができます。といっても脚部のクローを引き出して、腰と膝を折り曲げるだけのシンプルなものですが、宇宙用高機動モビルアーマーのイメージがよく現れていると思います。さしずめガンバレルの上半身とイージスの下半身を持つガウォークといったところでしょうか。設定資料を見ると、もう少し、脚部が寝る感じなのですが。クローを引き出して展開 → 顔を後ろに向けメインア-マ-をかぶせる自立してバランスをとるのが大変ですが、膝から下をできるだけ倒して前に持ってくると、足の接地面積が大きくなり、安定性が増します。フルバーストモード!!背中の大型ブースターはボールジョイントで可動させることができ、特にMA変形時にバックから見ると機動ポッドのブースターと相まって迫力があります。プロポーションは、全体的にもう少しシャープにエッジの効いた感じが出ると劇中のイメージに近づくように思いますが、変形機構とのバランスを考慮すれば、いたし方なしと言ったところでしょうか。さて、改修をお願いしたい点ですが、まず、一番は顔です。顔・・・あんたは誰じゃ・・・アゴがベロに見える(泣)せめてもう一回り小さく、下方向に持ってくれば問題なかったのですが。また、設定ではもっとツリ目で凶悪な表情なのですが、製品は目が寄ってしまっていて、ちょっと間抜け顔になっています。次に腕の関節保持力が武器に比べて貧弱です。これだけ大型のライフルや重たいシールドを構えるのであれば、もう少し保持力が欲しいですね。特にMA変形時には構えてもすぐにダレてしまいます。また、ビームサーベルの束の収まりが悪く動かしているとポロポロ落ちる点に難があります。もう一つ、胴まわりはよく動いて良いのですが、前後に傾けるため、デフォでも腰前面に隙間ができ、これが私にはかなり気になります。MA形態への完全変形や各種のギミックを考慮すれば、かなりの力作だと思うのですが、劇中のシャープで凶悪なイメージが今ひとつ伝わってきません。今後、改修されることがあれば、ぜひ、顔だけでもよろしくお願いします。最後に要望ですが、ビームクローがクリアパーツで付属していたらありがたかったと思います。武器は確かに豊富なのですが、何せ、特徴のある武器なので・・・。って言うか、イージスの製品化の折にはぜひお願いします!
2006/02/15
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ハイザックMOBILE SUIT IN ACTION!! 2005年6月発売■FRONT ■SIDE&REAR■BUST-UPバックパックと脚部のスラスターを丁寧に再現■ザク・マシンガン改カートリッジは固定【Pose】■ビームライフルカートリッジは着脱可【Pose】【Gimmick】シールドにカートリッジを2つ収納可能■ビームサーベル■ヒートホーク【Pose】■腰部ミサイルポッド【Gimmick】ミサイルポッドを脱着可能、このパーツにヒートホークをマウントできる【Pose】■パーツ一覧ザク・マシンガン改/ビームライフル(エネルギーパック×2)/ビームサーベル/ヒート・ホーク/シールド/腰部ミサイルポッド/手首×6【Impression】重厚で存在感のあるスタイルを再現スミ入れは全くないが、成形色に深みがあり、安っぽさは感じない可動は肘膝が二重関節でよく動く。【Request】 頭部を一回り大きく劇中設定に近づけたほうがよい正面から見たフィンユニットの角度が立ち過ぎている。こちらも設定に近付けた方がよい腕まわりの動力パイプの接続が甘く抜けやすいので、工夫して欲しい武器サイズの適正化▲ポーズ&ギミック トップへ
2006/01/25
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MOBILE SUIT IN ACTION!!ハンブラビ05年12月発売私たちの多くは、MS(モビルスーツ)のリアリティに惹かれてガンダムの世界に足を踏み入れました。その実用兵器としてのイメージが、それまでのロボットヒーロー物に登場する「ヤラレメカ」とは一線を画していたからではなかったでしょうか。Zガンダムの後半からは、そんな私たちからすると、およそMSと認めたくないMSが多数登場してきます。このハンブラビは、その中でもさらにリアリティの薄いMSとして記憶されています。さて、究極のオールドタイプであるヤザン・ゲーブルの槍として劇中でも重要な活躍をしたこのキワモノMSはどんな製品になっているのでしょうか。MA形態背面MA形態バックビュー【製品について】実際のプロポーションは細身のシルエットをうまく再現しているように思います。ちょっと前までシャアザクを弄ってましたんで、握り手がメチャクチャ小さく感じたのですが、設定画を見るとこんなもんで適当ですね。■フェダーイン・ライフル■ビームサーベル■サーベル&海ヘビ■海ヘビ海ヘビは先端にスラスターが組み込まれ、極めて予測の難しい動きをするそうです。■ダミー(マラサイ)上に挙げたような装備の豊富さ、特に手首はこれらに合わせて5種類が用意されていることが嬉しいところです。また、可動については総じてよいと思います。腰アーマーは前から被さっているだけなので、腿も思い切り上がりますし、膝ももちろん二重関節で、さらに可変システムの恩恵も受けてよく曲がります。クローも1枚ずつ独立して展開することができます。腕は肩アーマーでいくらか制限されますが、元々がパイプをつなげたような仕組みなのでこれもよく動きます。ただ、残念なのは構造上、腰の動きが制限される点です。テールランスが尻裏から伸びているのですが、これがMS形態の時は背部ビーム砲の真ん中に挟まるように納められています。このため腰を回そうとすると干渉し、思うように動かすことができません。もちろんテールランスを展開すれば解消しますが、なんだかね・・・。また、展開した場合でもあまり回しすぎると、テール基部からビーム砲に伸びているチューブが抜けてしまいます。まあ、構造上のものだと思われますので、仕方ないですかね。あと気になるのはこの背部ビーム砲がヘナヘナ動いて、すぐ中を向いてしまうことくらいでしょうか。変形シークエンスクローを前にまわし、写真のように腕を折り曲げる爪先を伸ばし、踵を押し込むこの時、脛からバーニアが迫り出してきます。このバーニアが芸細で一番のお気に入りです!足を折り曲げ、背中にまわすテールランス(尻尾)を伸ばして変形完了!ヌハハハハハハハハ!!!■パーツ一覧ダミーは左右に分割することができます。また、手首はゲンコツ、ライフル用、サーベル用持ち手の他に、海へビ用持ち手、そしてダミー用の持ち手としても使える平手の5種類が付属しています。今、ハンブラビは私の机の上で凛と立っています。総じて、評価は想像していたよりも良いものになりました。理由として立体化して返ってリアルさが極まった元デザインの緻密さがあると思います。劇中で見ていた時はこんな風によく動くとは想像できませんでした。今まで持ち続けていたキワモノとしてのイメージが少しだけ払拭できた気がします。しかし、だからこそ、設定段階での尻尾の処理が悔やまれるところですね。▲ポーズ&ギミック トップへ
2006/02/21
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グフエクステンデッド・モビルスーツ・イン・アクション 2004年12月発売全身約40箇所の可動!全身フル塗装+グラデ塗装による圧倒的な存在感!そして細部にわたるシャープな造形!現在の技術の粋を集結して、ガンダムアクションフィギュアの最高峰を目指す"EXTENDED MOBILE SUIT IN ACTION!!"がシリーズ化されました。先陣を切っての登場はなんとグフ!!確かに数あるモビルスーツの中でも人気は高い方です。でもなぜゆえにグフが先鋒の重責を任されたのでしょうか?劇中では「青い巨星」の異名をとる生粋の軍人、ランバ・ラル大尉の愛機として登場しました。その青いボディと特異なムチ・ヒートロッド、ヒートサーベルを用いた激烈な攻撃は、私たちの記憶に鮮烈な印象を残しました。ところで、このグフはジオンの主力モビルスーツであるザクに対して、その「強化新型」という位置付けで通っていたように思います。グフは重力下における白兵戦に特化したため汎用性に乏しく、主流からは外れていきましたが、ユニークな固定兵装など、卓越した技術も多く見られます。もしかしたら、主流であるMIAを超える新シリーズの開拓者としてはうってつけの存在かもしれません。「ザクとは違う」このグフ、それではどんな進化を見せてくれるのか、レビューしてみたいと思います。■FRONT ■SIDE& REAR ■BUST-UP 【スタイリングについて】造形に関してはほとんど問題ないと思います。スパイクアーマーに見られる上半身のボリュームと直線で構成されるシャープな下半身が破綻なく調和しています。塗装は劇中のものよりわずかに深い印象ですが、黒系のグラデーション塗装と相まって、重厚さと凄みを感じさせる風に仕上がっています。細かい点で一つだけ言えば、マシンガンの平手はもう一回り大きくディフォルメされていた方がよかったのではないかと思いました。【可動について】ご覧のように余裕で立て膝をつけます。肘膝は二重関節、上腕付け根に回転軸、肩はボールジョイントで前後に約60度ほどスイングできます。また、前垂れが軟質素材でできており、無理にめくりあげれば、さらに腿を上げることも可能なのですが、ヒンジ等の工夫でスムースに上がればもっとよいかなといった感じです。いずれにしても、これまでのMIAの常識を翻す、超絶可動です。 さらに、頭部はいわゆる首パーツが独立していて、頭部、首、胸部がそれぞれボールジョイントでつながる「3重関節」構造となっています。このため自由度が高く豊かな表情が演出できます。また、胴体も2分割でボールジョイント接続されており、多少のひねりと前後屈動作が可能です。(画像はイメージです。このポーズに胴の可動はあまり反映されておりません)足はスリッパ式に独立可動し、接地性が高められています。【gimmick】ランドセルのカバーが外せ、内部のメカを覗くことができます。スラスターは可動■5連装フィンガーバルカン砲左右が付属し、両腕装備の「C型」も再現可能親指のみ前後に回転します【pose】■ヒート・ロッド直線や曲線のパーツをつなぎ合わせて様々な長さ、形状を再現できます・・・が、正直にいって面倒臭いです。また、なかなか思ったような表情をつけることができません。長さは限定されてしまいますが、針金でグニャグニャ曲がるジライヤの人形みたいな素材がよかったのではないでしょうか。【pose】■M-120A1 マシンガンフォアグリップが可倒、マガジンの着脱が可能【pose】意外に様になってます。■ヒート・サーベル刃身部分は質感のある透明素材で成形されています【gimmick】柄を外してシールド裏に収納できます【pose】■パーツ一覧ヒートロッド(総計15点)/M-120A1 マシンガン/ヒート・サーベル/シールド/手首×7/【総括】繰り返しになってしまいますが、ヒート・ロッドの構成が実に惜しい。グフを代表する武器なので、もっと安易に遊べるようなものがよかったと思います。ただ、新シリーズを名乗るだけに、さすがに素晴らしい出来です。いや、感服しました。スタイルも可動もギミックもほとんど文句のつけようがありません。EMIAはダテじゃありませんでした。(笑)このクォリティでどんどん後身につなげていただきたいものですね。追記下半身のアーマーに穴が開いていて気になっていたのですが、やはりザクIIの携行兵装が取り付けられるようです。やはり、素体がいいと何でも決まりますね!▲ポーズ&ギミック トップへ
2006/03/09
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ガブスレイMOBILE SUIT IN ACTION!!05年10月発売【製品について】昆虫を模した曲面ボディが量感たっぷりに造形されています。プロポーションも設定に忠実で良好。ただ、一つだけ難を言えば、設定では両肩のアーマーがもう一回りふくらみを帯びており、ボリュームに若干欠けることでしょうか。一見窮屈なデザインですが、各関節は驚く程よく動きます。顔は意外に上に向ける事ができ、劇中でおなじみ突撃しながらの射撃ポーズもトップの写真風にきまります。★熊手としても使用されるフェダーイン・ライフル★実はメガ粒子砲! 銃身は基部から曲がります。★スラスターがいっぱい! ★肩関節もこの通り★サーベルの持ち手の親指と人指し指がくっついて成型されています。自分の武器の安定性は増しましたが、径が限定されるので、持てる武器は制限されてしまいます。変型シークエンス★ノーマルの膝下をはずし、別パーツのクロー膝下をはめ込みます。付け外しは意外に力が要りますが、どちらもはめた後の関節保持はユル目です。★中間強襲形態+ビームサーベル!★スカートを中央に寄せ、背中のカバーを外し、前にまわして顔と胸を覆います。両手首はとっておきます。★肘を写真のようにタタみます。★クローを太腿ごと回転させ、前に引き出します。★ライフルを背中(下部)のジョイントに接続してMA形態完成!黒いスタンドは付属します。★MA形態バックビューシード系に慣れると、ひとまわり大きく感じますが、この位のボリュームが合った方が遊びやすいように感じます。差し替えがちょっと残念ですが、脚部のフレームが装甲を飛び出すという奇抜なパターンを再現するのはこのスケールではほとんど無理でしょう。アッシマーの変型にも驚かさえれましたが、これも秀作ですね。また、私は某家電量販店で買いましたが、店頭にあったものも塗装には大きな破たんはなかったように思います。MS好き、ガンダム好きに限らず、インテリアとして飾ってみても面白いのではないでしょうか。★パーツ一覧▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/02/15
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シャア専用ズゴックMOBILE SUIT IN ACTION!!2000年01月発売あのシャアも使った水陸両用MSの代表格。ジャブローでGMを貫いた俊敏な動きは印象的でした。しかし、このフィギュアでは、年式の都合もあり、どうも劇中のような躍動感は期待できないようで。■FRONT■SIDE&REAR ■BUST-UP【スタイリングについて】全体的にはまとまっていますが、設定画と比べると、ちょっとスリムな印象です。これは腕と脚のグレーの部分が細長いからではないでしょうか。また、もっと上半身に厚みがあった方が迫力が出ると思います。爪部分は、鋭くないのは仕方ないとして、真っ白けで、いかにも作り物に見えてしまうのがちょっと気になります。色はエンジの成型色が少し白っぽく淡い印象がありますが、それ以外は問題なく思います。スミ入れも派手過ぎず、ちょうどよい加減に見えます。【可動について】最初期のアイテムであることもあり、可動は最小限に止まっています。 肘は約30度、膝は50度程度で、気が利いたポーズをとらせるには明らかに不足です。腰は無駄に360度回転します。いずれにしても可動性能については貧弱と判断せざるを得ません。【Pose】■アイアンネイル&メガ粒子砲パーツの差し換えにより開いた状態を再現することができますメガ粒子砲掃射イメージ■潜行イメージ足裏のディテールも再現■パーツ一覧アイアンネイル×4【総括】酷評になってしまいますが、MIAというより、肘膝のちょっと動くソフビといった印象です。ゴッグがよく出来ていただけに、もう少し作り込まれたものが欲しかった。EX化までは望みませんが、人気の高い機体なので、せめて2nd化はお願いしたいところです。改修ポイントは、まず、90度以上の肘膝可動域の確保、GMを撃破したあのシーンを再現するためにも、腰には前後に倒れるように。また、アイアンネイルは差し換えでなく、3本が連動して開閉するギミックをつけて欲しいと思います。(そのかわりウッディ大佐のファン・ファンとか連邦のミサイルバギーとかをオプションでつけてください。)最後に、希望としては、腕にゴッグのようなボールジョイントによるフレキシブルアームを採用していただければと思います。何か要望書のようになってしまいましたが、動かさないことが前提ならば、それなりに愛嬌もあり、存在感もあります。机の上に置いてあるだけで気持ちが和みますよ。超有名なあのシーン!▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/04/26
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リボルテック9月発売の新作・スーパーバルキリーVF-1J & OVA版 ブラックゲッターの画像が上がっています!リボルテック No.034 TV版 スーパーバルキリーVF-1J取扱いショップ一覧 価格比較 最安値リボルテック No.035 OVA版 ブラックゲッター取扱いショップ一覧 価格比較 最安値バルキリーはVF-1Jのバーミリオンリーダー仕様ですね。ガンポッドはもちろん、なんとスーパーパックも付属しているようです。画像を見る限り、肩、肘、膝がリボルバージョイント、首と足首は不明ですが、股関節がモノシャフトドライブのようですね。今までありそうでなかったバルキリーのフルアクションフィギュアなので期待してしまいます! 尺の長いディスプレイスタンドのようなものも見えますが、これも楽しみです。ブラックゲッターはボディの黒が渋くて印象的!OVA版ゲッター1からの流用パーツがほとんどですが、顔や手首、脚など新作パーツも多いようです。わき腹の例の穴にはマガジンのようなパーツを取り付けるようですね。▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック 記事一覧
2007/07/20
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海洋堂 アクションフィギュア パワードスーツ レビュー2002年発売ガンダムをはじめ、以降の日本のSFメカデザインに大きな影響を与えた機動歩兵・パワードスーツ!!このアイテムは2001年に発売されたオリジナルアクションフィギュアの海外向けリペイント仕様で、02年冬のワンフェスで販売されたものです。【ポイント】・モビルスーツの原点ともされる機動歩兵の強化防護服・パワードスーツがダイキャストとABSを素材に用いたアクションフィギュアとして立体化!・同スケールのパイロットフィギュアと、スーツ本体に着脱可能な首だけのフィギュアが付属!・レールガンが可動する他、ハンドフレーマー(火炎放射器)、卵を拾う手など劇中イメージを再現するオプショナルパーツが付属!■FRONT■SIDE& REAR 【スタイリングについて】造形は、おおむね文庫本のカット通り、イメージをほとんど損なうことなく立体化されていると思います。ただ、ゴリラと言うには若干スリムですかね。ボディはダイキャストとABSで構成されており、ディテールはカッチリとシャープな印象。頭頂高で10cmそこそこの大きさですが、手に取るとズッシリと確かな感触があります。頭部センサーならびにバイザー、腰部のインターフェイスにはクリアパーツが使われており質感が高められています。もちろんバイザーの中のパイロットの顔も覗けます。塗装は、砂漠戦仕様のサンドイエローバージョン。色調はABS部分が赤っぽく、ダイキャスト部分がちょっと緑がかったものになっています。あまり違和感はありませんが、意図的に違いをつけたのかは不明。全身のモールドにスミ入れが施してあり、くたびれた宇宙服っぽいリアリティが表現されています。 レールガンランチャーはもちろん上下に可動。後方のY字型ラックに干渉するため、外側にスライドさせてから前方に倒します。 左より小型爆弾を発射するY字型ラック、ロケットノズル、ハンドフレーマー(火炎放射器)はバックパック左側面にマウントできます。不満点としては、まず、頭部のフードが開閉するようになっているのですが、合わせが悪く、隙間が開いてしまっていることがあります。ヒンジの建てつけがグラグラしており今一つしっくりきません。次に肘関節がボールジョイント接続なのですが、ジョイント軸が長く露出しているため、よく見るとぶら下がったような造形になっています。可動性能はよいだけに両立させるよい手段がなかったか、残念なところです。また、全体的にパーティングラインやゲートの処理の甘い部分が多いですが、できるだけ目立たないような工夫が欲しかったですね。【GIMMICK】頭部のフードは開閉式で、パイロットフィギュア(首のみ)を着脱できます。■パイロットフィギュア同スケールのパイロットフィギュアが付属。1/20とのことですが、設定イラストと比べるとちょっと小さめに思います。 ■比較ぬえ×海洋堂つながりということでリボルテック・バルキリーと。う~ん、動くデストロイドが欲しい。【可動について】ボールジョイントや軸が効果的に配置されており、形状にしてはよく動く印象。手首や爪先には独特の構造が用いられており、さすがにただのアクションフィギュアではないと感心させられました。ただ、脚(特に股関節)に柔軟性がなくダイナミックなポージングが決まらないのはちょっと惜しいです。 肘はボールジョイント接続で約90度。内側から見るとジョイントの軸がもろに露出しており、ちょっと頼りない印象です。 手首はちょっと変わった仕組みのボールジョイントで内側に折り返す動作ができます。手首がマウントされている突き出た部分が回転します。 腰は蛇腹部分が収納されることにより前屈が可能、捻転はできません。股関節は根元がボールジョイントで50度弱の開脚、蛇腹部分と腿は回転軸で接続されています。 膝は90度弱曲がり、このとき蛇腹部分が露出します。 爪先にボールジョイントが仕込まれており、現在EMIA等でおなじみのスリッパ式の先駆となっています。しかし、左右にはほとんど振れないので、接地性にはある程度しか貢献していません。【POSE】【パーツ一覧】ハンドフレイマー(火炎放射器)/手首×4/パイロットフィギュア(首)【評】レールガンやY型ラックの発射口がふさがっているとか、ロケットノズルが動かないとか、細かい注文はありますが、造形、可動、総じて満足度の高いアイテムに思います。特にダイキャストパーツの使用から得られるズッシリ感は、同じようなサイズのMIAやリボルテックからは味わえないものがあります。1/12スケールプラモデルの新作が発売されるようですが、もっと作り込まれたそのぐらいのサイズのアクションフィギュアも、手にとってみたいですね。【関連アイテム検索】宇宙の戦士 機動歩兵 パワードスーツ>>関連商品一覧 価格比較【レビューカテゴリ】■特撮系アクションフィギュア レビュー■仮面ライダーのアクションフィギュア レビュー(装着変身等) ■トランスフォーマー レビュー ■海洋堂 リボルテック レビュー■アニメ系アクションフィギュア レビュー ▲ アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2007/10/11
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【コミックコンベンション(コミコン)2008限定商品】ハズブロ トランスフォーマー ネメシス プライム【コミックコンベンション(コミコン)2008限定商品】ハズブロ トランスフォーマー スカイワープ【関連アイテム】変形!ヘンケイ!トランスフォーマー D-07 ガルバトロン取り扱いショップ価格順一覧 予約状況変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-11 アイアンハイド取り扱いショップ価格順一覧 予約状況変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-09 ランボル取り扱いショップ価格順一覧 予約状況▲通販まとめ買いに便利な新製品発売カレンダー▲記事一覧アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2008/07/29
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プロトフォーム オプティマスプライム レビュートランスフォーマー ムービーシリーズ(2007)2007年6月発売オプティマスプライムが地球に飛来する以前の姿がこのプロトフォーム!エントリー(突入)モードと呼ばれる隕石に似たビークル形態に変形します。どちらかというと映画の雰囲気を楽しむためのアイテムに思い、あまり期待はしていなかったのですが、なかなかのスグレモノですよ!【ポイント】・塊感のある隕石モチーフのエントリーモードがスタイリッシュなロボットモードにトランスフォーム!・エントリーモード時は流星の尾をイメージした炎として、ロボットモードでは光線として使うことのできるエフェクトパーツが付属!・ボールジョイントやヒンジを多用し、さまざまなアクションポーズを実現※肩プロテクター上の突起は、商品同梱の「正しい遊び方説明書」、並びに公式サイトなどの画像では、斜めに傾斜させるのが正しいとされていますが、このレビューの画像では、管理人のコンボイ=オプティマスに対する個人的イメージにより垂直に立ててあります。お気に障る方もあるかもしれませんが、何卒ご了承ください。オプティマスプライム エントリーモード【FRONT】【REAR】尾をひく隕石を模したエントリーモード。流星の尾状のエフェクトパーツは着脱可、転がし走行が可能です。フロントウィンドウ、グリル、ドアパネル、そしてタイヤ状のパーツなど、後にトレーラーをスキャンしたオプティマスの姿を連想させる意匠が各所に見られます。前面上端にはオートボット(サイバトロン)マークが、その下の銀色にあしらわれた(変形後に胸にあたる部分の)モールドはマトリクスを意識したものでしょうか。底面ビュー。折りたたまれた脚部と腰を腕が左右から覆っているような感じです。トランスフォームフロントウィンドウ状の意匠のある本体上部パーツを基点に脚部、腕部を展開する比較的シンプルな構造に思います。銃は本体後部から取り出します。 オプティマスプライム ロボットモード【FRONT】【SIDE&REAR】コンボイにしてはスマートでプロポーション良すぎですが(笑)・・・ミステリアスなイメージのロボットモードです。今回の劇場版トランスフォーマーデザイン共通の、生体が装甲をまとったような特徴がもっとも顕著に表れているのではないでしょうか。ほとんどは成型色のブルーグレーが活かされていますが、所々に吹かれた銀が未知の生命体っぽい雰囲気をうまく醸し出していると思います。■集光ギミック後頭部から光を取り込んで目が光っているように見えます。【可動について】変形フィギュアにしては素晴らしいの一言。ヘタなアクションフィギュアよりよほど動きます!肩と、肩内の腕の付け根の軸を利用して、腕を水平まで振り上げることができます。 肘は約90度、上腕付け根と手首に回転軸があります。 股関節はボールジョイントで約180度開脚、膝も約90度曲げることができます。足首はボールジョイントで接地性も上々。■コンボイガン流星の尾にあたるエフェクトパーツを取り付けて銃撃イメージを再現できます。エントリーモードに格納するため銃身とストックが折りたたみ可能。【POSE】【評】いわゆるガワ変形的なものを想像していたのですが、背中と腰に残るくらいで、意外にスッキリトランスフォームできて感心しました。やはり特筆すべきは可動性能でしょうか。これで首と手首にボールジョイントが用いられていたらほぼ完璧でしょう!あとはどこかにオートモーフィングを取り入れてもらえればベストでした。このプロトフォームは映画の設定をフォローするアイテムとして面白い存在に思います。他のトランスフォーマーのプロトフォームトイもぜひ手にしてみたいですね。ミクロマンとコラボするってのもいいんじゃないでしょうか。あっ、肩の件ですか。けっして、決して、写真を撮り直すのがメンドウな訳ではありませんので・・・(汗)。あしからず。【関連アイテム検索】トランスフォーマー ムービー MA-05プロトフォーム オプティマスプライム>>取扱いショップ一覧 価格比較 最安値【レビューカテゴリ】■トランスフォーマー レビュー ■仮面ライダーのアクションフィギュア レビュー(装着変身等) ■海洋堂 リボルテック レビュー■アニメ系アクションフィギュア レビュー▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2007/08/07
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【EMIA】フリーダムガンダムEXTEDED MOBILE SUIT IN ACTION!!2006年04月発売大方の予想を裏切り、早くもEX化されたフリーダム。いまだMIA化も為されていない機体も数ある中で、短期間にガンガン商品化されるうらやましいモビルスーツです。ただ、この急な流れの中で、等閑にされたポイントもあったようで・・・。■FRONT■SIDE ■REAR■BUST-UP■標準装備【スタイリングについて】身体各部(特に腰や手足など)を細長く、シャープに造型することにより、MIAバージョンに比べて、はるかにメリハリのあるスマートなプロポーションになっています。大きすぎるといわれていた肩アーマーをはじめ、その他のパーツもほぼ適正な寸法に改められていると思われます。しかし、逆に翼がオーバースケールになっている印象があります。この部分はフリーダムのキモなので、確かに大きい方がアクションにハッタリがきくのですが、結果、バランスが後方に傾き、かなり前屈みにし、カッコ悪い姿勢にしないと直立できないようになっています。心情的には痛し痒しですが、フィギュアはやっぱり自立してナンボだと考えます。もし立たないのなら、スタンドが同梱されるべきでしょう。多少、高くなっても、そちらの方がユーザーにとって良心的に感じられるのではないでしょうか。不満の声が多かった顔は目も赤いクマドリもグレーの頬あて部分もしっかり描かれ、表情はかなり精悍に改められました。しかし、なぜかアンテナが太くダルくなって、顔全体の印象をブチ壊しにしています。オマケにウチのは無惨にも、ビーム兵器がかすめたみたいに曲ってしまっています。塗装に関して、今回は恒例のグラデーション吹きも控えめで好印象です。また、胸やシールドのダークブルーはMIAのグレーに近いものから、青みが多くなったネイビーっぽい色に変わっています。これは解釈もありますが、私的にはOKです。しかしなぜか、ランドセルのメインバーニア、ふくらはぎのスラスター部分はMIAではしっかり塗られていたはずなのに、未塗装になっています。また、背面の翼で隠れる部分だけ、なぜかスミ入れがカットされています。部分的には退化の跡も見られ、複雑な心境です。■MIA(向かって右側)との比較全体にシャープにリファインされた印象どちらがEX でしょうか?【可動について】フリーダムはMIAの時点から、もともと可動性能には定評があったのですが、新機構も取り入れられ、さらに自由度の高い、しなやかなアクションポーズを決められるようになりました。 肩はRX-78同様、上部が露出したパターンになり、可動域が格段に拡がっています。腕を横に振り上げる動作もこの通り。 肘膝ももちろん二重関節で限界まで曲ります。 腿は付け根にグレーのパーツを噛ませてあり、ロール軸が設けられました。また、胴体は二分割から三分割になり、それぞれボールジョイントで接続されています。 足は二つに分割され、爪先を伸ばしたり、反り返らせたりすることが可能です。【Pose】■平手平手が付いたので、こんな風にも遊べます。あとは1/160カガリ花嫁バージョンがあれば完成。どうせならボーナスパーツにこれどっすか??【Gimmick】■M100 バラエーナ プラズマ収束ビーム砲設定通り、翼に収納されたバラエーナ砲を展開できます。【Gimmick】■MMI-M15クスィフィアスレール砲腰アーマーのレールガンを蛇腹状に展開できます。グリップも設定同様に引き出して、持たせることができます。【Gimmick】■ハイマットフルバーストモードこの製品、一番のウリであるハイマット(翼を展開した)状態での一斉射撃形態が再現できます。バラエーナ砲付け根の赤枠の部分に回転軸を設けることにより可能になりました。■MA-M20ルプスビームライフル大きさはほぼMIAのものと変わりませんが、新造形です。サイト径や、後部のグレーの突起などが変わっていますが、設定画を見る限り、MIAの方が忠実に再現されているように思います。【Gimmick】フォアグリップを倒して、両手で構えることができます。【Pose】【Gimmick】腰裏にマウント可能■対ビーム用シールドジョイントの方向を変えることにより、肘に対して真後ろか左に構えるかを選べます。また、持ち手の位置を5段階に付け替えることができます。■MIA版(向かって左)との比較かなり、巨大化していることがおわかりいただけると思います。■MA-M01 ラケルタビームサーベル【Pose】別パーツを使用して連結状態も再現■パーツ一覧ビームライフル/シールド/ビームサーベル×2(連結状態の柄×1)/シールド/手首×8(4種)【総括】SEED系初のEX化、それも人気のフリーダムということで期待も大きかっただけに、不満の残る項目も多く感じられました。本文にも書きましたが、特に、アンテナの造形やバーニヤ関係の未塗装部分など、MIAでは良くできていた部分が、いい加減に処理されている事がどうにも腑に落ちません。この現象はゼータの2ndとEXの関係にも見られましたが、こうしたことが続くと一体何のためのバージョンアップかその意義に疑念を抱かざるを得ません。それらに目をつむれば、他の造形、プロポーション、可動、ギミックともそれぞれ大きく進化しているので、嬉しい限りなのですが。特筆すべきは、可動ポイントが増え、表情豊かなポーズがより自然に取れるようになったことでしょう。やはり、RX-78で採用された肩関節が大きく貢献しているのではないでしょうか。さらに足回りにも腿に別パーツを新設し回転軸を設けたこと、足を二分割し動きを与えたことなどが挙げられます。これらのチャレンジは、今後のMIAシリーズに必ずや新たな発展をもたらすものに思います。さしあたっては6月に発売されるジャスティスにさらなる期待したいと思います。EMIA フリーダムガンダム価格順検索関連項目【MIA】フリーダムガンダムのレビュー▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/04/30
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画像&レビューメタス&メガバズーカ・ランチャーモビルスーツ・イン・アクション2006年11月発売MIAメタスには、MSの携行火器としては最大級の威力を誇るメガ・バズーカ・ランチャーが付属しています主に百式により運用されたこの大型メガ粒子砲は、劇中でも重要な局面の重要な作戦で使われました。しかし、一発のエネルギー消費が激しく、チャージに時間がかかるため、苦肉の策として他のMSを随伴してエネルギー供給を受けるといったシーンもありました。テレビでは、破棄されたコロニーに放置してあった旧ジオンのゲルググが用いられましたが、この程公開された新約Ζガンダムの劇場版ではメタスがこの代わりをしました。別売りのEMIA(MIA)百式と絡ませて、この印象的なシーンを再現する事ができます。巡航形態■FRONT■REARコンパクトにまとまった巡航形態。砲頭の先端部分、エネルギーパイプなどが軟質素材でその他はプラ素材です。猫道さんにコメントでご指摘いただいたように先端から向かって右側面にはビス穴が点在しており、ちょっと残念です。砲撃形態■FRONT■REAR■SIDE砲身を2箇所引き伸ばし、ステップ、下部のサイトを展開、グリップボックスを左右に開いてグリップを引き出し、チェストホルダーを伸ばし、砲撃形態の完成です。■with百式基本的にはグリップを握らせ、ステップに片足を掛けるだけなのでガッチリ固定という訳にはいきません。百式の関節保持力も特に強くはないので、固定して飾るために、できれば専用スタンドなどが付属していれば有難かったですね。どちらも造形の出来はいいので、ポージングが決まればかなりカッコいいですよ!■with百式&メタス付属のコネクタチューブを使って、劇中(映画)のシーンを再現できます。メガ・バズーカ・ランチャーのコネクタハッチを開きチューブを差し込みます。メタスはコクピットパーツごと差し替え、コネクタチューブを差し込みます。なぜ、メタスにメガ・バズが付くのか、ちょっと合点がいかないですが、メタスもメガ・バズも単体アイテムとしては完成度が高く、かなり満足しています。一つだけ難点をいえば、コネクタチューブが太くて融通が利かないことです。例えばリード線など、もっと細くて長いものの方がリアルかつ遊びやすかったのではないでしょうか。ともあれ、スタイリングもプレイバリューも上々で、EMIA百式と絡ませると迫力があり、最高にカッコいいですよ!■withゲルググでも、個人的にはこっちの方がしっくりくるなあ。▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップページへ
2006/11/28
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U.C.アームズギャラリー 03一年戦争後期~グリプス戦役中期におけるアナハイム・エレクトロニクス社の台頭2006年08月発売ご存じの通り、宇宙世紀では一年戦争が終わっても戦争は延々と続いていくのですが、それは国家間の対立という形式だけではなく、過激分子の突出による紛争となったり、軍内部の派閥抗争になったりと、より混迷の度合いを深めていきます。それまでは国家主導で行ってきた兵器開発も、このような事態に至り、それを請け負う企業の存在が際立ち始めます。U.C.アームズギャラリーの第3弾はそんな企業の代表的存在であるアナハイム・エレクトトニクス社の“商品”がピックアップされています。さてこの会社、文字どおり“死の商人”なのか、それとも純粋な“技術屋集団”なのか、そんなことを考えながら手に取ってみるのも一興かもしれません。XBR-M-82A ビームライフル地球連邦軍のRX-78GP01ゼフィランサスに装備されたビームライフル。次世代の主流となった本体と分離・交換が可能なEパック方式ビーム兵器の基礎を築いた。射程の長さと、ビーム・ジュッテと呼ばれる銃剣型のビームサーベルを仕込んでいることが特長。パーツ点数は7点。本体後部はダイキャストパーツ。本体はオリーブグレー、サイトは赤、ビーム・ジュッテの基部はオレンジ、リベットなどはシルバーに塗られています。サイトとフォアグリップは左右に可倒します。US版GP01付属のもの(サイトはこの位置で固定)との比較。長さ、厚みとも一回り大型化しています。簡略化されていたEパックの造形は複雑なものになり上部のキャリングハンドルもきちんと抜けています。フォアグリップを倒して両手持ち。リーチが足りないのでワキに抱えて構えることはできません。作り込まれたEパックも付き、ガンダムからマークIIのライフルへの進化の過程がうかがえるモデルですね。全体的に重厚感がでていてよいと思います。せっかくのハイクォリティですから、ビーム・ジュッテの刀身は再現して欲しかった。X-04 ビームマシンガンデラーズ紛争時、アナハイム・エレクトロニクス社が独自開発し、秘密裏に旧ジオン残党に引き渡されたMS、ガーベラテトラ専用のビーム兵器。広範囲破壊を行う掃射、突撃性にすぐれたビーム兵器として、一撃必殺のライフルとは異なる戦術運用の可能性を拓いた。パーツ点数は7点。円筒形の冷却カートリッジがダイキャスト製。本体は濃い目のオリーブグレー、サイトはグリーン、後端内部の冷却システムなどにシルバーが使われています。EパックはXBR-M-82Aのものと互換性あり。本体後部のカバーを外すと強制放熱機構がのぞけます。何となくリアル。(笑)今までに、そしてこれからもあまり見ない奇異なデザインの銃です。銃身とグリップ部の厚みの違いにメリハリが効いていて迫力のある造形になっていると思います。こんな武器があると、MS本体も欲しくなってしまいますね。HFW-GMG・MG79-90mm ジム・マシンガン目新しい機構はないものの、高い信頼性を誇る、ジム用のマシンガン。(実弾)プルバック式を採用したことにより、威力、精度を損なうことなく、全体をコンパクト化している。キャリングハンドル下にはジムの照準センサーと電子的に結合される照準デバイスが組み込まれている。パーツ点数は5点。ボックス型の弾倉カートリッジがダイキャスト製。本体は濃淡2色のグレーで塗り分けられ、センサーはグリーン、照準センサーの内部メカなどにシルバーやゴールドが使用されています。GM(1stバージョン)のものとの比較。大型化はもちろん、銃身、キャリングハンドルなどのデザインがより精密になっています。しかし、何といっても、一番の違いはまさにボックス然とした厚みのカートリッジです。迫力がありますね。キャリングハンドル下の照準システムがうかがえるようになっています。これだけでも別の拳銃のようでカッコいいですね!今回の6つのうちではもっとも地味な銃ですが、無骨な外観にメカニカルな照準システムを仕込んでいるところに粋な演出を感じます。小振りですが、存在感があり、GM以外でも、連邦の機体ならどれにでもフィットしそうです。後半につづくU.C.アームズギャラリー4~6▲アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック トップへ
2006/08/12
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