Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2006/10/07
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カテゴリ: エトセトラ
愛しのかんろ


 愛しのペットだった「かんろ」( 写真左 )が天国へ旅立って、きょうでまる2年。

 いわゆる「三回忌」になります。ついこの間のことのような気がするのに、

 歳月は、無常に早く過ぎてゆきます(一緒に過ごした日々の記憶は今もしっかりあるのに…)。

 ブログでの僕のハンドルネーム「うらんかんろ」も、ご想像の通り、

 この「かんろ」ともう一匹の猫「うらん」(こちらは健在です)からきています。

 かんろは、1998年春に隣の家に迷い込んできた雌のノラちゃんでした。

 隣の家の人は、すでに猫(うらん)を飼っていた我が家に相談に来ました。「うちには犬がいるから駄目だし、保健所に連絡した方がいいかしら…」と。



窓辺でまどろむかんろ
 「いい友だちになる」ということは僕らの期待通りにはうまくいきませんでしたが、

 それでも2匹の猫はそれなりに仲良く、我が家で“共存”していました。

 我が家に来たときは毛並みがぼろぼろだった「かんろ」でしたが、

 毎日丁寧にブラッシングしてあげた効果もあって、そのうちつやつやの毛並みになりましたね。

 しかし元々ノラ育ちだったこともあって、あなたの人間に対する警戒心は、最初なかなか解けませんでした( 写真右上 =暖かい窓辺でまどろむ「かんろ」)。

 タンスの上に上がったまま、しばらく降りてきませんでしたね。あなたを抱っこしようとして、何度爪でひっかかれたり、猫パンチを食らわされたりしたことでしょう。
大好きだった椅子の上で…

 でも、歳月が経つうちにあなたの警戒心は徐々に和らいで、そのうち膝の上に乗ってくるようにもなりました。

 大好きだったサンマの干物も、手渡しで喜んで食べてくれるようになりましたね。

 冬の夜は、人間が使うひざかけの上で寝るのが好きでしたね( 写真左

 しかし、一昨年のきょう。夏頃から得た病のために、治療の甲斐無く、あなたは眠るように天国へ旅立っていきました。10月7日の早朝でした。

 ノラ育ちが故、年齢は不詳でしたが、お医者さんは歯を見て「14歳くらいかなぁ…」と言っていたので、高齢だったことは確かです。

 あなたに精一杯のことが出来たかどうか、あなたが我が家に来て本当に幸せだったのかどうか、今でも自信はありません(あなたと話が出来て、心の内が聞けたらどんなに楽しかったでしょうか)。

 でも、あなたは約7年間、僕ら家族にすばらしい時間と優しさをくれました。本当に、本当に有難う。今ごろは、天国で元気に遊んでいるんでしょうね。何年経っても、「かんろ」はずっと僕らの心の中で生き続けていますよ。





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Last updated  2006/10/07 10:42:53 AM
コメント(17) | コメントを書く


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Re:愛しのかんろが逝って…きょう三回忌/10月7日(土)(10/07)  
久里風  さん
「かんろ」、幸せですね。三回忌をやってもらえるなんて。
あれと思ったら、いつのまにか「かんろ」との二人称ストーリーになっていて
最後まで惹かれて読んでしまいました。
文末に「ポチン」がないではないですか。法要なので載せなかったのでしょうね。
優しいうらんかんろさんだな。(涙)
(2006/10/07 11:49:26 AM)

Re:愛しのかんろが逝って…きょう三回忌/10月7日(土)(10/07)  
ペットを飼ってる人達が共有している感情ですね。
言葉を交わせない分、一層の愛情を感じます。
我が家も多くのペット達を見送ってきました。。。
同じ時を過ごしていないわんちゃん達。ペットの共同墓地で「なんだ。。お前もあいつんちで住んでたんだ。。」なんて自己紹介しあってるかも知れません。
でも何か寂しいですね。。 (2006/10/07 01:07:20 PM)

猫ちゃんではないですが・・  
私の実家にも高齢の犬が居ます。
一昨年はもうダメかもしれない、と言うくらい具合が悪い時もありました。
今は元気になりましたが、昔ほどの元気はありません。
なので、ブログを拝見していて思わず涙してしまいました。
かんろちゃんはたくさんの愛情を注いでもらって、とても幸せだったでしょうね!! (2006/10/07 04:46:11 PM)

Re:愛しのかんろが逝って…きょう三回忌/10月7日(土)(10/07)  
あとむこばると さん
「犬は人に猫は家になつく」、と言います。
「かんろ」は最後に永住の地を与えられて余命をまっとうした事でしょう。
昨今簡単にペットを捨てる人があまりにも多い事に憤りを感じます。そんな人達に今回のブログを読ませてあげたいです。合掌。 (2006/10/07 05:04:26 PM)

涙が出た…  
武則天  さん
うらんかんろさんの日記を読んで涙が出ました。
何年たっても忘れることなんて出来ないですよね。かんろちゃんは幸せだったと思います。最初の頃それだけ警戒心があったということは野良ちゃんだった時にひどい目にあったんですよ。でもうらんかんろさんの家が本当に心休まる場所になってホッとしたことでしょう。

孤独で死んでいく猫にゃんが多い中、晩年はおだやかな気持ちになれてよかったです。

かんろちゃん、永遠なれ!!ですね。
(2006/10/07 07:17:04 PM)

Re:愛しのかんろが逝って…きょう三回忌/10月7日(土)(10/07)  
いったん家族になったら人も動物も一緒。「うらん」には長生きしてもらいたいですね。 (2006/10/07 09:29:12 PM)

久里風さんへ  
 久里風さん、こんにちはー。

>「かんろ」、幸せですね。三回忌をやってもらえるなんて。あれと思ったら、いつのまにか「かんろ」との二人称ストーリーになっていて最後まで惹かれて読んでしまいました。文末に「ポチン」がないではないですか。法要なので載せなかったのでしょうね。優しいうらんかんろさんだな。(涙)

 温かいコメントを有難うございました。書いているうちに、自然と3人称が2人称になってしまいました。変だなと最初思ったのですが、これも自然でいいかなと思って、あえて直しませんでした。

 それはそうと、「文末の『ボチン』がない」っていう意味がよくわからないのですが、すみません。

  (2006/10/08 09:56:00 AM)

きんちゃん1690さんへ  
 きんちゃん、こんにちはー。

>ペットを飼ってる人達が共有している感情ですね。言葉を交わせない分、一層の愛情を感じます。我が家も多くのペット達を見送ってきました。。同じ時を過ごしていないわんちゃん達。ペットの共同墓地で「なんだ。。お前もあいつんちで住んでたんだ。。」なんて自己紹介しあってるかも知れません。でも何か寂しいですね。。

 きんちゃんところの「風丸くん」の三回忌も、いずれ巡ってきますね。ワンちゃんは猫よりも人間によくなつくので、より家族みたいな感じがするので、いなくなるとほんとに寂しくなりますね。

 天国で、うちの「かんろ」と一緒に仲良く遊んでくれてたらいいのですが…。 (2006/10/08 10:00:37 AM)

エストレア☆さんへ  
 エストレア☆さん、こんにちはー。

>私の実家にも高齢の犬が居ます。一昨年はもうダメかもしれない、と言うくらい具合が悪い時もありました。今は元気になりましたが、昔ほどの元気はありません。なので、ブログを拝見していて思わず涙してしまいました。かんろちゃんはたくさんの愛情を注いでもらって、とても幸せだったでしょうね!!

 僕も昔実家で犬を飼っていましたが、いずれもまだ(人間で言えば中年くらいの頃に)病気でなくなり、天寿をまっとうするまで見送ったことはありませんでした。

 「かんろ」にはノラで苦労しただろうなぁと思う分、ひょっとして「うらん」よりも愛情を注いだかもしれません。エストレアさんの老犬は、ぜひ天寿をまっとうさせてあげたいですね。 (2006/10/08 10:04:53 AM)

あとむこばるとさんへ  
 あとむこばるとさん、こんにちはー。

>「犬は人に猫は家になつく」、と言います。「かんろ」は最後に永住の地を与えられて余命をまっとうした事でしょう。昨今簡単にペットを捨てる人があまりにも多い事に憤りを感じます。そんな人達に今回のブログを読ませてあげたいです。合掌。

 温かいコメントを有難うございました。昨今、ペットブームの陰の部分で、捨てられるペットの多さには僕もほんとに腹が立ちます。無責任な飼い主が多すぎますね。僕は、今度猫を飼うときも、捨てられた可哀想なペット猫を引き取ってあげたいと思っています。 (2006/10/08 10:09:16 AM)

武則天さんへ  
 武則天さん、こんにちはー。

>うらんかんろさんの日記を読んで涙が出ました。何年たっても忘れることなんて出来ないですよね。かんろちゃんは幸せだったと思います。最初の頃それだけ警戒心があったということは、野良ちゃんだった時にひどい目にあったんですよ。でもうらんかんろさんの家が本当に心休まる場所になってホッとしたことでしょう。孤独で死んでいく猫にゃんが多い中、晩年はおだやかな気持ちになれてよかったです。かんろちゃん、永遠なれ!!ですね。

 心のこもった温かいコメント、有難うございます。「かんろ」のペット葬したあとの骨壺は今も我が家に置いています。ペットの共同墓地に埋葬しようかとも思ったのですが、いまだに「かんろ」を手放すことはできません。

 日記は自分で書いていて自然と涙を流していました。過ぎ去った日々のことでも、思い出はしっかり焼き付いています。「かんろ」の毛がまだいっぱい付いたままの、あの椅子もまだそのままです。

 おっしゃるように、「かんろ」はノラの時に相当つらい体験をして人間不信に陥っていたのだと思います。実家でノラ猫を何匹も飼ったことのある僕でさえ、これほど警戒心の強い猫を飼うのは初めてでした。

 でも、辛抱強く接しているうちに、(我が家に来て)1年半くらい経った頃から、心を開くようになってくれました。今はただ、天国の「かんろ」が、「幸せな後半生だったなぁ」と思ってくれることを祈っています。 (2006/10/08 10:19:26 AM)

パブデ・ピカソさんへ  
 パブデ・ピカソさん、こんにちはー。

>いったん家族になったら人も動物も一緒。「うらん」には長生きしてもらいたいですね。

 そうですね。ペットとして飼うとなったら、家族と一緒ですもんね。親が阪神大震災被災ネコだった「うらん」は来月で11歳。もう初老期にさしかかっていますが、できるだけ長生きさせてあげたいと思っています。ピカソさんちの「潤くん」も、できるだけ長生きさせてあげてくださいねー。 (2006/10/08 10:23:29 AM)

Re:愛しのかんろが逝って…きょう三回忌/10月7日(土)(10/07)  
こんばんわ。
晩年はとても幸せに穏やかにすごすことができて、きっとかんろさんも ホッとしてたでしょうね。
私は 夏目漱石の 小説「 我輩は猫である 」 が好きで、猫飼ってる人がいると
猫目線で わが家のご主人は・・・・・なんていつも想像します。
きっと ありがとぉって言ってると思います。
(2006/10/08 06:11:40 PM)

まつもとちあきさんへ  
 ちあきさん、こんにちはー。

>こんばんわ。晩年はとても幸せに穏やかにすごすことができて、きっとかんろさんも ホッとしてたでしょうね。私は、夏目漱石の小説「我輩は猫である」が好きで、猫飼ってる人がいると猫目線で わが家のご主人は・・・・なんていつも想像します。きっと ありがとぉって言ってると思います。

 あったかいコメント、有難うございます。晩年の「かんろ」は、だいたいいつもおだやかな表情でした。ノラ時代とは違って、常に警戒心を持ち続ける必要がなくなったせいでしょう。

 動物(猫)は言葉を発せられない分、人間側が、猫と同じ目線でものごとを考えてあげるということは、僕もとても大切なことだと思ってます。 (2006/10/09 08:52:59 AM)

Re:久里風さんへ(10/07)  
久里風  さん
うらんかんろさん
> それはそうと、「文末の『ボチン』がない」っていう意味がよくわからないのですが、すみません。
-----
それはそれは舌足らずですみません。【人気ブログランキング】をボチンとクリックするあれです(笑)
(2006/10/10 07:53:30 AM)

かんろの気持ち  
Nombay Sapphire さん
うらんかんろさん、こんにちわ。
ちょっと遅くなりましたが、共感する点が多く、コメントさせて頂きます。
「かんろ」はペットを超えたまさに家族の一員だったんですね。その喪失感は、僕にも理解できる気がします。僕が生まれたばかりの頃、住んでいた祖父の家に、ペギーという名の雌のコリーがいました。「子守を頼むよ」と家族が言うと、ずっと僕の横から離れずに傍にいてくれたそうです。とても賢い犬で「まるで人の言葉が分かるかのようだ」と祖父がよく話していました。僕が小学校に上がる頃まで一緒にいるのが当たり前で、毎日のように遊んだ(実は遊んでもらってた?)記憶があります。まさに家族のような存在でしたので、失った時のショックは子供ながらもなかなか癒えませんでした。色々な折に思い出し、写真を見てまた涙する日々が続いたことを、この日記で思い出しました・・・。
僕にとってのペギーもそうですが、うらんかんろさんの心の中に「かんろ」は生き続けているんですね。うらんかんろさんの家族になれて「かんろ」は幸せだったと思いますよ! (2006/10/12 10:53:36 AM)

Nombay Sapphireさんへ  
 Nombay Sapphireさん、こんばんはー。出張で留守をしていて、返事が遅くなってすみません。

>ちょっと遅くなりましたが、共感する点が多く、コメントさせて頂きます。「かんろ」はペットを超えたまさに家族の一員だったんですね。その喪失感は、僕にも理解できる気がします。僕が生まれたばかりの頃、住んでいた祖父の家に、ペギーという名の雌のコリーがいました。「子守を頼むよ」と家族が言うと、ずっと僕の横から離れずに傍にいてくれたそうです。とても賢い犬で「まるで人の言葉が分かるかのようだ」と祖父がよく話していました。僕が小学校に上がる頃まで一緒にいるのが当たり前で、毎日のように遊んだ(実は遊んでもらってた?)記憶があります。まさに家族のような存在でしたので、失った時のショックは子供ながらもなかなか癒えませんでした。色々な折に思い出し、写真を見てまた涙する日々が続いたことを、この日記で思い出しました・・・。僕にとってのペギーもそうですが、うらんかんろさんの心の中に「かんろ」は生き続けているんですね。うらんかんろさんの家族になれて「かんろ」は幸せだったと思いますよ!

 Nombay Sapphireさん、温かいコメントを有難うございます。家族同然に暮らしてきたペットとも、いつか辛い別れは避けられません。Nombay Sapphireさんも、小さい頃に僕と同じような体験をされたのですね。

 ペットは物言えぬが故、その心の内を知るのは難しかったですが、我が家に来て、「いい人(猫?)生だったなぁ」と思って天国へ旅立ってくれたと今は信じたい気持ちです。 (2006/10/13 09:40:47 PM)

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