Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2009/07/13
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カテゴリ: エトセトラ
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Last updated  2021/07/17 09:44:18 AM
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名花、梅華散る  
またの さん
梅華さんが亡くなれれましたか。今日の朝日新聞の
神戸版にも訃報の記事がありました。バーのママで
新聞に訃報記事が載るのも珍しいですね。
6月8日偶然にも帝武陣で「またのさん」と声をかけ
られたが声もかすれ咄嗟には梅華さんだとは分らない
ほどヤツレテいました。それにしても天が最後の別れ
に会してくれたのだと感謝しています。  合掌

「客が店を選ぶように店も客を選ぶ権利がある」と
公言するほどある意味で威張っていました。
クリスマス時期になると毎年招待状が来ていましたが
昨年来、今後永遠に来なくなるのは寂しいことです。
ご冥福をお祈り致します。 (2009/07/13 05:43:28 PM)
またのさんへ  
 またのさん、こんにちは。コメント有難うございました。

>梅華さんが亡くなれれましたか。今日の朝日新聞の神戸版にも訃報の記事がありました。バーのママで新聞に訃報記事が載るのも珍しいですね。6月8日偶然にも帝武陣で「またのさん」と声をかけられたが、声もかすれ咄嗟には梅華さんだとは分らないほどヤツレテいました。それにしても天が最後の別れに会わしてくれたのだと感謝しています。合掌

 そうですか、先月偶然会われたのですね。僕は1年ほど前に店で会ったのが最後になりました。もう一度会いたかったですが、もうそれも叶いません。まさかこんなにも早く天に召されるとは…。発見がもう少し早ければと悔やまれてなりません。

>「客が店を選ぶように店も客を選ぶ権利がある」と公言するほどある意味で威張っていました。クリスマス時期になると毎年招待状が来ていましたが、昨年来、今後永遠に来なくなるのは寂しいことです。ご冥福をお祈り致します。

 梅華さんは少し客を選びすぎて、客側にも好き嫌いのあるタイプの経営者だったかなぁと思いますが、それでも才能と魅力にあふれた方でした。残された店を誰かが再建してくれたら嬉しいのですが…。 (2009/07/14 08:32:49 AM)
一度も行けないうちに  
MSHIBATA さん
メイホワのことは、神戸の情報誌で何度となく紹介されていたので、知っていました。
確か成田一徹氏の切り絵も飾られていたはずです。
一度は行きたいと思っていたのに、もう叶いませんね。
ご冥福をお祈りします。
(2009/07/15 07:09:35 AM)
MSHIBATAさんへ  
 MSHIBATAさん、こんばんは。コメント有難うございます。

>メイホワのことは、神戸の情報誌で何度となく紹介されていたので、知っていました。確か成田一徹氏の切り絵も飾られていたはずです。一度は行きたいと思っていたのに、もう叶いませんね。ご冥福をお祈りします。

 はい、成田さんの切り絵も店内に飾られていました。僕も残りの人生の時間を考えながら、行くべき店にはきちんと顔を出さないといけないなぁと、今回のメイホワの急逝に際して、改めて思いました。 (2009/07/15 10:08:09 PM)
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 神戸の北野坂近くに、「MAY-HWA(メイホワ)」という名のお店があります(しかし残念ながら、昨年10月から休業中です)。在日華僑の焦梅華(チャオ・メイホワ)さん= 写真 (MAY-HWAのホームページから)=が1972年に開いたレストランBARでした。

 MAY-HWAには陳舜臣さん、田辺聖子さんら関西在住の文化人をはじめ、劇団民芸の俳優の皆さん、ジャズ・ピアニストの山下洋輔さんらがたびたび訪れ、神戸文化を支える一つの拠点のような存在でした。店では時々ジャズ・ライブも開かれました。Ms. May-Hwa

 店のフードはチャイニーズがメイン。お兄さんが中華料理店を営んでいることもあって、梅華さんのつくる中華は客に人気で、とくに「水餃子」と「あんかけ海鮮焼きそば」は絶品の味でした。

 その梅華さんが7月11日、食道がんで亡くなったという知らせを受けました。まだ63歳の若さでした。昨年秋に病気が分かり、店を休んでずっと闘病していましたが、とうとう帰らぬ人になってしまいました。

 僕は、神戸で仕事をしていた80年代前半に初めて訪れて以来、(オーセンティックBARに行くほど)頻繁ではありませんでしたが、今日まで時々お邪魔していました(店に顔を出すたびに、「今度はいつ来てくれるのよぉ~」と梅華さんに嫌みを言われながら…も)。

 梅華さんは1970年の大阪万博でコンパニオンをしていたことから分かるように、接客上手で、英語も中国語も堪能。プロ並みのジャズ・ボーカルまでこなすなど、素晴らしい才能の持ち主でした。僕も時々店のピアノを弾かせてもらい、梅華さんの「ミスティ」の歌伴をしたこともありました。

 梅華さんのあの笑顔がもう見られないと思うと、ただ淋しいと言うしかありません。神戸文化の一つの華が消えて、一つの時代が終わりました。今はただ、素晴らしきエンターテイナーだった梅華さんのご冥福を祈るばかりです。












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Comments

kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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