ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 6, 2006
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「字余り」

 今日はブラームスにも挑戦してみたが、我々五人全員とも準備不足だったので、軽く触れてみるに留まった。CDは愛聴していても、いざ音にしようとすると全然うまくいかない。

 何が難しいって、ヘ短調という調性(=フラット四つ)。
 「フラットは三つまで、シャープは四つまで」という 確固たる信念 のもとに曲選びをしているワタクシといたしましては、この曲は生理的にも受け入れがたい。ヘ長調(フラットは一つだけ)にそのうち転調するに違いないと淡く期待しながら弾きすすめるのだが、終楽章ですら、結局短調のまま最後までフラットの数が減ることはない。

 そんななか、僕の最大のお気に入りは最後の最後。実のところ、我々の間では賛否が真っぷたつに分かれた。尻切れトンボのようで、どうもすっきりしないというご意見が大半だったが、僕としては、ぶっきらぼうな終わりかたが逆にかっこいいと思う。字余り的な余韻に、 侘び寂び を見いださずにはいられない。

 何はともあれ、今後このメンバーでピアノ五重奏の練習を定期的に続けていくことになった。当面の目標はシューマン。続いてこのブラームス。まだ行けそうだったらドボルザーク、という年間計画が合意された。

 ただ、正直言って、このグループがそんなに長続きするかは個人的には甚だ疑問(笑)。メンバー間の確執がちょっと表面化してきてるような気がするから。


 僕としては、いつかはドボルザークを弾いてみたいので、それまでは何とかこのメンバーで続けていきたいのだけれど。





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最終更新日  May 12, 2006 06:32:56 AM
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