ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 24, 2026
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「それってあなたの間奏ですよね」

 今日は先月に引き続きショピ5で遊びました。デニス(ピアノ)、クリス(第一バイオリン)、ぼく(第二バイオリン)、ナンシー(ビオラ)、エレン(チェロ)。

第一楽章 前奏曲 Lento 
第二楽章 フーガ Adagio
第三楽章 スケルツォ Allegretto
第四楽章 間奏曲 Lento
第五楽章 終曲 Allegretto

 いろんな意味で難度の高い曲。ていうか精神的に。
 曲に対する想いも五人五色、奏者間での意見も衝突しがち。どの楽章を最も好むか、どの楽章が最も難しいと思うか、ぼくらの意見は真っ五つに分かれた。



 例えば第一楽章。確かにかっこいいし、ねっとりがっつりガン弾きしたいとこだけれど、「前奏曲」とのことなのでサクサク弾いて、次に来る曲にご期待。

 そしてその二楽章はアダージオなフーガ。弾いてて辛いというか疲れる。長い。

 三楽章スケルツォは全曲ちゅう最もわかりやすい。シャープが五つという点を除けば(奏者からも)愛されるであろう一品。ヘミオラとか変拍子が超かっこよい。

 一方、四楽章については好き嫌いがはっきり分かれるところ。スコアを眺めながら冷静に聴くと名曲であることはすぐにわかるけど、二楽章アダージオ同様それぞれの動きを互いが理解したうえで弾かないと意味不明、すぐに崩壊する。第一バイオリンがとにかく目立つし難しい。
 そしてこの楽章は間奏曲である点にも留意すべきか。続けて演奏される終楽章との対比も味わえる。

 終曲は、決して押しつけがましく強引に弾き倒すのではなく、上から目線、斜め上から目線でさっぱり弾く。

 タコヲタなら必ず押さえておきたい曲。
 映画音楽のようと言ってしまってもいいか。実際、1990年代末のカナダの大作映画「レッド・バイオリン」に出てくる音楽を彷彿とさせる。





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最終更新日  Jun 27, 2026 08:39:27 PM
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