ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 15, 2008
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「あの鐘を鳴らすのはあなた」

 こんな甘ったるい曲、大好きだなんて公言するのは照れくさいのだけれど、やっぱり名曲だと思うのです。
 メロメロなメロディーで酔わせておいて、いきなりビシッと締め、突進していくとこも心憎いし、独奏のくせしてピアノがとことん伴奏にまわったりするのにも唸らされる。

 出だしの和音進行がいい。独奏者が独りで勝手に弾き始めるのがいい。
 鐘の音のように清らかにかつ厳かに鳴り響くのがいい。鐘といっても、威圧的で高音域じゃないとこもいい。

 人によっては、エリック・カルメンやセリーヌ・ディオンらが歌った「オール・バイ・マイセルフ」として、あるいは、伊藤みどりらのフィギュアスケートの音楽として認知されてる曲でしょうか。
 古今東西、数多くの映画やテレビにも登場してるようです。近年では、ニューヨークの若者のあいだで、ダンス映画「センターステージ」で脚光を浴びたし、日本だと「のだめカンタービレ」?

 僕はあんまりピアノが弾けないけれども、この協奏曲のピアノ譜はなぜか持ってます。

 2楽章はシャープ四つでひたすら三連符。まるで月光ソナタ。

 独奏ピアノではなく、オケ役の伴奏ピアノのほうが面白そうな気もします。いつか弾いてみたい。

*****

 さて、僕がビオラ弾きとして所属しているニューヨークのオケで、今月この曲を演奏することになってます。
 しかも僕、どういうわけか今回は首席奏者を務めることになりました。いつも首席をやってる方がニューヨークフィルの海外公演( 北朝鮮 を含む!)に同行することになったのです。

 首席を弾くなんて久しぶり。かなり焦っております。ビオラが激しく活躍する曲ですし……。





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最終更新日  Feb 16, 2008 12:41:30 PM
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