ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 9, 2010
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 今夏より、結婚式の演出を行なっている業者の委託演奏家として登録させてもらっており、ときどき演奏を依頼されます。

 バリバリのプロ奏者から、学生、アマチュアまでいろんな人が名を連ねており、いわゆる一軍から三軍まであります。僕は最も下っ端の「三軍」でして、つまり、どうしても一軍や二軍の方の都合がつかない場合、あるいは彼らの引き受けたがらないアヤシイ環境(真夏の屋外とか)での演奏依頼が回ってきます。
 自分としては人前で演奏させてもらえるだけで光栄だし、謙虚に承らせていただいております。

 結婚式って、どんな理由であっても失敗は決っっっして許されません。なにしろ新郎新婦の一生の思い出となるその瞬間に居合わせるのです。遅刻は論外、身だしなみや立ち振る舞いにも気を遣いますが、何より音楽的に完ペキな演奏をしなければならない。
 みんなしてビデオ録画してるからカタチとして残ります。この先何年何十年と、記念日のたびに夫婦はそのビデオを鑑賞するのでありましょう。

 新郎新婦が曲を指定してくることも多いです。婚活当時の思い出の曲とかだったりしてく、必ずしも我々の弾きたい曲とは一致しません。聞いたこともないような曲で、譜面の手配にてこずり、挙式直前に編曲が仕上がったとかそんなんばっかし。

 特に緊張するのは、花嫁が入場してくるときの演奏。ご登壇完了とともに強引に主和音できれいに終わらせなきゃいけないというのも難しい。
 ま、↓こんな感じで入場していただくってのもアリかと。婚礼演出家と雑談してて必ず話題に出る動画です。

wedding1.jpg


 ちなみに、婚礼芸人のあいだでは↓このシリーズも自虐的にウけてます。英語の教材としても使えそう。

wedding2.jpg 披露宴に楽団を雇うにあたってのイザコザ


 さて、前にも載せたような気がしますが、僕は結婚式で演奏する当日、↓この動画を見ては気を引き締め、絶対に粗相のないように何度も自己暗示をかけてます(笑)。

wedding3.jpg







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最終更新日  Oct 10, 2010 08:03:31 PM
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