ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 16, 2016
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「ミから出たサビ」

 今日はドボルザークの六重奏曲で遊んだ。この曲をやれたことはこの夏一番の想ひ出となることであらう。
 バイオリンはSさんYさん、ビオラはぼくとNさん、チェロはEさんAさん。

 構成的には思ったよりも難しくはない。じっくり取り組めば攻略可能という印象。特に四楽章変奏曲が弾いてて楽しい。冒頭でいきなり第一ビオラが目立ちまくる。

 てゆーか、ドボルザークの「旧世界系」の曲、というのが直感でわかった。
 さて、ぼく個人の思いっきり強引な仮説を世に発表してみたく。
 ドボルザークの音楽ってば、新世界アメリカに渡る前と後とで作風が変わる、とはよく言われるけれども、実際にその曲が渡米前か後かを見分けるコツ。
 もちろん作品番号を見て90番あたりが境目というのもアリだけれども、譜面づらで見分ける方法、それはずばり「前奏」があるかないか。渡米前の曲はいきなり旋律が始まる傾向があるのに対し、渡米後のは、たとえ短くとも前奏があることが多い。

 で、やはりこの曲は全楽章ともいきなりサビ。よって渡米前(←断言っ)。







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最終更新日  Aug 20, 2016 09:09:03 PM
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