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分娩室では・・・。
両膝をそれぞれ看護士さんがさすって呼吸のリズムをとってくれて。
旦那ちんも登場。よく「旦那がいつ来たかわからない」って聞いていたけど、
頭をポンポンって叩いてくれたので「あ、来てくれたんだ・・・」ってわかりました。
旦那ちんは酸素チューブが外れないように抑えてくれていました。
陣痛の波と一緒に 「固いウンチを出すような感じで」「このライトに向かって」
などの指示に従って息み、息を吐き終わった瞬間すぐにまた息む。
この時に一呼吸つくと陣痛を逃してしまうからダメみたいです。
さらに 「おへその辺りを見て」 と言われましたが、
息むことに全力を使っているため体を支えるだけの腹筋なんてない(笑)!!
旦那ちんが頭と肩を支えてくれて、なんとかおへそを見ることが出来ました。
息む時に声が出てしまったんですが 「声出したら息みが逃げちゃうからだめー」 とのこと。
そして何度か息んでいると先生が来て切開。
掛け声にあわせて無我夢中で息み、先生にもお腹を押してもらって・・・。
(このときも赤ちゃんは動いていたw)
いつのまにか周りの声が 「息んじゃダメ!!!赤ちゃんの首をしめちゃうよ」 と変わってました。
え??もう赤ちゃん出てるの???と思っていると周りの歓声の中、
15時31分。やっと、本当にやっと、赤ちゃんが産まれてきてくれました。
その瞬間はもう感極まって大号泣。
旦那ちんを見ると目を真っ赤にして頭をなでてくれました。
妊娠中は「胎盤まみれの赤ちゃん、ちゃんと抱いてあげられるかな」って不安だったけど
そんなの関係なかったです。
もうすぐにでも会いたくて。早くこの手で抱いてあげたくて。早く名前を呼んであげたくて。
助産師サンが赤ちゃんを連れてきてくれるのを、手を伸ばして催促していたようです(笑)
産まれたばかりの赤ちゃんは目をパッチリとあけて雛鳥のようにふがふがしてました。
なんかお腹の外の世界にビックリしてるのかなぁ?って感じですっごく可愛かった
【生まれた直後の空】
残念ながら昨日のような快晴ではなかったけれど、
それでも私たちにとってはすごくすごくきれいな空に思えたんです。
出産後の処置を終え、そのまま車椅子で部屋に戻り赤ちゃんとご対面。
そして赤ちゃんを抱っこしたまま初乳をあげることができました。
「出るような気がしないんですけど・・・」と話していると 「ちゃんと出てるよ~」 と。
すごい!!!今まで一回も出たこと無かったのに!!!
赤ちゃんも上手に飲めてて「ちゃんと食道楽は遺伝されてるなぁ」と確認できましたw
生まれたその瞬間から、世界が変わった気がします。
こんなにも愛おしい存在が自分にもできるだなんて、思ってもいませんでした。
そして、私にも守るものができた、何が何でもこの子を守ろうって思いました。
旦那ちんと出会って一緒になって、そしてこんなにも可愛い宝物ができた。
すごくすごく幸せだなぁって思います。
お誕生日おめでとう。
そして、私たちをパパとママに選んでくれてありがとう。
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