ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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September 14, 2010
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カテゴリ: 翻訳
この半年ほど、ずっと気になっていたことがありました。
それは、課題の訳文を作成するのにかかる時間。

わずか数パラグラフの英文に、4~5時間かかってしまうのです。
トライアリストに入会したころからずっとそう。
入会時は9級、今は4級ということを考えれば、実質的には
スピードアップしているということなのでしょうが、
それでも時間がかかりすぎています。
このままでは仕事を始めたときに大変
そろそろ仕事をすることを視野に入れて、スピードアップのことも


でも、スピードアップで訳文の質が落ちてしまったら本末転倒。
どうしたものか。

そう考えたとき、ふと浮かんできたのが、
サグラーシェ の水野さんがおっしゃっていた
「考える時間って無駄ですよね」ということば。

たしかに考えるのには時間がかかるし、その時間を減らすことが
できたら、とは思うけれど・・・。
水野さんの言う「考える時間は無駄」って、どういうことだろう
ずっとそう思っていたんです。


わたしの場合、課題の訳文をつくるときに一番時間が
かかるのは、この「考える」というところ。

費やされています。

これまでは
「わからないから考えるのに、考える時間を減らすなんて、できるの?」
と思っていました。

でも、「考える時間は無駄」ということばを思い出したとき、



本当に有効に「考え」られているのだろうか。



そう思いながら課題に取り組んでみると、
今までならただ「わからない」とひとまとめにしていたところも、
何がどうわからないのか、実際にはいくつかに分類できることが
わかりました。

たとえば、名子と動子をどう訳していいのかわからないとき。
わからない原因は
 1.原文の名子の意味がわからない
 2.原文の動子の意味がわからない
   2-1.動子そのものがわからない
   2-2.動子そのものというより、前置詞の意味がわからない
 3.原文(名子+動子)の意味はわかるが、日本語での言い方がわからない
 4.原文(名子+動子)の意味や日本語での俗な言い方はわかるが、
   医薬分野の専門的な言い回しがわからない
大きくこの4つに分けることができるのではないかと思います。

こうすると、これまで「考える」一色だったところを
「調べる+考える」にすることができます。
しかも、きちんと調べることができれば、「考える」の割合を
かなり減らすことができます。


実際、このことに気をつけて課題に取り組んでみると、
考えるときにこれまではごちゃごちゃしていた頭の中が、
すごくすっきりしていました。

やみくもに考えるのではなく、わからない原因を見つけ、
それを細分化して系統立てて考える。
その大切さを実感しました。


水野さんに教えていただいた「考える時間は無駄」「細分化」という
ことばのおかげで、一歩前に進むことができそうです


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Last updated  September 14, 2010 04:40:27 PM
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サグラーシェの水野さんがブログ「外国語と文書作成&翻訳の情報源」にこの記事を取り上げてくださいました。
(URL:http://ameblo.jp/saglasie/entry-10649063495.html)
とてもうれしかったので、ご紹介です。
(September 16, 2010 01:04:59 AM)

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