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今日の造園工事はお休み。午後から雨だったこともあるが、庭師の香春(カワラ)さんが、地元のお祭りに参加していたからだ。日高市、高麗神社の例大祭香春さんは、ここで奉納される獅子舞の竹笛の吹き手なのだ。私は午後から休暇をとり、神社へ。2度目の例大祭である。それにしても、演舞の時間が長い。獅子の踊り手も、笛の吹き手も体力と気力がいる。初めて香春さんを見たのは、プロの舞踏家としてのパフォーマンス姿であった。その後、庭師であることを知り、さらに竹笛の吹き手であることを知った。多彩な顔を持つ人なのである。
2007.10.19
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今回の帰省の最大の収穫は、初めて行った義母の実家だろう。古い時代から街道沿いの商家として栄え、妻の子どもの頃は店に立つ義母のかわりにお手伝いさんに遊んでもらったという。母屋は「伝統構法」で建てられている。庭は茶事ができるように仕立てられ、いかにも私好みのシブい家なのだ。義母の姉には、華道家や茶道家がいて、今もここで茶道教室が開かれている。そして義母によって細々と店も続いている。庭に祀られている社が100年前に移築されてきた記録があるから、庭や建物は同等か、それ以前のものだ。この集落には、このような古い家がたくさんあり、その多くが主不在の家だ。便利なところ出ていってしまった結果だろう。近い将来、解かれてしまう運命なのかもしれないが、それではあまりにも寂しい。
2008.01.10
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今日から響(ひびき・我が家の庭の名前)の第二期工事が始まった。まずは土の入れ替えから。ガラ入り粘土質の土を掘り、黒土に入れ替える作業だ。今日は半分(ブルーシートの部分)が終了。もとの土も、下の方は思ったよりいい土だったそうで一安心。夕方、庭師香春(カワラ)さんと現場で打合せ。プロパンガスのボンベの搬出入を想定しながら通路に杉苔を敷きつめること、北庭への入口(写真の一番左側)にモミジを植えることに。明日は植木や敷石を探しにいくのだそう。私もついていきたい~
2007.10.15
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