ぽかぽか新聞

新年明けてから、ずっと心待ちにしていた事があります。

それは。。

元太の幼稚園の制服。

先日園に行き、春から入園の制服を受け取ってきました。

入園。

私達家族にとって、大きな大きな楽しみです。

家で制服を着て、帽子をかぶって、バックを背負った姿を見るだけで

目頭が熱くなってきちゃいます。

きっとこれから２年間、当たり前の様に毎日着るだろう制服。

制服を受け取り、初めて着たこの感動をずっと忘れないでいたいな。。

初めて親の手を離れての集団生活。

どんな毎日になるんだろう。

みんなが普通にできる事ができない事があるけどね、

きっと入園したら楽しめると思うよ。

未就園児クラスで、みんなで輪になってお母さんと手をつないで踊るより

ステージの隅にあるスピーカーから流れる音楽を聞く方が好きなんだよね。

みんなが踊っているのに、元太だけいつもスピーカーの前にいるもんね。

幼稚園での制服合わせ。

制服を着てみることも、体重や身長を測ることも、

すごく嫌みたいで体育館中走って泣きながら逃げ回ったね。

みんなが工作している時も、工作には目もくれず

教室から抜け出して太鼓を触りに行ったり。

なんで元太だけ。。って思ってしまう時もあるけど

手をつないで一緒に踊れる子が欲しいわけじゃない。

ちゃんと体重計に乗れる子が欲しいわけじゃない。

たすきを持ってまっすぐ走れる子が欲しいわけじゃない。

お母さんは、元太というあなたが好きなんだよ。

レモンティーさんが

その中で、心に響いた言葉です。

「おかあさん、しろクマは、なぜ白いの？！」

「雪や氷の世界に住む私たちに、ピッタリの色だからよ」

「もしボクが、赤や緑でも、ボクのコト好き？！」

「もちろんよ♪」

『どんなあなたでも、だ～いすき』

まだまだ吃音も治っていなく、

家族以外の人はなかなかすぐに元太の話している事を聞き取れません。

座っている生徒に、先生が一人一人にプレゼントを配るとき

「ありがとう」

の一言を出すのに時間がかかってしまって、

言えた時にはもう先生は目の前にはいません。

足を何度か踏み出したり、手をブンブン振って勢いをつけて

最初の一言を声にするので、

知らない人はその仕草を見て、まねしたり、どうしたの？と聞いたりしますが

いいの、いいの。

それが今の元太だもんね。大切な成長過程。

幼稚園に入って先生やみんなとお話ししていたら

きっと変わって来ると思うんだぁ。

少しずつでいいから、ゆっくりでいいから、楽に話せるようになるといいね。

制服がきて感無量になっている場合じゃありませんっ。

制服や体操服の丈直し、名前付け、頑張らなきゃね！