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marnon1104 @ Re:迪化街(ディーホアジエ)(11/28) New! やっぱり台湾は良いですね。 日本から近い…
monmoegy @ Re[1]:迪化街(ディーホアジエ)(11/28) New! パパゴリラ!さんへ スマホから、簡単に返…
パパゴリラ! @ Re:迪化街(ディーホアジエ)(11/28) New! パパゴリラ!も犬猫がいなかったら、海外…
Feb 27, 2019
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カテゴリ: カテゴリ未分類
普通の道路はアスファルトとコンクリートと鉄骨資材から作られてますが、プラスチック道路はプラスチックと他の材料との複合材料で作られた道路です。

しかし、プラスチック道路は既存のアスファルト舗装に比べて約3倍の耐久性を備え、耐候性や使用可能な温度範囲にも優れるらしい。
その材料のプラスチックは、ほとんどリサイクルされたベットボトルなどです。
プラスチック道路は、路面となるユニットをあらかじめ工場で成形しておき、プレハブ式に道路に埋め込んで使います。
路面ユニットは硬さや雨水の透過性を調整でき、中空の3次元構造とすることで内部に電線やガス、水道配管などのインフラも通せます。
さらに、道路の渋滞状況を検知するセンサーの設置なども容易です。

プラスチックで作る道路なら、さまざまな色を使うこともできます。
たとえば、バス専用レーンのような着色された路面を作る場合も、プラスチックなら最初からその色で作れば路面の塗装が剥がれてしまう心配はありません。


ところが、このプラスチック道路を既に実用化している国があるのです。
1つはインドです。
インドのジャムシェッドプールと云う都市では、道路はプラスチックとビチューメンを組み合わせて作られています。

同じくインドのボカロ・スティール・シティでは、プラスチック廃棄物の有効利用推進の一環として、過去5年間で1,600トンを超えるプラスチックがタミルナードゥ州の1,000km を超える道路の敷設に使用されてきました。
もう1つはシドニーのあるオーストラリアのニューサウスウェールズ州です。
看板を見ると、ここがニューサウスウェールズ州で最初にプラスチック道路を導入した土地とでています。
このように各国でプラスチック道路の研究が熱心な最も大きい要因は、プラスチック廃棄物とその処分が環境に大きな脅威をもたらしていると云う認識です。
オーストラリア、インドネシア、インド、アメリカ、イギリスなどの国々がプラスチック廃棄物をアスファルト混合物に取り入れることができる技術を研究してきました。

インドのジャムシェッドプールでは、道路はプラスチックとアスファルトを組み合わせて作られています。
インドネシアではバリ、スラバヤ、ブカシ、マカッサル、ソロ、タンゲランを含む多くの地域でプラスチックアスファルト混合物を使用して道路が建設されているのです。
そうインドネシアでもプラスチック廃棄物の対策は熱心なのです。


インドネシアは世界有数のプラスチックごみ排出国なのです。
サイエンスに掲載された統計によると、インドネシアは中国に次いで世界第2の海洋プラスチックごみ排出国となっています。
そこでプラスチック道路以外にも、インドネシアはある取り組みをしています。
インドネシア第2の都市スラバヤ。
デヴィさんの夫でインドネシア初代大統領だったスカルノの故郷でもありました。


利用者は、バスターミナルにペットボトルを持参するか、バスに直接持ち込んで「運賃支払い」にするかの方法で、無料の乗車券をもらうことができます。
乗車券は2時間有効で、1枚につきプラスチックカップ10個またはペットボトル5本など、大きさに応じて持参量が決められています。


スラバヤは2020年までにプラスチックごみ「0」を目指しており、インドネシアで初めてこの制度を導入した都市です。
スラバヤ市内ごみの15%に当たる約400トンがプラスチック。
1台のバスが1日に収集できるペットボトルは最大250kg で、1ヶ月の合計は約7.5トンと云います。
収集したペットボトルは、蓋やラベルをはずしてリサイクル業者に売却され、収益はバスの運行や市内の緑地関連支出に充てられるそうです。
要するにプラスチック道路を作るには、先ずプラスチック材料を集めて管理することから始まります。
リサイクルされたプラスチック、つまり廃棄プラスチックの収集が第一歩なのです。

トルコのイスタンブールでは、地下鉄駅の券売機でスロットにお金を入れる代わりに、ペットボトルを穴に詰め込みます。
これで、市内の公共交通機関を利用するためのユニバーサルチケットであるイスタンブールのカードにクレジットが追加される仕組みなんです。
こうした券売機はトルコの大都市にある3つの地下鉄駅に設置されており、将来さらに拡充する予定です。
トルコもまた、エコの分野では立ち遅れてた国です。

2018年環境パフォーマンスインデックス(EPI)では世界108位にランクされているような国なんです。
エコチャートのトップはスイスです。

しかし、トルコ政府はこうした問題をかえる必要性を理解し始めてきてるため、件のような取り組みを始めたのですね。
トルコではコンビニなんかで使用されるビニール袋も有料化する予定です。
こうした取り組みは悪名高い中国でもおこなわれています。
北京の地下鉄駅には特別な券売機がここ数年で設置されています。
この券売機も使用済みのペットボトルを支払いとして受け入れます。

券売機にペットボトルを入れると、プラスチックの品質と数に応じてボトルがスキャンされます。
そうして公共交通機関のクレジットにチャージできる仕組みなんです。
こう云う取り組みはオーストラリアでも熱心です。
こちらではリバース自動販売機と云う、ペットボトルやアルミ缶を「入金」することで10セントの返金クレジットを受けとれるのです。


さて、わが日本は?
もう、何をかいわんやですね。
どこが先進国ですか?下の画像をご覧になって...
これは我々の意識とともに、政府の取り組む姿勢の問題ですな。





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Last updated  Feb 27, 2019 04:55:55 AM
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