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Jan 17, 2022
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私がマレーシアのペナン島に最後に行ったのは、まだバンコクに在住してたときだったので、もう何十年も前のことです。

なにしろ、バンコクから飛行機で1時間足らずの距離ですからね。

当時のマレーシア航空で、ペナン行き機材は日本のYS11。
ジェットエンジンですが、プロペラのついたターボプロップです。
日本の地方空港への飛行でもよく使われていましたよね。
これのエンジンはロールスロイス製。
マレーシアなんて、のんびりした国ですから、空港に降り立ってYS11のロールスロイスのロゴが入ったエンジン前で記念写真撮ってても怒られませんでした(笑)
ペナン島は日本の遠洋漁業の寄港地で、美しい海岸線とマレー人、中国人、インド人がそれぞれ1/3ずつ居住していて独特の文化でとても魅力的な島です。

高齢になればなるほど、お医者さまにかかる機会も増えるし、法律も税金も違う外国で、それも言葉もよく理解できない人が移住するのは困難ですよ。
しまった!と思っても、日本の家は売り払っててもう無かったりしたら悲惨。
若いときは経験を積むために海外に出ていくのは大いに賛成だけど、老いて見知らぬ土地で骨を埋ずめるのはかなり覚悟とお金いります。


このペナン島もご多分に漏れず屋台がいっぱい出店してます。
とりわけ果物各種をその場でミキサーにかけてジュースにしてくれる屋台はよく利用しました。
土くさいニンジンもシロップ入れて飲みやすくしたり、あの見掛け倒しで大して美味しくもないスターフルーツでさえとても美味しかったですね。
もちろんマレーシアですから、串焼き料理の「サテ」の屋台はいくらでもあります。
それと「福建麺(ホッケン・ミー)」の屋台も。
福建麺はピリ辛だけど、かと云ってイヤラシイ濃厚スープでなくて美味しい。
マレーシアの中国人は福建出身者が多いので、福建料理や海南料理がいきおい多いのですね。
台湾にいったことある方だったら、台湾料理をイメージしたらそのまま福建料理です。







で、このペナンの「福建麺」、数年前に同じマレーシアのクアラルンプールに行ったときのこと。
「久しぶりに福建麺でも食べるべぇ」とオーダーしたのですね。
で、出てきた福建麺を見てビックリ仰天!
なんともどす黒い醤油にまみれた焼きそばだったのです。

ペナンの福建麺はエビ殻の出汁を使った ラーメン
クアラルンプールの福建麺は、「黄麺」と呼ばれる黄色い太麺を使った 焼きそば
同じマレーシア国内で雲泥の差なんです。
調べてみたら、クアラルンプールの福建麺は1930年前後にマレーシアに移り住んだ福建省出身の王金蓮と云うオッサンが、クアラルンプールに観光で訪れた人だったら必ず訪れるチャイナタウンの茨廠街で屋台を開いたのが起源らしい。
最初はペナンと一緒で、福建省で一般的な汁そばを提供してたのですが、熱帯の気候に合わなかったのですね。
それでヒラメ類の乾物の粉末、黒い醤油を使ってうまみや濃厚な味を出し、それを麺に染み込ませた焼きそばにして人気を得たそうです。


ところが東南アジアの福建麺には、もうひとつ亜流があったのですね。
私はシンガポール旅行した時食べませんでしたが、シンガポール式福建麺があるらしい。

シンガポールの福建麺は簡単に云うとエビ焼きそばです。
こちらもクアラルンプールと同じく中太の卵麺を用いて、小エビ、イカ、炒り卵、もやしなどの具を入れて炒めるそうな。
そして食べるときにライムとよく似てるマレーシア語でリマウ・プルッと呼ばれてるコブミカンを絞るのですね。
コブミカン自体がマレーシア原産で、ライムとは別品種です。


しかし、面白いモンですね。
こんだけ近い距離なのに、土地によって料理がガラっと変わる。
やっぱ文化とか風土や環境が影響してるのでしょうね。





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Last updated  Jan 17, 2022 05:58:46 AM
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