理想の安宿
「きょうはとても充実した1日だった。いいホテルに泊まると、こんなにも気持ちが変わるものなのだろうか?」――。
ついついこんな一文を日記に書いてしまいたくなる理想的なホテルを見つけました。
噴水のある中庭を取り囲むように配置された客室。伝統様式をふんだんに取り入れ、異国情緒あふれる内装。それでいて設備は新しく、料金もシングルで約1700円と手頃でした。
ホテルに着いたのは午前1時前。
バムからバスに8時間以上揺られてへとへとになった身には、まさにオアシスのような存在でした。
小さなエントランスを入ると、客室の明かりはすべて消え、中はシンと静まり返っていましたが、幸運にも高齢のスタッフ1人が真夜中の突然の来訪者に気付いてくれ、部屋の鍵を開けて泊めてくれることになりました。
「チェックインの手続きも朝でいいよ」と気遣ってくれて、スタッフのホスピタリティを感じました。

バム バスターミナル 2006.09.17
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