1

2チャンネルのDJミキサーの場合、左右のターンテーブルの音を切り替えるのはクロスフェーダーノブを左に持っていけば左のターンテーブルの音、右に持っていけば右のターンテーブルの音が出力されるのはご理解戴けると思います。それでは縦フェーダーが3チャンネル以上のDJミキサーの場合はクロスフェーダーと縦フェーダーはどのように割り当てられている(アサイン)のでしょうか。まず、縦フェーダーが3チャンネルのDJミキサーから見ていきましょう。●gemini PS-01の場合 gemini PS-01は3チャンネルのDJミキサーです。縦フェーダーが4つありますが、一番右のフェーダーはマスターの音をコントロールするフェーダーですので4チャンネルとお間違えのないようご注意!左からチャンネル1、チャンネル2、チャンネル3とありますが、クロスフェーダーにアサインされているのはチャンネル2とチャンネル3です。チャンネル1はクロスフェーダーにアサインされていないので縦フェーダーのみで音量をコントロールします。●Vestax PCV-275場合 このミキサーも3チャンネルのDJミキサーですが、gemini PS-01とはクロスフェーダーにアサインされているチャンネルが異なります。両端の縦フェーダーがそれぞれクロスフェーダーにアサインされており、真ん中の縦フェーダーはアサインされてません。このDJミキサーの場合、真ん中はSUBチャンネル、左右をそれぞれチャンネル1、チャンネル2と名前がつけられています。このように3チャンネルの場合、メーカーによってクロスフェーダーにアサインされている縦フェーダーが異なります。それでは次は縦フェーダーが4チャンネルのDJミキサーを見てみましょう。●Vestax VMC-004の場合Vestax VMC-004は縦フェーダーが4チャンネルと豊富ながらコンパクトなサイズで人気があるモデルです。 このDJミキサーの場合、各チャンネルの上にどちら側のクロスフェーダーにアサインするか選ぶ為のスイッチが付いています。「MASTER」という位置にスイッチを切り替えると、そのチャンネルはクロスフェーダーにアサインされることなく直接マスターボリュームに音声が送られます。【例】チャンネル1をA、チャンネル2をMASTER、チャンネル3をB、チャンネル4をBにアサインした場合 縦フェーダーが4チャンネルのDJミキサーはこのように自由に各チャンネルをクロスフェーダーにアサインすることができます。●Pioneer DJM-600の場合Pioneer DJM-600には左右のクロスフェーダーにそれぞれ下の写真のようなクロスフェーダーアサインツマミが付いています。 「THRU」というのはVMC-004の場合での「MASTER」と同じ意味で、クロスフェーダーにアサインしない時に使用します。このようなツマミの場合、4チャンネルの中で最大2つまでしかクロスフェーダーにアサインすることができません。 2つのチャンネルを同じ側のクロスフェーダーにアサインすることはあまりないのでこの方式でもDJプレイで困ることはないと思います。以上は縦フェーダーが4チャンネルでのDJミキサーの場合でしたが4チャンネル以上場合も同様にアサイン機能がついています。縦フェーダー3チャンネルのDJミキサーでもこのようなクロスフェーダーアサイン機能がついているものもあります。 これはECLER NUO 3のアサイン機能です。「MIX」と書かれていますがVMC004の「MASTER」と同じ意味で、クロスフェーダーにアサインしない時に使用します。RANE EMPATH、Vestax PMC-37pro、Vestax PMC-CX、Numark DXM09、STANTON SMX-501などの3チャンネルミキサーにはこのようなクロスフェーダーアサイン機能が搭載されています。
2005年09月09日
閲覧総数 1361
2

今年の春、アメリカマイアミのWinter Music Conference07というイベント内で行われたDJ Spin offというDJ大会においてDJ威蔵が見事優勝したというお話はこのブログでもお伝えしました。そして優勝商品としてスポンサーのMACKIEよりDJミキサーd.2と、PAセット一式がプレゼント!上の写真は自宅にてMACKIEのスピーカーに囲まれる威蔵君です。MACKIEのサイトにてそのDJ Spin Offで優勝した時の威蔵君のインタビューが掲載されましたのでご紹介します!http://www.mackie.com/enews/2007/10/winter_music_conference_dmc_sp.html#moreすべて英文なので日本語訳をしてみました。かなり興味深い内容ですのでDJ威蔵ファンは必読ですよ!!(^ー^)ノ↓↓↓↓↓↓↓↓↓■WMC DJ Spin Offは日本ではあまり有名なDJコンテストではありませんが、この大会にどのようにして知ったんですか?威蔵:Ortofon Japanの方が、WMCのメインスポンサーなので、このイベントを紹介してもらいました。バトルがあるからでてみないかと誘われたんです。それで思い切ってアメリカまで行くことにしました。アメリカでプレイしてみたいとは思っていたのですが、実際、アメリカでDJをやるのは初めてだったんですよ。行ってみてわかったことなんですが、この大会のスポンサーの1つがMACKIEだったんです。■大会出場者は何人くらいでしたか?威蔵:スクラッチの部門で15人くらいですね。ScratchingとBeat Matchingという二つの部門があったのですが、これがとんでもないトラブルのもとでした。日本ではBeat MatchingがJugglingという解釈なので、こっちの部門に申し込んだんです。そしたら、その部門では全員がクラブプレイをしていて、間違いに気付いたんです。■うわ!それはあせりますよね。どうしたんですか?威蔵:幸いScratchingのコンテストがBeat Matchingの後だったので、ニューヨークから来ていた英語が話せる友人を介して、エントリーを変えてもらうように主催者に言ってもらったんです。なかなか取り合ってもらえませんでしたが、東アジア系の顔をした別のエントリーDJも助けてくれて、何とかScratching部門に出場させてもらいました。■コンテストがその順番で始まってよかったですね!その辺の運を見方につけたところもさすがチャンピオンですね。威蔵:あせったのはそれだけではなくて、5分だと思っていたプレイ時間が本番は3分だったんです!当然ルーティンも5分を前提に練習しているわけで…■おっと!その難関をどうやってクリアしたんですか?威蔵:3つのねたを組み合わせて5分の構成を考えていたのですが、1つのねたをまず削りました。単純に削っただけでは、時間が合うかわからないので、頭の中でそのルーティンを流して、3分に合うようにイメージしました。あとは本番でそのイメージ通りにプレイしました。■おお!!それはすごいですね!威蔵:なんとかできちゃいました。(笑)■想定外の出来事はまだまだ続くということで、今後はスコールに見舞われたそうですね?威蔵:はい。スコールというより、土砂降りでした。■機材とか大丈夫だったんですか?威蔵:一応DJブースの上には屋根がついているのですが、横殴りの雨には対応できず、スタッフの方が大きなタオルを持ってDJブースの周りを囲んでいました。だからお客さんからはDJが見えていないという状況で。結局その場所での大会は中断になって室内会場で続きをやることになりました。■それは大変でしたね。使用機材は、ターンテーブルがTechnicsでミキサーが
2007年10月13日
閲覧総数 91
3

今回からはVestaxのDJミキサーに搭載しているエフェクターについてご紹介します。以前はDelayとサンプラーが搭載しているPMC-05pro SLという商品がありましたが、惜しくも生産完了となったため、現在発売されているのはこの2つ。Vestax VMC-004FXVestax PMC-280この2つは非常に良く似ており、エフェクターに関しては全く同じ仕様です。Pioneer DJMシリーズと異なり、エフェクトをアサインできるチャンネルはクロスフェーダーAとB、MASTERのみになっています。例えば1チャンネルの音だけにエコーをかけたいという場合は、1チャンネルのみをクロスフェーダーAにアサインし、エフェクトチャンネルをクロスフェーダーAに設定させます。クロスフェーダーA、Bにエフェクターをアサインした場合POST FADE仕様になるので、エコーをなどの残響音を残したスクラッチプレイなどでは問題なく使用できるわけです。▼クロスフェーダーA、Bにエフェクトを割り当てた場合の音の信号の流れVestaxのエフェクターには自動でBPMを検出する機能はありませんが、TAPボタンを使って2回以上タップした間隔の平均値をエフェクトパラメーターに反映させることができます。その点はPioneer DJMシリーズのビートエフェクトと似ていますね。エフェクトの種類はご覧の通り。ディレイ系、フィルター系、フランジャーなどよく使うエフェクターの他に、Vocalキャンセルというセンターの定位のボーカル付近の周波数帯域を聞こえにくくするエフェクターと、Vocoderというロボットボイス風にさせるエフェクトが搭載されているのは面白いですね。ただし、Vocalキャンセルといっても完全にボーカルを曲の中から取り去ることができるわけではなく、また、ボーカルと同じ帯域の音も聞こえにくくなります。また、Vocoderは音階を変えることができず、常にC(ド)で固定です。かなり豊富な種類のエフェクターを搭載したお手頃な4チャンネルのDJミキサーということで、Vestax VMC-004FXはとても人気があります。ただ、エフェクターを選択するツマミの印がツマミのトップにしかないので、このように斜めからみると、どのエフェクトを選択しているのかが分かりづらいのが難点でした。そのためVestax PMC-280では選択されたエフェクトが何かが分かりやすいようにエフェクトの名前が書かれたパネルがバックライトで照らされるように工夫がしてあります。これは暗いクラブの現場でも分かりやすいですね!
2007年06月19日
閲覧総数 131
4

機材コラムエフェクター編も、ひとまず今日で一区切りしたいと思います。エフェクター編だけで一年以上費やしてしまいました(-_-;)もっと速いペースで更新できるようにしたいと思います!さて今回は、意外なところにエフェクタは存在していますよ!というお話です(^ー^)DJセットを購入、MIX CDを制作できるようにMTRも買った!あとはエフェクターがあればなあ・・というあなた!実はカセットMTRを除き、最近のほとんどのMTRにエフェクターには搭載されていることをお気づきですか?例えばDJに人気のMTRのFostex VF80EXですが、これにはリバーブ、ディレイ、コーラス、フランジャー、ディストーションなどのエフェクターが44種類も搭載しています!せっかくなので、これらをDJプレイに取り入れてみましょう!今回はSEND/RETURN端子が搭載されているVestax PMC-05pro3vcaとFostex VF80EXd2を例にしてみます。接続方法はご覧のとおり。VF80EX-d2をエフェクターと置き換えて考えれば理解できますね。PMC-05pro3のSEND→VF80EX-d2のインプットVF80EX-d2のアウトプット→PMC-05pro3のRCVただ、これだけだとVF80EX-d2をエフェクターとして使用できません。VF80EX-d2に入力した信号をMASTER OUTへ出力させるようにします。【1】インプット信号をどのチャンネルにアサインしてMASTER OUTに出力させるかを選びます。この場合7/8のステレオチャンネル以外でしたらどこでも構いません。1、2チャンネルを選択してみます。すると、トラックステイタスボタンが緑色から赤色と交互に点滅し、CH ON/OFFボタンも緑色に点灯します。ここで、RECボタンをON!RECボタンを押すとレコーディング待機状態になり、INPUT端子に入力された音がMASTER OUTに出力されるようになります。入力したチャンネルはステレオなのでPANをこのように振り分けておきます。トラック1、2とMASTERのフェーダーを適度に上げましょう。この状態になればOKです。【2】トラック1、2にエフェクトをかける設定を行います。EFFCTボタンをON!するとエフェクターが使用できるチャンネルが点滅します。トラック1、2のトラックステイタスボタンを同時に押して点灯させます。エフェクターへ送る音量をジョグダイヤルを使って最大に設定します。もう一度EFFECTボタンを押して使いたいエフェクトの種類を選びます。ジョグダイヤルで選びENTERボタンで決定します。今回は「PAN BPM DELAY」を選びました。続けてSHIFTボタンを押しながらEFFECTボタンを押してエフェクトON状態になります。これで設定完了!あとはPMC-05pro3VCA側でSEND/RETURNのボリューム調節、かけたいチャンネルのSENDをONにすればDJプレイにエフェクトが使えます!MTRをエフェクター替わりに使うとDJ MIXは同時に録音できませんが、こういう使い方もできるんですね(^ー^)。
2007年11月10日
閲覧総数 879
5

さて今回はCDJの代表的な特徴でもあるマスターテンポ(キーロック)機能についてお話いたします。アナログレコードでMIXする際、にピッチコントローラーを使用して曲のテンポを変化させます。これはターンテーブルの回転数を変化させることによってテンポを変えているのですね。この時テンポを変えることによって音程も変わっていることがお分かりでしょうか。例えば、車のエンジンをふかすと、「ウィ~ン」と上昇していくような音になりますが、これはエンジンの回転数が上がっていくために起こります。これも同様な原理です。しかし、CDJには一部の機種を除き、テンポを変えてもオリジナルのキーのままで再生できる機能が搭載されています。これがPioneer CDJシリーズでは「マスターテンポ機能」といい、他のメーカーでは「キーロック機能」などと読んだりします。これはPioneer CDJ-1000MK3「マスターテンポボタン」です。ボタンを押して赤く点灯した時だけマスターテンポ機能が有効となります。それでは実際聞き比べてみましょう!分かりやすいようにピッチレンジをWIDEモードにして、徐々にピッチを+100%まで上げ、-100%まで下げてみます。●マスターテンポ機能を使わない場合こちらをクリックすると再生されます(MP3)ピッチ幅が±100%で可変しているのですごくスピードが変わっていますが、要するに通常のレコードプレイヤーでレコードを手で早回ししたり、遅くさせたりするときと同様ですね。テンポを変えると音程も変わっているのがわかると思います。さて、次はマスターテンポボタンを押してみましょう。●マスターテンポ機能を使った場合こちらをクリックすると再生されます(MP3)どうですか?テンポを変えても音程が変わっていないですよね。-100%まで下げていくと、さすがにオリジナルの曲とはかけ離れた音質になるのはしょうがないです(^^;)。しかし、この音質を逆に面白い効果として使うというのも良いですね。ミックスプレイで曲のテンポを調節する際、ほとんどは±8%から多くても16%ぐらいだと思いますので、歌ものなどの曲や、同じキーの曲をミックスするときなどはマスターテンポ機能をつかうと便利です。昔はよくサンプラーにフレーズサンプリングするときはCDJで音ネタのテンポをCDJで全部あわせてサンプリングしたものです。当時、サンプラーでタイムストレッチするより簡単でした(^_^)ほとんどのCDJはこのようなオリジナルキーを固定させて、テンポを変えることがきますが、gemini CDJ-15X、CDJ-01、CDJ-02はこの機能がありません。また、Numark CDXはオリジナルキーだけでなく、好きなキーで固定させてテンポを変えることもできますし、Numark AXIS9はテンポは一定にしておいて、キーだけ変えることもできます。これまた便利!次回は「CDJのピッチレンジ幅について」です。つづく!
2006年04月09日
閲覧総数 3300
6

ずいぶん機材コラムのコーナーにブランクができてしまいましたので早く進めたいと思います(^-^;エフェクター搭載のDJミキサーはまだ他にもありますが、今回で一区切りです。おそらく今月末あたりにはKORGからエフェクター搭載のDJミキサーKMシリーズが発売されることと思いますが、発売後それらのレビューを行います(^_^)さて、今回ご紹介するエフェクター搭載のDJミキサーはロングセラーのオールジャンル対応DJミキサーECLER NUO5です。ECLER NUO5ECLER NUOシリーズの中で一番初めに発売された機種ですね。NUO5のエフェクトは以下の12種類・L.F.O Filter・Low Pass Filter・High Pass Filter・Delay・Reverb・Flanger・Phaser・Vocoder・Pitch Shifter・Echo Reverb・Filtered Echo・Flanger Echo奇をてらったタイプのエフェクトは少ないものの、DJミックスの際重宝する空間系、フィルター系が中心です。↓こちらがエフェクトコントロールセクションです。Delayなどエフェクトの一部はビートにあわせたパラメーターに設定できるようになっており、曲のBPMはPeramaterノブを上から3回以上タップした間隔でBPMを算出します。NUO5のエフェクターとフェーダーへの音声信号の流れはこのようになっております。縦フェーダーの前にエフェクターが通るようになっているので、Delayなどのエフェクトをかけて縦フェーダーやクロスフェーダーで音を切ると、余韻まで切れてしまいますので注意してください。毎回登場してますが、もう一度確認!↓プレフェーダー仕様の音の信号の流れの図エフェクトは施したいチャンネルの上の、FX SENDを押し、FX LAUNCHというボタンを押して処理をしますが、DRY/WETフェーダーがDRY側になっている場合はエフェクトがかかりません。このDRY/WETフェーダーは原音とエフェクト音の音量を調節する際に使用します。さらに興味深い機能としてはなんと、ECLER NUO5にはUSB端子が搭載されているんです。↓このUSB端子を使用してPCと接続することによって、エフェクトのパラメーターをさらに細かく設定することができます。ちなみにオーディオインターフェイス機能やMIDIコントローラー機能として使用できるわけではないのでご注意を!※設定できるパラメーターの種類、数はエフェクトによって異なります。NUO5や、前回ご紹介したNumark DXM06など、エフェクターがプリフェーダー仕様のものですと、ディレイやリバーブなどを使用する場合、フェーダーを切ると残響音まで消えてしまいますが、うまく残響音を残す方法があるんです!w( ̄o ̄)w バックスピンにエコーをかけて残響音を残し、次の曲へ繋ぐ場合は、エフェクターの手前で音声信号を切ってあげれば残響音を残すことができます。例えば、現在使用しているのがターンテーブルだったらインプットセレクトスイッチでLINE側に切り替えてPhonoから入力されている信号を遮断させたり。。。。ターンテーブルの電源を落としたり、手でとめたり、CDJなら、一時停止を押して音声を遮断させたりすれば対応できますね。それでは次回はDJプレイでエフェクターを効率よく使用できるための便利なアイテムについてご紹介いたします!(^ー^)ノ
2007年08月06日
閲覧総数 335
7

店頭に展示しております「Vestax Controller One」ですが、まだあまり一般的に知られていない商品のようでしたので、ちょっとご紹介させていただきます(^_^)このController Oneはターンテーブルなんですが、普通のターンテーブルと違い、音階にあわせて回転数を変えることができるという、ターンテーブルというよりは新しい楽器です。まず再生するレコードは普通の曲だと音階がわかりずらいので、単音のみ入っているバトルブレイクスなどを使用します。今回はDJ SWAMPのSWAMP BREAKSを使用してみました。ご覧のように、c d e f g a b cというボタンがありますが、コレがドレミファソラシドにあたるわけで、これを押して瞬時にターンテーブルの回転数を変えてメロディーを作ることができます。バトルDJがターンテーブルのピッチフェーダーと33/45回転切り替えボタンを駆使してメロディーを奏でることがありますが、これがボタンだけでできちゃうわけです。手前についているボタンでも同様に行うことができます。さらに面白いのが、本体にMIDI IN端子が搭載されているところです。MIDI端子というのは、楽器同士をつないで演奏の情報をやり取りするための規格です。この場合は、外部から演奏された音階の情報をController Oneが受け取ることができます。さっそくMIDIケーブルをYAMAHA M06のOUTとController One のMIDI INを繋ぎます。すると、M06の鍵盤を演奏すると、Contoller Oneの回転数も音階に合わせて変化し、鍵盤でターンテーブルをコントロールすることができます!演奏した感じは独特のポルタメントがかかり、面白いです。(^_^)ターンテーブルだけでどこまでできるかを追求するVestaxならではの商品です。さすが!こういう面白い規格はどんどん取り入れて欲しいものです。確かにメロディだったらキーボードで演奏すればいいじゃん!と思うかもしれません(^^;)しかしこのMIDI入力端子も、開発者の意図とは違った新しい使い方をする人が現れるかもしれません。例えばドラムの代用としてRoland TR-909、ベースの代用としてTB-303が作られたものの、実際の生ドラムやベースとはかけ離れた音だったため、始めは売れませんでしたが、この独特な音を使って作ったのがデトロイトテクノであり、アシッドハウスであり、そして現在のクラブミュージックでは欠かせない音になったというのは有名な話。このように使い手によって予想もしなかった演奏方法などが生まれるのがクラブミュージックの面白いところだと思います。このController Oneもそういった銘機になるかもしれませんね。ちなみにVestaxから今年の春ごろ新しく発売されるPDX-3000MIXにもMIDI入力端子が搭載されるようです。今後のVestax製品は見逃せません!(^ー^)
2007年02月08日
閲覧総数 688
8

フェーダーについての続きです。機種によってはフェーダーの軽さもそれぞれ異なります。最近のDJミキサーは比較的軽いタイプがほとんどです。どうしてもフェーダーの滑らかさにこだわりたいということでなければ特にどのミキサーでも問題ないと思います。フェーダーが重いタイプとして例にあげると、Vestax PMC-500、PMC-CX、Pioneer DJM-1000、BEHRINGER DX626が該当します。重いからといって使いにくいというわけではありません。あくまでも好みです。フェーダーの長さも同様です。通常、縦フェーダーのストロークはクロスフェーダーと同じ、またはそれ以上の長さです。長い方が微妙な音量の調節はやりやすいかもしれませんが、縦フェーダーでカットインをする場合は短いほうがやりやすいので、これも使うかたの好みですね。今まで触ったDJミキサーの中で僕が個人的に、このフェーダーは凄いなあと思ったのはECLER SCLATシリーズ。超ロングフェーダーなのですが、動かした感触が非常に心地よいです。引っかかりが全く無いのですが、適度な重さをもちつつ、スムースに動きます。もちろんミックスがとてもやりやすいです(^^)。では次回はミックスがEQについてお話したいと思います!
2006年01月11日
閲覧総数 535
9

●EQ●4つ打ち系のMIXには欠かせない機能ですね。最近のDJミキサーはEQがアイソレーターになっているものや、各周波数帯域をほとんどカットできるEQがついています。アイソレーターとEQの違いについてはこちらをご覧ください。ここではアイソレーターも含んでEQと呼ぶことにしますが、EQは2バンド(HI、LOW)、3バンド(HI、MID、LOW)、4バンド(HI、MID-HI、MID-LOW、LOW)などのがありますが、4つ打ち系のMIXでは3バンド、4バンドのEQが搭載されているDJミキサーが便利です。EQの各帯域の仕様は各メーカーによってことなります。各帯域の仕様とは例えば、HIGHのツマミでコントロールできるのは12kHz以上MIDのツマミでコントロールできるのは2kHzあたりLOWのツマミでコントロールできるのは80Hz以下といった具合です。この仕様は各メーカ非公開となっていることが多いため、事前に調べることが難しいです。※以前、TASCAMのX9というDJミキサーがありましたが、このEQはツマミの中にさらにツマミがあり、音量と、周波数帯を可変できるという優れものでした。PA用のミキサーによく見られる仕様ですが、DJミキサーにこのような機能があることはかなり稀でした。EQは基本的に帯域をカットするために使います。2つの曲をミックスしているときに、ぶつかり合っている音がある場合、どちらかの曲の音の成分をカットするように使います。また、低域だけを急にカットしたり、あえてMIDを強調されたりして曲にアクセントを加えるときなどにも使用することもあります。Vestax VMC-002XLただし、EQのツマミがアイソレーターになっている場合、音の変化の仕方が急になっているDJミキサーがありますので、実際試してみてコツをつかみましょう。Vestax VMC185XLのようにEQのツマミを有効か無効にできるスイッチがあると、急激に音質を変化させたい場合は便利です。このスイッチをOFFにしておくと、EQのツマミをどれだけ変化させても音質に反映されません。●EQの配置●Vestax PMC05pro3、PMC05pro SLは2バンドEQですが、ツマミの配置が非常に近いため、EQツマミを多用する場合はやりにくいです。あまり4つ打ち系のジャンルでは使われないDJミキサーですが(^_^;)他のほとんどのDJミキサーは指一本分ぐらいは間が空いているので大丈夫だとおもいます。ほとんどは上からHI、MID、LOWと並んでいますが、gemini PS-01やiPMXのよう珍しい配置もあります。gemini PS-01またECLERのHAKシリーズのように横に並んでいるものもあります。しかも、HAK360とHAK310とでは微妙に並び方が違うので注意しましょう。。どちらがやりやすいでしょうか(^_^;)ECLER HAK360ECLER HAK310また参考までにEQはツマミタイプばかりではなく、フェーダータイプのものもあります。Vestax PMC08proフェーダータイプはスクラッチ用のDJミキサーに多く、瞬時にカットしたり、ブーストしたりする時便利ですが、MIXの場合はツマミタイプの方が使いやすいと思います。ちなみに、このVestax PMC08proに関しては■色のスイッチでEQにもアイソレーターにもなるという優れものです。●ツマミの大きさ●これもメーカーによって様々な大きさがあります。代表的なDJミキサーのツマミを並べてみました。【左上→右上】 Pioneer DJM-600、Pioneer DJM909、ECLER NUOシリーズ、DENON DN-X300、STANTON Mシリーズ、STANTON SMX201・SA3【左下→右下】Vestax PMC-CX、Vestax PCV-275、Vestax VMCシリーズ、ALLEN&HEATH XONE:62、ALLEN&HEATH XONE:92、TASCAMシリーズECLERのNUOシリーズは大きくて使いやすいですね。さらに大きいVestax PMC-CXのツマミはアルミ製で重厚で高級感があります。Vestax PMC-CXのツマミ4つ打ち系のDJミキサーを選ぶ時、フェーダーよりもEQのツマミの回しやすさにこだわってしまうのは僕だけでしょうか。。(^_^;)それでは!
2006年01月12日
閲覧総数 818
10

CDJの基本について、まだお話しておかなくてはいけないことがあったので、先にそのお話を!まず、Pioneer CDJ-1000MK3を見てみましょう。Pioneerに限らず、ほとんどのCDJは左下にCUEボタン、PLAYボタンがあります。,重要なのはCDのイジェクトボタン。Pioneer CDJシリーズは右上で、CUE・PLAYボタンの対極に配置されています。それではDENONはどうでしょうか。DENON DN-S1000わかりますか?イジェクトボタンはPLAYボタンのすぐ隣!DENON DN-S3500も同様こちらはイジェクトボタンもPLAYボタンもバックライトで光る仕組みになっています。それではTechnics SL-DZ1200はどうでしょう。トップパネルを見たところ、イジェクトボタンらしきものがありません。。。実はイジェクトボタンは側面のCD取り出し口の横にあります。どおりで、上から見ただけでは見つからないわけです(^ ^;)それでは、次にトラックスキップボタンの位置はどうでしょうか。ほとんどのCDJはCUEボタンの上に配置されています。Pioneer CDJ-800MK2しかし、これもDENONとTechnicsは異なります。Technics SL-DZ1200はプラッターの中にあります。DENON DN-Sシリーズはなんとダイヤル式!DENON DN-S1000DENON DN-S3500ちなみにNumark CDX、gemini CFX-30もダイヤル式です。さて、このように機種によって配置が異なるんですが、自宅でDJプレイを楽しむのでしたら、全く問題ありません!どんどん練習して使いこなしてください!問題は、クラブプレイをする時。例えば、自宅でPioneer CDJ-1000MK3を使っているとします。今日はクラブでCDJを使ってプレイをします。さあ、クラブに行きました。クラブに設置されていたCDJはDENON DN-S3500!トラックスキップボタンや、イジェクトボタンなどの配置が違う!となると、かなり動揺しDJプレイの良し悪しに影響します。実際に、こんなことが起こりました。友達が主催するイベントに遊びに行ったときのこと。プレイしているDJが、なんだか解せない表情をしています。プレイが終わった友達に「どうしたの?」と聞くと「いや~、CDJしか使わなかったんだけど、トラックスキップボタンがなかったから、CD入れたら一曲目しかかけられなくてさあ~」そのクラブにはDENON DN-S1000が設置してあり、なんとその友達はトラックスキップがダイヤルであることに気づかなかったため、各CDの1曲目だけでDJプレイしていたのです。笑い話のようなんですが、本当にあるんです。これは、DENONのCDJが悪いというわけではありません。ターンテーブルはそんなに種類がありませんが、CDJはクラブによって設置されている機種が異なることが多いので、プレイする前には必ず確認しましょう。CDJに限らず、DJミキサー、モニタースピーカーなどの使い方もやはり確認が必要ですね。もし自宅と同じCDJを使いたい場合は、家のCDJを持っていくしかないです!しかし、CDJはターンテーブルよりコンパクトと言えども、2個運ぶのは大変。今後新しくTASCAMから発売されるCD-DJ1(発売日未定)はとてもコンパクトで便利そうです。ま、この話は追々(^^;)今日はボタン等の配置の確認は重要だということについてお話しました。それではまた!
2006年04月20日
閲覧総数 710

![]()
