PPK手帳2026 ~百年坂をヨロヨロと歩いています~

2007.10.25
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カテゴリ: 日記
勉強部屋と彼岸花

勉強部屋の内部

4日目。きょうは笹竹に侵入された勉強部屋の片付けだ。
長持ちや座卓などをとりあえず庭先に運んだが、床板が腐っているので這うような作業。
西向き。屋敷林のかげで暗い。
隣りはポットントイレ。今はそうではないが、よくもまあ、こんなところで勉強したもんだと思うのである。

座卓の引き出しに、油紙で包んだ束があった。
開ける。小学校と中学校の卒業証書、期末テスト、通信簿、そして作文。



ふと目が覚めた。遠くの方で脱穀機の音。
僕はふとんをけって飛び起きた。
外に出てみると空は青々として、朝風がそよそよと吹き、
東の空は日の出前でうす赤く、きれいだ。
大根の葉やなっぱは、露で新鮮味を帯びている。

「お母さん、うちの稲はいつ刈るのですか」とお聞きしますと、
「さあ、もう刈っていいでしょう。まだちょっと青いけれど。
今からお母さんは配給物を取ってきます」

と母は言ったので、田圃に行った。まだ露がいっぱいだ。
しかし、横に三列だけ刈ってみた。露が手について気持ちが悪い。
露が晴れるまで勉強しようと思って国語一の「お母さん」と二の「外国から来た言葉」を十ぺんずつ読んだ。今度の国語教科書は面白くもありむつかしくもある。

母の後姿

露もだいぶ取れたので、稲を刈っていると、宮田一昭君と台君が手伝いに来た。
ちょうど2丁鎌があったので貸してあげた。
風のため稲が倒れているので、刈るのに苦心している。
ふたりとも初めての稲刈りで、刈っているのを見ると、まるでのこぎりのように
ゴシゴシとやっている。もみが落ちそうだ。
しばらくするうちにだんだん慣れてきて面白いほど進んでいく。

そのうちに母も帰ってきて、昼前に刈ってしまった。
ほっとして、辺りを見回すと稲の立っているところはあまり見当たらない。
午後はお地蔵様の前の田を刈った。
明日は脱穀をしようと思った。


欄外に 6年2組「河野」の検印。

「今度の国語教科書は面白くもありむつかしくもある」なんと生意気な書き方か。
「お母さん、うちの稲はいつ刈るのですか」 なんとも他人行儀の書き方か。


あとでカズアキとヤスシとのスリーショットがあったので、記念に貼り付けておくことにした。ふたりは元気にやっているだろうか。

こんなことをしているから、作業ははかどらない。

カズアキとヤスシ

収穫が終わった田んぼ





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最終更新日  2007.10.25 06:32:00
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