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シルバーを購入。バスタブはホワイトなのですが色味に違和感はありませんでした。また本当に軽く、非常に… [ >>
Mar 31, 2007
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カテゴリ: カテゴリ未分類
字幕はまさに職人芸だ。言っている内容を極力そのままにして、的確かつコンパクトな表現へと置き換えている。言葉の壁だけでなく、時間(役者が台詞を言う時間)の制約まで受ける。

ところが、最近新たな「障害」が加わっているらしい。それは漢字。どうやら映画を見る人の中に漢字が読めない人がいるらしく、その人たちにも分かるような字幕を考えないといけないらしい。個人的には、そこまで「やさしく」する必要があるのかと思うのだが・・・。

昨今ではメールやブログなどが一般的になり、一見活字文化の復活と見紛う。実際はひどい状況らしい。破格の文法で何を言っているのか分からないこともしばしば。その原因の1つは、話し言葉をそのまま書いていることにある。周知の通り、日本語は話し言葉と書き言葉には顕著な違いがある。

話し言葉は「場」というコンテクストがあるために、省略された部分を補うことは容易だが、書き言葉ではそのコンテクストから切り離されてしまうために、話し言葉のような分かりやすさは失われる。破格の文法を使って書いている人は、文字という媒体を用いているだけで、実際は話しているのと何ら変わらない。日本語能力に疑問のある人を対象にする字幕屋さんのつらいところだ。

字幕だけでなくテレビや雑誌などにも「タブー語」がある。つまり使ってはいけない語、使うことが許されない語。問題なのはこの手の語にうるさい人がいるということ。本によれば、大河ドラマで「片手落ち」という台詞に対して、片手の人が傷つくのではないかというクレームがあったらしい。ここまで来ると、何も言えなくなってしまう。片親、片目、~に目がない、手が足りない、一本足打法なんかも避けようとなってしまうらしい。(明らかに行き過ぎのような・・・)

いわゆるPC(political correctness)の影響と思うのだが、表面的な部分だけを見て取り入れただけのように思える。不適切な言い方を適切な言い方に変えただけで、なぜそうする必要性があったのかまで考慮されていないように思える。何となく魔女狩り的な感が否めない。

映画といってもいろいろある。ヒットするものから、そうでないものまで、そして名作から迷作まで。商業的に成功することは確かに大切だが、そのために字幕が意図的に変更されている場合があるという。俳優が話していないのに字幕をつけたり、台詞があってもその意図とはずれる字幕なったりと。どうやら、見るものを泣かせるためらしい。要は、感動の押し売りだ。

それでも字幕屋は抵抗するらしい。とはいえ、抵抗するばかりでは仕事がなくなってしまう。仕方なく妥協案を出すらしい。この駆け引きや心の葛藤が本では楽しめる。行き過ぎた商業主義は控えてほしいところだ。

この本は気軽に読めて楽しい。字幕屋の大変さ、おもしろさを享受できる。字幕屋は外国語ができること以上に日本語ができないとできない仕事だ。そんな字幕屋から見た最近の日本語の変な部分も読んでいて楽しい。ぜひぜひご一読を。





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Last updated  Mar 31, 2007 02:06:38 PM
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乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
detourism @ Re[1]:『思想の中の数学的構造』 山下正男(02/11) saiwaikeiさん コメントありがとうござい…
saiwaikei @ Re:『思想の中の数学的構造』 山下正男(02/11) この著者の本前読みました。 「論理的に…
detourism @ Re[1]:『先を読む頭脳』 羽生善治 伊藤毅志 松原仁(01/20) saiwaikeiさん。返事が遅くなってすみませ…
saiwaikei @ Re:『先を読む頭脳』 羽生善治 伊藤毅志 松原仁(01/20) なるほど、盤面自体を一つとして見るか …

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