＜私が共感したプロの言葉＞
（■引用 ○私の意見）
■これからビジネスパーソンが持つべき意識とは何か。僕は、
とことんわがままに生きていくことではないかと思っています。
そして、わがままを貫くためにも、しっかり自分自身と向き合
うことが必要となる。「一生を通して何がしたいのか」「社会に
対してどんな使命を持っているのか」「何が好きで、仕事に何
を求めるのか」。そうした問いを自分に課し、実践していく。
（グロービス・ブループ代表 堀義人氏）
○わがまま、自己の確立は、甘えではなく、逆に自分に厳しく
当たることにつながります。
■特に若い人に言っておきたいのは、苦しむことから逃げちゃ
イカンということです。若いときにラクをしようとしたらイカン。
ちょっとでも苦しい方向に行かないと。いいですか、人生は
ずっと苦しいんです。苦しさを知っておくと、苦しみ慣れする。
これは強いですよ。
（漫画家 水木しげる氏）
○「艱難辛苦汝を玉とす」ということですね。
■「いつか、これをやろう」「やってみたいと思っていた」を禁句
にするんです。思い立ったら、すぐにやる。趣味でも興味を持っ
た仕事でもいい。思いついたら、さっさと準備を始める。そうや
って広げた芽が運を呼び込む可能性を高め、リスクをヘッジし
てくれるんです。
チャンスというのは、自ら動いていないと巡ってきません。じっ
としていたら、チャンスはいつまでたってもこないものなんです。
（経済アナリスト、エコノミスト 森永卓郎氏）
○チャンスの女神は、待っていても来てはくれませんし、巡り
あったときは一回で捕まえないと逃してしまいます。
■僕が何より若い人に伝えたいのは、物事を知らないことを
恥じなさいということですね。何か聞かれてもヘラヘラ笑って
いる。そんな場面をテレビでも見ますが、とんでもないと思う。
自分がいかにものを知らないか、恥じないと。僕は学生時代
よりも、文藝春秋にいた10年間の方がはるかに勉強していま
した。でも、フリーになってからの方が、もっと勉強しています。
勉強しないと、負けるんですよ。
（コラムニスト 勝谷誠彦氏）
○無知を丸出しにして、しかもそれを恥じない人とはできれば
お付き合いしたくないものです。お互いに高め合える人は、よ
く勉強されています。
■大事にすべきなのは、人ですね。チャンスは人から降って
くるもの。私の場合はまさにそうでした。だから、仕事はどんな
ときでも誠意を持って対応することが大切。これまで常に自分
にそう言い聞かせてきました。いい仕事の成果を残すことは、
次の仕事を得るための何よりの営業ツールです。
また、よくギブ・アンド・テークなんて言いますが、勘違いして
はいけません。ギブのすぐ後にテークがくるわけではない。
見返りを期待していたら、いいギブもできません。テークは忘れ
たころにやってくるし、こないかもしれない。そのくらいに思って
いたらちょうどいいんです。
（東洋大学経済学部助教授 白石真澄氏）
○ギブ・アンド・テークではなく、ギブ・アンド・ギブン、与え続け
ればいつしか与えられている。そんなものではないでしょうか。
■何より重要なのは、マインドであり、パッションだと私は思っ
ています。熱意や意思がないと、昨日と同じ今日、今日と同じ
明日で終わってしまう。
物質的にはハングリーではない時代ですが、自らハングリー
な意識をつくり出し、マインドやパッションを持続させることが
できるかどうかが重要です。
（ダイエー代表取締役社長兼ＣＯＯ 樋口泰行氏）
○有志有途、志があれば途は拓けるものです。
■僕は出世する人は３つのことができている人だと思っていま
す。ひとつは、モノマネのできる人です。人のいいところは、や
わらか頭で取り入れてしまう。もうひとつは、コメントのできる人。
これは常にアンテナを高くして、どんなことを聞かれても意見で
きる人ですね。さらにもうひとつが、段取りができる人です。計
画性があり、その場の空気を読んで動ける人。あと、付け加え
るとすれば、みんなの持っていないスキルを持つことですね。
（漫画家 弘兼憲史氏）
○出世するには、センスとスキルの両方が必要なようですね。
■他人と一緒でありたいという意識は、もうやめた方がいい。
それじゃ存在している意味はないんだから。これから必要なの
は、どんな人物になりたいのか、はっきりさせることだと思いま
す。そして社員として働くなら、それを実現できる企業に属する
ことです。
何ができて、何が得意なのか。それがはっきりしたプロでない
と、居場所がなくなりかねない。手に職的なプロだけでない。組
織のプロでも販売のプロでもいいんですよ。
（住信基礎研究所主席研究員 伊藤洋一氏）
○日本でも米国のように「変わっている」と言われることが褒め
言葉になる日が来るのではないでしょうか。私たちも自治のプロ
でありたいものです。
■100メートル先までボールを投げようとするから90メートルを
目指せるんであって、50メートルでいいやと思ったら40メートル
しか投げられない。だから、みんな大風呂敷を広げたらいい。
大きな夢を持ったら、実現のために何が必要か必死で考える
ようになる。最近は、みんなあまりにも夢が小さいような気がし
ているんですよ。
（フリープロデューサー 木村政雄氏）
○ビッグピクチャーを描き、それに近づくため、日々、スモー
ル・ウィンを達成していきたいですね。
■大事なことは、案件をすべてデッドライン化する（期限を設け
る）ことです。会議でいい意見が出て、「そうだよなぁ」なんて言
っていたらダメ。だれが何をいつまでにやるかはすべてここで
決めてしまう。
（トリンプ・インターナショナル・ジャパン代表取締役社長
吉越浩一郎氏）
○よく会議の無駄が指摘されますが、目標、期限を設定する
会議であれば有効に機能しますね。
■われわれは凡人の集まりです。普通の人が当たり前に仕事
をしても、当たり前の結果しか出せません。だから、思いも行動
も「異常になろう」と社員に呼びかけた。異常になることでしか、
非凡な人にはなれないのだ、と。
「夢に日付を」。これは僕の座右の銘です。目標を定め、いつ
までにそれを実行するかを決める。そうすると、人は変わります。
（ワタミ代表取締役社長・ＣＥＯ 渡邊美樹氏）
○神様は努力した人には運という橋をかけてくれるのだと思い
ます。
■できる人とできない人の区分けって、僕はないと思う。あるの
は、やる人とやらない人だけです。重要なのは、やる気であって
才能ではないんです。
あるとき、「僕が雨ごいの踊りをやると百パーセント雨が降りま
す」という若者がいましてね。よくよく聞いてみると、雨が降るまで
踊るからって（笑）。深いなぁ、いいなぁと思いましたね。
（振付師 パパイヤ鈴木氏）
○「才能がない」とか「能力がない」ということを言い訳にして、
チャレンジしないというのでは話になりませんね。
■失敗はしたっていいんです。大事なことは、失敗した経験を
消しゴムで消してしまわないこと。ちゃんと反省して次に結び付
けることです。
（漫画家 倉田真由美氏）
○失敗はチャレンジした何よりの証です。その経験を活かした
いものです。
■中国にいいことわざがある。「小人は縁に気づかず。中人は
縁を生かせず。大人は袖すり合う縁も縁とする」。この通りなん
だ。縁は目の前に転がってる。それが見えてねぇんだな。
（作家 山本一力氏）
○誰にでもチャンスは平等にありますが、それを活かせるか、
どうかは本人次第ですね。
■正しいことをしていると、後から必ず風が吹いてくるものなん
ですね。世の中、捨てたもんじゃない。
（医師 諏訪中央病院名誉院長 鎌田實氏）
○考えて正しいと思ったことは、勇気を持って発言し、実行して
いきたいものです。
■チャンスは向こうからは絶対にきません。僕の場合もそう。恥
を忍んで履歴書を送ったから今がある。本当にやりたいなら、
やりたいことで自分を輝かせ、相手を納得させることが大切。
あきらめるのは、簡単なことですからね。
（映画評論家 水野晴郎氏）
○私も会いたいと思う方には、相手の地位に関係なく、ともかく
連絡するようにしています。
■自分が行動し始めれば、いろんなことが動きだす。当たり前の
ように聞こえるけど、最も大切な原理です。世の中捨てたもんじゃ
ない。ジャパニーズドリームもあるんですよ。
新しいことをやるときは誰だって不安です。どんな偉人でも同じ。
でも不安や恐怖心はその反動で人を育てるんです。恐怖心にお
じけ、考え込んでしまっては駄目。勇気を持って次の一歩を踏み
出す。それが楽しみに変わっていく。そういう人が残っていくんだ
と思います。不安をバネにして楽しむ。それが成功の要因なんじゃ
ないかな。
（演出家 宮本亜門氏）
○周りの環境ではなく、まず、はじめに自分の志ある行動ありき
です。それが正しければ共鳴し、サポートする人が増え、大きな
流れになります。
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