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2023.08.28
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カテゴリ: 政治経済


デフレーション(総需要不足)に陥るプロセス を、改めてご説明いたします。

 まずは、バブルが崩壊する。バブル期に借金をして資産を買い込んだ人々が、
「資産価格は暴落したが、借金は消えない」
 状況となり、負債の圧縮に乗り出す。 借金返済は消費でも投資でもありません 。そして、需要(=消費+投資)が減り始めたタイミングで、政府が増税、政府支出抑制といった「緊縮財政」に乗り出すと、ただでさえ減っている需要が一気に縮小してしまう。
 GDP三面等価の原則により、生産=支出(需要)=所得。 需要の縮小とは、所得の下落とイコールになります。 所得が落ち込んだ人が顧客側に回ると、
「カネがない」
 という話になってしまい、生産者が生産する財やサービスがなかなか売れない。結果的に物価が下がる。デフレーションとは、 まずは「需要=所得」の縮小であり、物価下落は二次的な現象に過ぎません 。だから、呼び方がDeflate(縮む)の名詞形。

 上記は全て「データ」で説明でき、完全に合理的です。

【日本の非金融法人企業負債(兆円)】
http://mtdata.jp/data_86.html#kigyou

日本の非金融法人企業の負債は、05年まで減り続けました 。裏には、もちろんBIS規制導入、不良債権処理、貸し剥がし・貸し渋りもあります。さらには、企業のバランスシート調整ですね。

 いずれにせよ、企業の負債が減ったとは「返済された」という話になります。

企業が所得(利益)を稼ぎ、負債の返済に回ると、消費・投資としては使われない。 つまりは、企業の負債返済は「需要(消費・投資)縮小」そのものです。

 バブル崩壊と緊縮財政により、負債の返済が増え、同時に消費や投資が減り、「需要不足」が始まる。というか、需要とは消費と投資の合計なのです。

話は、極めて合理的 なのですが、デフレの原因について妙な説(しかもデータの裏付けなし)を持ち出す連中が絶えない。同時に、自分の政治的意見を強引に通そうとする。


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記事タイトル: ヘンテコ・デフレ論で財務省が得をする

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https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12818050769.html?frm_src=favoritemail


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Last updated  2023.08.28 20:48:23
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