トレモロ搭載LPシェイプ、高級感溢れるCS6入荷しました!

現在は『Kiesel』としてギター作りに専念した、40年代からの総合楽器メーカー『Carvin』。こちらはLPシェイプのCS6にトレモロ搭載し、トップにキルトメイプルを施した一本です。
ボディバックはマホガニー2pcs。トップはハイグレードなキルトメイプルを採用。カッタウェイのナチュラルバインディングから見た時には十分に厚みを感じさせる高級感溢れる内容。ネックはマホガニーで、ボディにはヒールカットされセットネック。ネックシェイプはLP系にしては比較的薄めで仕上げられ、スケールは25インチ、指板面はエボニーに採用。高級感溢れるポジションマークを採用しつつも、ネックバインディングを廃した仕様となっております。PUにはオリジナルのC22J&C22Bを搭載。直流抵抗値は約7.2k、約12.8kとしており、フロントはキレのあり、リアはホットなヴィンテージトーンとなっております。また各トーンPotをプルすると各PUをコイルタップ可能。トレモロ搭載も相まって一本で多彩なサウンドをアウトプットします。トレモロはウィルキンソンを搭載し、ペグにはスパーゼルを採用。コントロールキャビティは銅箔でシールディングされております。ボディバックにトレモロ下部にキャビティがあります。ウェイトコントロール？トーンの変化？何かギミックを搭載したかったのか？色々と想像しますが現状空きスペースとなっており導電塗料が施されております。バックパネルの仕上げが他と違う事やここだけの導電塗料を仕様している事等から購入後に施され他のではないかと思われます。現状隣のバックパネルとの摩擦で固定されておりますが危うい感じではありません。

ボディには拭きキズ、スリキズ、打痕があります。ボディトップ両PU間にゴマ粒大の打痕があります。ボディサイドネックジョイント6弦側にクリア塗装浮きがあります。現状触っても硬く問題ありません。ボディバック右下エッジ部分にスリキズや小さな打痕があります。フレットエッジには指板収縮によるクリア塗装の剥がれがありますが、経年変化でよく見られるものです。各ハードウェアにはゴールドの為メッキ落ちがあります。

ネックコンディションは問題なく、トラスロッドは締める方向緩める方向に調整可能で、締める方向にまだ回せ調整可能です。フレットには弦跡等は無く残りは7割程です。現状弦高は12F6弦側で約2.0mm、1弦側で約1.5mmで調整されております。

全体的には謎のキャビティがありますが、使用感は少なめの良好なコンディション。アメリカングレードで仕上げられ贅沢な材を使用しつつも、LP系ながらトレモロ＆コイルタップで多彩なサウンドをアウトプット!こうゆうの一本あると便利ですよね!