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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Feb 4, 2014
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カテゴリ: 自由が丘氏寄稿文

つれづれに イギリス

             ***自由が丘氏 寄稿***




私は、1999年3月末、33年程勤務した会社を



57歳役職定年により退職した。



再就職先の勤務は6月からだったので、



永年の夢の地であったイギリスに、



1999年4月15日から5月13日迄、



約1ケ月程滞在した。






★ ★ ★ ★ ★


1. ロンドン郊外の1DKフラット(月1,000£)を、賃借


(1£=200円。平成26年1月現在は170円程度)

ロンドン中心街から地下鉄ノーザンラインで20分、

イーストフィンチュリー駅下車、徒歩数分、閑静、瀟洒な中級住宅街。

英国は何故か好景気で、市内のホテルは常識的に1人2万円程度。

1月の滞在を見込み、現地の知人に頼み短期賃貸。

10畳並のリビングの他、ベットルーム、風呂、キッチン、

そして食器、寝具、家具等フル装備。中級のサラリーマン向け住居で、

購入すれば2,3千万程度とか。


2.イギリスの、「1日には、四季」がある




(ロンドン、北緯51度、稚内46度)

また海洋性、天候激変の島国。有名な「ロンドンの霧」。

Mist、Fog、Rain、Sunny、

Fine、Cloudy、Hot等。

滞在中兎に角、目まぐるしく変化する気候に翻弄された。

たとえ晴れていても、

雨や寒さ除けにジャンパー必携。

ただ、英国人は少々の雨ぐらいでは傘をささず、悠然と歩き回る。

6月に開催されるウインブルドンテニス頃が、

1年中で1番良い気候であることが肯ける。


3.滞在時期は早春~初夏で、英国中が「花」で満開


いちばんの驚きは、至る所で、山桜、八重桜が満開で有ったこと。



バラ、チューリップ、山吹、レンゲ、椿、シャクナゲ、ボタン,

ツツジ、フジ等、、そして、名も知らぬ北方系の花々木々の

芽吹き等一斉に満開の花園。

今、日本で流行のガーデニング、即ち、イングリシュガーデン。

住宅の前庭と後庭にはギッシリと花々の密集植え込み。




4. 大英帝国は、戦争で国土を余り破壊されていない


古きは土着のケルト人、そしてローマ人による一時的征服の名残、

北方系のアングロサクソン、バイキング族の侵略等の歴史があり、

更には第1次、第2次大戦もあったが軽微な破壊に留まり

国土破壊の傷跡は少ない。

1500年代以降の石造建造物が基本であり、また地震も無い事から、

個人住宅、フラット、ビル類も、築100年、200年がザラにある。

そして、大英帝国時代における世界中からの収集品、

悪く言えば略奪品が戦火にも遭わず数多く残っており、

それらが国中の美術館、そしてアンティークショップとか

美術品オークションに引き継がれている。


5.古き住居が個人のステータスシンボルであり、

お庭は花盛り築100年とか200年とかの住居が沢山残っており、

その出来るだけ古き一戸建て住宅に住むのが、英国人の夢。



日本の様に新築豪邸のステイタスは無く、例え新築でも古い建材を使ったり、

また如何に古く見せるのが大工の腕の見せ所と言う。

同じ規模の建物なら、改築より新築の方がかなり安価と言われる程。

基本的な住宅は、2階プラス天井部屋、3から4室程度。

敷地の広さの割には建物は小さい感じ。

玄関先は花びっしりのガーデニング、そして、リビング前の庭には、

芝生に小椅子が並びバラの生垣。綺麗に区画された町並みなど、

天国に通ずる道か?とも思えるほどの風情である。


6.平均年収は4~500万円、日本並み。


但し、見た目には、そうとも思えぬ、質素な暮らし振り

高校の先生で25,000£、大学教授で30,000£と聞いた。

1人当りの国民所得で見れば、日本が40,000弗に対し、

英国は20,000弗、日本の1/2程度である。

それらもあってか、その生活振りは、日本との比較で見る限り、

衣、食、住、街の風情、賑わい、人々の雰囲気、顔付き等、

ブルジョアジー、金持ち的であると言うより、かなり地味、

節制的な感じがした。


7.英国風の紳士、淑女は、いずこに


 「馬子にも衣装」と言われるように、人物鑑定の基準として、

見た目、衣装、化粧,持物等外見的印象に左右される場合が多い。

テレビや映画で見るような英国人とか、英国王室風の顔付きの

人々が確かに多い。

ただ街を歩く極く普通の人達の洋服とか、特に女性のお化粧には、

相当の違いがあるようだ。

東京の繁華街等で見かける御婦人達のおしゃれ服や、

美魔女もどきの化粧による華やかさは、

英国女性の風情を圧倒する。

歩く人達は、極々普段着にちょっと毛が生えたようなお洒落であり、

お化粧も輪郭の美しさを生かした程度の軽さ。

あの、「レディース&ジェントルマン」を連想させるような人々が、

極く日常的に、街を闊歩しているわけでは無い。

エジンバラの街角で、上下のタータンチェック着た老婦人が、

石畳の坂道を杖を衝きながら歩いている姿は、まるで映画の世界だった。


8.イギリスの食事は、世界一不味いが常識か?


極く普通のレストランとかB&Bの体験であるが、

確かにローストビーフの単純スライス、パン粉入りソーセージ、

ケチャップ風味のビーンズ、黒焦げの薄切りパン‥等、

基本的に味付けをせず、好みに応じて塩か胡椒をかける淡白さ。

質素、保守的、定番、、、特に典型的な

「イングリッシュ ブレック ファースト」である、

(ジュース、コーンフレーク、エッグ又はベーコン)か、

(ベーコンの代わりに、燻製ニシンのキッパー)そしてパン、ジャム、紅茶。

聞けば、英国人は「欲に固執する事への抵抗感、恥じらいが強い」と言う。

「人が生きる究極は、その人の生き様にある」として、食欲への快楽を追求する等は、

恥ずかしく、「生理的な食欲を満たせば良し」とする考え方が底流にあるようだ。

ただただ、旅人としての旺盛な好奇心、食欲からすれば、捨てがたい食物は多く、

羊、鶉、鹿、兎、牛の煮込みなど等「最高にうまい!!!」と思ったことも、

しばしばで、けして「世界一不味」とは、ちょっと気の毒である。

なお、ロンドン郊外の日本式魚屋「あたり屋」で購入した、スペイン沖の中トロ鮪。

少々筋っぽかったが、何とも美味であった。


<その2  に続く>





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Last updated  Dec 3, 2019 10:29:31 PM
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