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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Feb 24, 2015
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ピケティ理論で資本利益率と成長率が比較されて、

資本分配率が相対的に高まることが指摘されている。

そのことも問題であろうが、小生のような年金生活者にとっては

年金の目減り、預金の取り崩しが切ない悩みである。

しかし、年金生活者よりも深刻なのは、労働者

(=雇用者報酬・・皮肉で不思議な命名である)であり、

労働分配率の

マイナスにも転じていることである。

貯蓄がマイナスというのは、消費プラスというのでなく、

貯蓄からの引き出しを消費に回さざるを得ない状況である。

家計部門は、主人の稼ぎだけでなく、配偶者の副業などを

加えた所得でも、家計消費を賄えず、タンス預金、銀行預金などを

投入しなければならない切羽詰まった状況にある。

日本企業が海外進出して海外生産に踏み切った関係で

国内賃金は海外賃金に相対的に近づいているのかも知れない。

今は、国内と海外との間で、分業ができているから賃金の乖離は

まだあるものの、国内の賃上げは極めて困難な状況にある。

最近になってやっと、円安で賃上げ機運も生まれているが・・・

極論だが、海外労働者で可能な仕事は、

日本では非正規労働などという手段で行われており、

日本の大幅な賃金レベルの引き下げがなされてきたようである。

賃金が下がると、エンゲル的支出が多くを占めるようになり、

将来のための、貯蓄に回す余裕がなくなる。

生活にも余裕がなくなり、人生設計が立ちにくくなる。

その影響は、主婦の共働きの増加、若者の結婚の晩婚化、

出生率の低下などにも繋がってくる。

世の中が殺伐として、若者の引きこもり、非行、犯罪などに

繋がるかも知れない。

世界的に見ると、

「イスラム国」などのVirtualな仮想宗教国家が現れる

元凶となるのではなかろうか。

現実からの逃避行動、自分より弱いものイジメの

始まりであり、根が深いように思われる。 

日本の場合は、家計部門の減退に反して、企業部門などでは

内部留保を積み増しできている。

この内部留保がなぜ一人勝ちで殖えるのかはどうしてか

不思議である。 

アベノミクッスでは、企業税制を優遇し、代わりに、分配率を

労働者(=雇用者?)に少しでも有利にしてあげて欲しいと

頼んでいるのである。

円安、原油安の間でも、家計部門の貯蓄率がマイナスにならぬ位には

企業家マインドを資本分配率の調整に向けて貰いたいものである。

家計貯蓄率

国民所得構成

 <資料出所:内閣府経済社会総合研究所>

★ 






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Last updated  Feb 24, 2015 03:29:12 PM コメント(1) | コメントを書く


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