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(1) Jun 18, 2017
カテゴリ： ヨーロッパ州
★
英議会選挙で選挙前には50.9％のギリギリ過半数であった保守党が、
今回選挙で650の議席のうち318議席を確保し48.9％と
過半数を切ってしまった。
////////////////
めいてい君のブログの「June11,2017」を参照してください。
///////////////
メイ首相のオウンゴールと揶揄されている。
この僅かの差を埋めるために連合政権を模索したメイ首相であるが、
プロテスタント強硬派・DUPしかいない。
そのDUPは得票数はわずかに0.9％しかないが、
北アイルランド自治政府に与えられた議席権に基づいて10議席を保有するから、
議席では1.5％を占め、保守党・DUP連合は50.46％の過半を占める。
この連合で十分かというと問題がある。
★
1. 最高権力を持つ英国女王がメイ首相を英国議会の首相と認めるか
の女王演説が、高層ビル火災参事で21日に延期されている。
2. EU離脱には懐疑的であった英国議会では、前内閣がオウンゴールした国民投票
の威光を已むをえぬものとしても、メイ首相の強硬離脱には反対姿勢が強い。
3. 保守党が連携を模索する北アイルランド自治政府の第一党DUPは、英国とおなじ
保守党全体の姿勢はEU離脱には懐疑的であり、メイ首相のような強硬離脱ではない
雰囲気が残っている。
かつて北アイルランドは、アイルランド（南部）がカトリック系として独立したあと、
カトリック系とプロテスタント系が抗争し、カトリック系武装組織IRAテロが吹き荒れた
歴史を持っている。
が躍進しており、今回英国議会選挙でも、
DUPが8→10に対し、後者は4→7と躍進がつづいている。
保守党がDUPに接近すると、北アイルランドの自治制度事態に再び亀裂が走る懸念がある。
★
結局、
エリザベス女王が継続してメイ首相を指名するのか、
保守党が、強硬離脱を無理に選ぶか、自治政府の混乱を招きながらもDUPを
受け入れることを選択するか、などが混迷の度合いを強めているようだ。
★
呆けが心配しても仕方がないが、監督自身の采配ミス（キーパー不在？）のなか、
二回もオウンゴールを食らったような雰囲気で、
味方チームの士気は落ち込んでいるようである。
女王の首相、議会への「喝！」が欲しいところである。
★
英議会選挙で選挙前には50.9％のギリギリ過半数であった保守党が、
今回選挙で650の議席のうち318議席を確保し48.9％と
過半数を切ってしまった。
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めいてい君のブログの「June11,2017」を参照してください。
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メイ首相のオウンゴールと揶揄されている。
この僅かの差を埋めるために連合政権を模索したメイ首相であるが、
プロテスタント強硬派・DUPしかいない。
そのDUPは得票数はわずかに0.9％しかないが、
北アイルランド自治政府に与えられた議席権に基づいて10議席を保有するから、
議席では1.5％を占め、保守党・DUP連合は50.46％の過半を占める。
この連合で十分かというと問題がある。
★
1. 最高権力を持つ英国女王がメイ首相を英国議会の首相と認めるか
の女王演説が、高層ビル火災参事で21日に延期されている。
2. EU離脱には懐疑的であった英国議会では、前内閣がオウンゴールした国民投票
の威光を已むをえぬものとしても、メイ首相の強硬離脱には反対姿勢が強い。
3. 保守党が連携を模索する北アイルランド自治政府の第一党DUPは、英国とおなじ
保守党全体の姿勢はEU離脱には懐疑的であり、メイ首相のような強硬離脱ではない
雰囲気が残っている。
かつて北アイルランドは、アイルランド（南部）がカトリック系として独立したあと、
カトリック系とプロテスタント系が抗争し、カトリック系武装組織IRAテロが吹き荒れた
歴史を持っている。
が躍進しており、今回英国議会選挙でも、
DUPが8→10に対し、後者は4→7と躍進がつづいている。
保守党がDUPに接近すると、北アイルランドの自治制度事態に再び亀裂が走る懸念がある。
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結局、
エリザベス女王が継続してメイ首相を指名するのか、
保守党が、強硬離脱を無理に選ぶか、自治政府の混乱を招きながらもDUPを
受け入れることを選択するか、などが混迷の度合いを強めているようだ。
★
呆けが心配しても仕方がないが、監督自身の采配ミス（キーパー不在？）のなか、
二回もオウンゴールを食らったような雰囲気で、
味方チームの士気は落ち込んでいるようである。
女王の首相、議会への「喝！」が欲しいところである。
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