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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Feb 10, 2020
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/////// ///////

 鈴村 興太郎博士は

ノーベル経済学賞を授与されることなく

彼の早い死を迎えました。

 残念ですが、

その功績は大きいはずです。

 宇治見氏が、

彼の功績の部分よりも、

彼の生き様について辿っていますので

ご覧ください。

/////// ///////

 from  宇治見氏

 鈴村 興太郎博士の著書の感想です。


1.「厚生と権利の狭間」
        (鈴村 興太郎著)

シリーズ「自伝」
          my life my world


 何とか読破しました。

 読み甲斐のある本です。

 詳しく読むとそれなりに面白いです。

 370ページのうち30%は

 一橋大学での思い出でした。

 前期小平キャンパスのこと、

 歌舞伎、ボートのこと、

 後期国立キャンパスでの

 荒 憲治郎ゼミナールの思い出等

 じつに豊富です。

 マージャンは下手で、荒先生から

 やめたら!といわれました。

 そして、一橋大学での、

 講師という良い待遇を断って、

 京都大学に行き、ここで世界的に雄飛しました。

 すると、一橋大学から、その評判を知って、

 母校に戻ったらとの誘いがあり戻りました。

 そこから一時期~~~冬の時代が。

 冷ややかな仲間の名前も出てきます。

 中和寮(大学院生寮)の舎監を

 無理やり押し付けられたお話は、その1例です。

 経済研究所の先輩を、

 ランチに誘ったら断られた話とか。

 しかし、それらを吹き飛ばし、

 世界に雄飛しました。


2.まさに鈴村氏の一生は
      波乱万丈の歴史でした。


 子供のころ、類焼にあったが、

 保険契約から、ほとんど保証されなかった

 という火災保険会社の嘘のような話、

 愛知県立明和高等学校のこと、

 英国、米国での多彩な研究、

 アマルティア・セン教授はじめ世界的学者との

 ネットワークができたこと、

 これらが評価され、結果的として、

 一橋大学を飛び越えた実績をだし、

 世界から評価されました。

 学士院会員、紫綬褒章、天皇へのご進講、

 そして早稲田の名誉フェロー。


3. 一橋大学という狭い社会に満足していては
    発展がない という感想を強く受けました。


 現在遅まきながら、

 一橋大学は「理工系との融合」を

 模索しているようですが、

 競争相手を海外の大学に求めないと

 更なる発展は薄いのかも知れません。

 彼の自叙伝を読んでの感想です。


4. 荒 憲治郎教授が、旭川に生まれ、
  小樽商科大学出身 とは初めて知りました。

 荒ゼミ、サブゼミ、ゼミ仲間との友情、

 富浦での合宿、を高く評価していました。 

 ジョアン・ロビンソン女史とは

 ケンブリッジで親しく接したようです。

 この名前、荒先生の「経済原論」で

 初めて知りました。


5. もう1つ、経済学博士号の取得 が、

 先輩に遠慮して、なかなか取れないという悪癖が

 日本の大学にはあるそうです。

 彼も10年後にようやくとりましたが、

 この悪弊、海外の学者から奇異に見られています。


              以上

☆​​​​​​​​​​​​​





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Last updated  Apr 29, 2020 01:32:08 PM
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