楽天モバイルで物理SIMからeSIMに変えたい。逆にeSIMから物理SIMに戻したい。そう思って公式サイトを開くと、説明がFAQとガイドにバラバラに分かれていて、どこから手をつければいいのか迷うんですよね。
実は、手続きの入口は1つだけです。my 楽天モバイル(楽天モバイルの会員ページ・アプリ)の「SIM再発行」から申し込みます。手数料はeSIMへの変更・再発行なら 0円 、物理SIMカードに戻すなら 3,300円(税込) です。
そこで今回は、物理SIM→eSIM・eSIM→物理SIM・eSIMの再発行の3パターンを、申し込みから開通確認、うまくいかないときの対処までまとめて解説します。同じ端末のままSIMタイプを変えたい人、紛失や初期化でeSIMを入れ直したい人向けの内容です。
この記事の情報は2026年6月時点のものです。 手数料や手続きの内容は予告なく変更される場合がありますので、最新情報は楽天モバイル公式サイトでご確認ください。
最初に、全パターンに共通する基本を整理します。ここさえ分かれば、あとは自分に当てはまるところを読むだけです。
「eSIMに変更」「SIMタイプの切り替え」「eSIMの再発行」。呼び方はいろいろありますが、楽天モバイルの操作としては全部同じで、my 楽天モバイルの「SIM再発行を申請する」にまとまっています。
進み方は、my 楽天モバイルにログインして「契約プラン」→「各種手続き」→「SIM再発行を申請する」。あとは理由と希望のSIMタイプを選び、SMSで届くワンタイムパスワードを入力すれば申し込み完了です。
店舗でも手続きできますが、対応しているのは一部の楽天モバイルショップだけなんです。店舗検索で「SIMタイプ変更/再発行」にチェックを入れて探す手間を考えると、基本はmy 楽天モバイルからが早いです。
手数料は方向によって違います。eSIMへの変更・再発行は 0円 、物理SIMカードへの変更・再発行は 3,000円(税込3,300円) です。
「SIM再発行は無料」と書いてある古い記事も見かけますが、それは2023年12月13日の改定前の話です。いまはSIMカード側だけ有料なので、昔の記憶のまま申し込む前にここだけ覚えておいてください。
ここで1つ確認です。新しい端末に買い替えて回線を移すのは「機種変更」で、この記事の手続きとは別になります。
この記事が役立つのは、 同じ端末(または手元にある端末)のままSIMタイプを変えたい・eSIMを入れ直したい 人です。端末の買い替えとセットで回線を移したい人は、 楽天モバイルのeSIMで機種変更する手順 で解説しているので、そちらをどうぞ。
SIMカードからeSIMへの切り替えは、手数料0円で配送待ちもありません。申し込みから開通まで3ステップです。
いま使っている端末でmy 楽天モバイルにログインし、「契約プラン」→「各種手続き」→「SIM再発行を申請する」と進みます。SIMタイプで「eSIM」を選び、SMSで届くワンタイムパスワードを入力して確定します。
このとき、 申し込みが終わるまでSIMカードは抜かない でください。ワンタイムパスワードのSMSはいまのSIMで受け取るので、先に抜くと手続きが進められなくなるんです。
複数回線を契約している人は、画面に表示されている回線が変更したい回線かどうかも見ておいてください。
申し込みが終わると、「[楽天モバイル] eSIMプロファイルダウンロードのお願い」というメールが届きます。開通はこのメールが届いてからで、届く前は進められません。
メールが来たら、my 楽天モバイルアプリの「お申し込み状況の確認」→「お申し込み履歴を見る」→「eSIM開通手続きに進む」とタップします。なお、eSIMへの交換では開通手続きのときにSIMカードを端末から取り出します。「申し込み前は抜かない、開通のときに抜く」と順番だけメモしておいてください。
Wi-Fiも必要です。開通手続きは端末がインターネットにつながった状態で進めるので、回線の切り替え中はWi-Fiを使います。
開通手続きが終わったら、Wi-Fiをいったんオフにして、アンテナマークの横に「4G」か「5G」が出ているかを見ます。あわせてSafariやChromeでWebページが開ければ切り替え完了です。
iPhoneの場合、開通後に「キャリア設定アップデート」が表示されたら必ず「アップデート」をタップしてください。表示されない場合は「設定」→「一般」→「情報」を開くと確認できます。Androidにはこの工程はありません。
実はiPhoneには、my 楽天モバイルを経由せずに「設定」アプリだけでSIMカード→eSIMに変えられる公式の方法があります。対象はiPhone 11以降(iPhone SE第2世代は除く)で、iOS16.0以上。事前にWi-Fi接続とパスコード設定、バッテリー残量だけ確認しておいてください。
やり方は「設定」→「モバイル通信」→「eSIMに変更」と進んで、画面の案内どおりにサイドボタンをダブルクリックするだけです。完了すると前のSIMカードは自動で無効になるので、取り外して終わり。あとからプロファイルダウンロードのお願いメールが届きますが、この方法ではダウンロード不要と公式ガイドに書かれています。
ただし、これは物理SIM→eSIM専用です。eSIMから物理SIMに戻す方向では使えません。
逆方向、eSIMからSIMカードに戻す場合です。こちらは 手数料3,300円(税込) と、SIMカードの配送待ちがあります。
申し込みの入口は同じで、my 楽天モバイルの「SIM再発行を申請する」からSIMタイプで「SIMカード」を選びます。eSIMを使っている端末でそのまま操作してください。
申し込む前にeSIMプロファイルを削除しないこと。 削除するとワンタイムパスワードのSMSを受け取れず、my 楽天モバイルから再発行できなくなります。
SIMカードは登録住所に届きます。Web申し込みで最短2日、審査や天候しだいで数日〜1週間ほどかかることもあり、配送日時の指定はできません。発送状況はメールか、my 楽天モバイルの「申し込み履歴」で追えます。
SIMカードが届いたら、端末の電源を切って新しいSIMカードをセットします。そのあとWi-Fiにつないでmy 楽天モバイルアプリにログインし、申し込み履歴から「開通手続きへ進む」をタップ。あとはeSIMのときと同じで、Wi-Fiを切って4G/5Gの表示とWebページが開くことを確認すれば完了です。
気になるのは、SIMカードが届くまでスマホが使えるのかどうか。ここは正直、公式FAQの説明に揺れがあります。
SIMカードを選んだ場合の個別の説明では、 手続き後にいまのSIMは止まり、新しいSIMカードが届くまで再開できない とされています。一方で同じFAQには「新しいSIMを開通した後に前のSIMが止まる」という説明もあって、どちらとも読めるんです。
なので、 申し込んだら回線は使えなくなる前提 で動いてください。Wi-Fi環境の確保と、急ぎの連絡手段だけ先に考えておけば、最短2日の配送待ちは乗り切れます。なお、理由に「紛失・盗難」を選んだ場合は、新しいSIMが有効になるまで回線が止まると明記されています。
SIMタイプは変えないけど、eSIMをもう一度発行したい場面です。手数料は0円。分かれ目は、 ワンタイムパスワードのSMSを受け取れる端末が手元にあるかどうか です。
eSIMがまだ使える状態なら、my 楽天モバイルの「SIM再発行を申請する」からそのまま申し込めます。メールが届いてから開通する手順も、切り替えのときと同じです。
ここでも、申請が終わる前にeSIMプロファイルを消さないでください。消した時点でSMSを受け取れなくなり、次に説明するフォーム申請に回ることになります。
手元の別の端末に回線を移したい場合も、再発行の申し込みをするのは いま使っている端末 なんです。申し込みが済んだら、新しく使う端末のmy 楽天モバイルアプリで開通手続きをします。
デュアルeSIM対応の端末で2回線使っている人は、1回線目と2回線目を別々の登録先に入れる決まりがあります。間違えて同じ登録先に入れるともう一度再発行からやり直しになるので、ここだけ慎重に進めてください。
端末をなくした、初期化してeSIMが消えた、誤ってプロファイルを削除した。こうしたSMSを受け取れない状態のときは、通常の経路ではなく SIM再発行申請フォーム から申し込みます。フォームへの入口は 公式FAQ「SIMカードやeSIMの交換・再発行」 から進めます。
フォームには使えない条件もあって、プラン申し込みの完了から約1日以内、または回線がまだ開通していない場合は対象外です。この場合は楽天モバイルコミュニケーションセンターへの問い合わせになります。
ちなみに海外で端末をなくした場合、SIMカードの再発行は帰国までできませんが、eSIMの再発行と開通は海外からでも進められます。
Wi-Fiだけ確保しておけば大丈夫です。
手続き自体は難しくないんですが、やる順番を間違えると途中で詰まります。失敗パターンは決まっているので、申し込み前にこの節だけ読んでおいてください。
いちばん多い失敗がこれです。「新しくするんだから、古いほうは先に消しておこう」と思っていませんか?実は順番が逆なんです。
ワンタイムパスワードのSMSは、いま使っているSIMで受け取ります。だから 申請が終わる前にeSIMプロファイルを削除したり、SIMカードを抜いたりすると、認証が通らなくなります 。そうなると通常の申し込みができず、フォーム申請に切り替えて本人確認からやり直しです。
プロファイルの削除もSIMカードの取り外しも、手続きの中で案内が出たタイミングでやれば大丈夫です。
自分から先回りしないでください。
開通手続きには、端末がインターネットにつながっている必要があります。回線の切り替え中はモバイル通信が使えない場面があるので、自宅などWi-Fiがある場所で手続きするのが確実です。
それと、開通手続きには 120日の期限 があります。申し込んだまま放置して期限が切れると、my 楽天モバイルからは進められなくなり、コミュニケーションセンターへの問い合わせが必要になります。申し込んだら、そのまま開通まで終わらせてしまってください。
ワンタイムパスワードにも制限があります。有効時間は3分、入力ミスは5回までです。期限が切れても再発行できますが、連続で発行するとエラーが出ることがあるので、SMSをすぐ見られる状態にしてから申し込み画面に進むとスムーズです。
申し込み後のキャンセルは、選んだSIMタイプで変わります。 eSIMの再発行は申し込んだ時点でキャンセル不可 です。SIMカードは発送前ならmy 楽天モバイルから取り消せますが、届いた後は取り消せません。
SIMタイプを選び間違えた場合、SIMカードなら発送前にキャンセルして申し込み直すのが最短です。受け取った後や、eSIMを選んでいた場合は、もう一度SIM再発行を申し込んで正しいタイプに戻すことになります。
使う予定の端末がそのSIMタイプに対応しているかも、申し込み前に見ておいてください。eSIM非対応の端末でeSIMを選んでしまうと、開通できずに再発行か問い合わせ行きです。
手続きの途中で止まったときは、やみくもに再申し込みする前に、状態の確認から入ります。
まずはmy 楽天モバイルのホームにある「お申し込み状況の確認」を開いてください。「eSIMプロファイルダウンロード完了」と出ていれば手続きは進んでいて、「回線開通完了」になるまで待つだけです。
「回線開通完了」なのに圏外のままなら、原因は端末側にあります。公式FAQの確認順は次のとおりです。
設定アプリで電話番号が「不明」になっている場合は、SIMがまだ認識されていません。上の再起動・セットし直しを試してください。それでも電波をつかまないときは、窓際や屋外に移動して確認します。
他社から持ち込んだiPhoneで進まない場合は、前の回線の構成プロファイルが残っているのが定番の原因です。設定アプリから前の回線の構成プロファイルを削除して、もう一度開通手続きへ進んでください。
「eSIM開通手続きに進む」を押したら、急にQRコードが出てきて戸惑っていませんか?これは失敗ではなく、 Web版のmy 楽天モバイルを開いているサイン です。アプリから操作すればQRコードなしで開通できるので、楽天モバイルを使う端末でmy 楽天モバイルアプリを開いてやり直してください。
紙のスタートガイド裏面のQRコードがうまく読み取れないときは、ガイドを平らに置く、照明の反射を避ける、カメラとQRコードを平行にして明るい場所で撮る。これでだいたい解決します。
ワンタイムパスワードは、楽天モバイル回線のSMSか、登録したメールアドレスに届きます。メールの送信元は「rm-mail@mobile.rakuten.co.jp」です。まずは 迷惑メールフォルダと受信拒否設定 を確認してください。
それでも届かないときは、入力画面にある「ワンタイムパスワードが届かない場合はこちら」から本人確認の手続きに進めます。解決しなければ問い合わせになり、本人確認書類の提出が必要になる場合があります。
自力で解決しないときの窓口です。チャットは9時〜23時(最終受付22時30分)。電話は、申し込み後から初期設定までの相談が0800-600-0700(9時〜17時)、紛失・盗難と利用停止・再開が0800-600-0500(24時間)です。
窓口の最新情報は 楽天モバイルのお問い合わせページ で確認できます。
最後に、「この機会に戻すかどうか迷っている」という人向けの比較です。
| 比較項目 | eSIM | 物理SIMカード |
|---|---|---|
|
交換・再発行手数料
|
0円 | 3,300円(税込) |
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受け取り
|
配送なし。メール後すぐ開通手続きへ | 配送あり(最短2日〜1週間ほど) |
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紛失・破損
|
カード自体がないので心配なし | 破損・紛失時は3,300円で再発行 |
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海外でなくしたとき
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海外からでも再発行できる | 帰国まで再発行できない |
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申し込み後のキャンセル
|
不可 | 発送前なら可 |
|
使える端末
|
eSIM対応端末のみ | SIMカード対応端末 |
手数料と速さで見ると、eSIMが有利です。費用0円で配送待ちがなく、海外トラブルにも強いので、個人的には対応端末を持っているならeSIMで困らないと思います。
物理SIMに分があるのは、eSIM非対応の端末を使いたい場合と、複数の端末でSIMを差し替えて使い回したい場合です。eSIMは端末を移すたびに再発行と開通手続きがいるので、頻繁に入れ替える使い方だと手間が積み重なるんですよね。
自分の端末がeSIM対応かどうかは、 楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認」 で調べられます。他社で買った端末は、SIMロック解除の確認も忘れずに。
一部の楽天モバイルショップだけ対応しています(2026年6月時点)。店舗検索の「対応サービス・店舗条件で絞り込む」で「SIMタイプ変更/再発行」にチェックを入れると探せます。当日対応できるかは店舗しだいなので、来店前の確認が確実です。
eSIMは配送がないぶん早く、メールが届きしだい開通に進めます。ただし「何分で終わる」という公式の確定値はありません。SIMカードはWeb申し込みで最短2日、状況により1週間ほどかかる場合があります。
my 楽天モバイルの「申し込み履歴」で確認できます。端末側でも、iPhoneは「設定」→「モバイル通信」に「eSIMを削除」と出ていればeSIM、Androidは「モバイルネットワーク」まわりの表示で確認できます。
楽天モバイル公式の「ご利用製品の対応状況確認」ページで機種名から調べられます。楽天モバイル以外で買った端末は動作保証の対象外なので、対応OSバージョンまで見ておくと安心です。
通常はワンタイムパスワードの認証だけで完了し、書類の提出はありません。SMSを受け取れずフォーム申請になった場合などに、本人確認書類が必要になることがあります。
eSIMなら海外からでも再発行と開通ができます(Wi-Fi必須)。SIMカードの再発行は海外渡航中にはできません。海外からの問い合わせ窓口は050-5434-4633(24時間)です。
申請画面に表示されている回線が、変更したい回線かどうかを最初に確認してください。別回線のSIMを再発行してしまうと、正しい回線でもう一度申し込み直すことになります。
楽天モバイルのSIMタイプ変更・再発行は、入口さえ分かれば難しくありません。
順番どおりに進めれば、あとは画面の案内に従うだけです。ぜひ試してみてください。
端末ごと買い替えるときの手続きは、 楽天モバイルの機種変更を自分でやる手順 でまとめているので、あわせてどうぞ。
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