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背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
May 23, 2008
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カテゴリ: Movie

『ファンタズム』 シリーズの4作目。―作ごとの間隔は長めで、前作 『 III 』 から約5年を経ての登場となった。監督はもちろんドン・コスカレリ。今やライフワークと化している。

トールマンとの戦いを続けるマーク(A・マイケル・ボールドウィン)とレジー(レジー・バニスター)。マークは謎を解明するためレジーと別れ、南西部に向かう。現れたトールマンに「お前を長く待っていた」と言われるマーク。砂漠に忽然と現れた異界への入口を通ったマークが見たものは・・・。


(ここから先はネタバレ)
前作のラストで無数のシルバー・スフィアに襲われたレジーは、何故かトールマンに見逃され、窮地を脱出( 『 III 』 に出ていたティム少年は残念ながら今回は登場しない)。マークは自分自身に隠された謎とトールマンの正体を暴くため、独りで「死の谷」へ向かう。現れたトールマンはマークを殺そうとはせず、マークがトールマンの過去を探るのを黙認する。異界への入口を通ったマークは南北戦争時代にタイムスリップし、若き日(といっても初老だが)のトールマン、ジェバダイア・モーニングサイドに会う。ジェバダイアは科学者で死後の世界を研究していたのだ。教えを乞うジェバダイアから逃げるようにして元の世界へ戻るマーク。そして前作で明らかになったマークの頭部の中にあるシルバー・スフィアを狙うトールマンとの戦いが始まる。


前作は登場人物を増やし、ストーリーの新展開が見られたものだったが、本作はこれまでの整理というか、広がってしまったストーリーを連結し収拾する、悪く言えば辻棲合わせのために作られた作品と言っていいだろう。従って、いきなり本作を観られた方にとっては訳がわからない、ということになる。


一方、一作目から観てきた方であれば、 『 I 』 『 II 』 で自作した4連発式ショットガンを携えるのが、本作の位置づけを象徴すると共に、泣ける。

『アイ・アム・レジェンド』

トールマン役のアンガス・スクリムは当時73歳。歳のせいか柔和になった感じがするが、撮影時はひどい扁桃腺炎で大変だったようだ。過去のシーンで「普通の演技」を見せるのが新鮮。次回作『 V 』は現在撮影中のようだが、一体どんな結末が待っているのだろうか。


監督:ドン・コスカレリ
製作:ドン・コスカレリ/A・マイケル・ボールドウィン
脚本:ドン・コスカレリ
撮影:クリス・コミン
SFX:クリス・ハンソン/ジジ・ポーター
音楽:クリストファー・L・ストーン

1998年・アメリカ / 95分 / 評価:3.5点 / 子供:×






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Last updated  May 23, 2008 09:35:45 PM
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