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いよいよ8月最終日!夏は楽しいけれど、秋も好き♪とくに今年の夏は猛暑続き!それにも増して受験生の甥っ子の熱い夏に付き合って…少々バテぎみのリミンです。 さて、夏休みも終ったし、イタリア田舎暮らしも近づいた!だから、少しづつ助走体制に入ろうと~出発は9月28日午後一時。かといって、何かするってわけでも無いのだけれど‥とりあえずは地図と歴史の本の下読みかな~だって、大雑把でも頭に入れて行かないと、肝心なモノを見過ごして、後で悔しい思いをすることも、度々なのね。こんなとき頼りになるのは、やっぱり図書館。で、今日のメイン写真は「日比谷図書館」日比谷公園の中にある1908年(明治41年)開館の由緒ある?図書館かしら。この図書館は、先日、会合に参加するため出掛けて行った例の「日本プレスセンター」このビル↓のちょうど真向かいでした。私は、かつて東京に住んでいても、霞が関界隈をじっくり見るなんてことほとんど無かったから‥だから今、旅行者の気分で、ちょっと面白い!こちらは「日本プレスセンター」の中にある「記者クラブ」↓ズラリと並んだ壁の額写真、各国の首脳陣にまじって「サッカーの中田」の顔も~日比谷図書館の隣にあるのがコチラ↓かの有名な「日比谷公会堂」ね!1960年の浅沼稲次郎暗殺事件は、この公会堂で起きたんですって。コンサート会場としてお馴染みの方が多いのでは。戦前戦後を通して、沢山のコンサートが開催されました。1929年(昭和4年)築、東京都選定歴史的建造物です。この辺りは、「歴史的建造物」が多いのよね。私が、毎月一度、例会に通っているエッセイスト・クラブの通り道にあるのがコチラの「堀商店」↓良く見ると窓や細部にも装飾が施されたシックな建物。1890年(明治23年)の創業で、国・登録有形文化財になっているそうです。 この堀商店は、鍵や錠前、建築金物の老舗店。扱っている商品も、真鍮をベースにして、高度な職人技術から生まれた金物類、とても素敵です! という訳で、今日は、リミンの東京再発見のような、最近、ウロウロ歩きまわっている界隈をご紹介致しました♪●追伸昨日は取材が一本ありました!朝日新聞の『さがみ朝日』という姉妹紙、「人・欄」に載せてもらえるそうです。10月17日発刊号、日本にいない時で残念ですが、厚木、伊勢原、秦野、中井、二宮方面の皆さま、宜しければ、ご覧になって下さいませ~☆..................................................................................★風は地球を吹き抜けて☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪★大勢の皆さまのページで本のご紹介を頂いています☆1「水彩画人・俊介」さん2「yuta_eup」さん3「sakuranbouさん」4【まっち】さん5「NOBO18」さん6「にゃんきち」さん7「ひさ彗星」さん8「こあきんど」さん9「じゅんぺい1960」さん10「decent2006」さん11「あずみよしき」さん12「とん☆もりなか」さん13「カナダ村」さん14「TABASA+」さん15「翠泉0228」さん16「彩工房 花」さん17「ドレミファビアン」さん18「ぜん」さん19「まっちゃもか」さん20「ラクテン・ジョゼ」さん21「ネコノシタ」さん22「Author:asitaba77」さん23「みらくる☆宮浦アトリエ」さん24「フラワージェンヌ Hirono」さん25「木のおもちゃhygge+ayu*」さん26「ももり~なママ」さん27「「フラワーデザインby フローラ」さん28「ももくりさんねん358」さん29「バード・防人」さん30「猫パンチ!!!」さん31「みよ吉♪」さん32「キノコのママ」さん33「Amiu」さん34「カトルカール」さん35「RIO123」さん36「本に囲まれて」さん37「エドワード9395」さん38「きちはな」さん39「弓蔵のブンガクとテツガクな日常」さん40「turbo717」さん41「むうすけ」さん42「よだれ倶楽部Tomochan」さん43「うさぎ~♪」さん44「4820さんぽ」さん 45夢も想いも絵に込める「大島摂」さん46「マグノリア0022」さん47PONTA213(新作子供着物のyoshii)さん
2007年08月31日
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先日、「弓蔵」さんのブログ・コメント欄でのやりとりから、奇しくも「ソクラテスの妻」さんこと彼の奥さまと、私は、なんと共通の愛読書があったことを知り、驚いたのと同時に、とても嬉しかった!今でも世界中の人々に愛されているシリーズ、「大きな森の小さな家」「大草原の小さな家」家族が力を合わせて開拓時代の様々な困難に立ち向かい、自分たちで住まいを作り、食事を作り、畑を耕し、狩りをし、家族の誕生日や、クリスマスを祝い、神への感謝を忘れず、満足して日々を生きていく…この家族の生活の記録は、私の「幸福感」の礎になったような本なのだ。私は、かつて、このシリーズを全巻揃え、ローラ家と一緒になって、ギンガムチェックのカーテンを縫い、アップルパイを焼き、クリスマスの準備をし、小さなハタ織機で肩かけやマフラーを織った。いつしか、毎日が仕事に追われる暮らしの中で、「ローラ家の幸せ」への渇望は、私の心の隅に、オリのように溜まっていった。『家族への愛、自然への愛、隣人への愛、 感謝すること、満足すること‥。』ローラのメッセージは、具体的で、易しくて、とても分かりやすい!百年経った今も、その共感は感動的で新鮮に思える!身体を壊したのをキッカケに、私は思いきって、会社を早期退職した。収入は激減し、生活は一変したが、ローラからのメッセージは、私に今でも、生きる勇気と夢を与えてくれている。●1867年に生まれた、ローラ・インガルス・ワイルダーは、 90歳までの一生を通して、自分の家族を主人公にして、 物語を書き10冊の本にした。ローラ自身が「それは全部本当の話だ」と言っているように、両親と、姉の"メアリィ"、赤ちゃんの"キャリイ"と一緒に過ごした子ども時代と、アメリカ北西部の『小さな家』での出来事をローラの目で綴ったものだ。男の人は男らしく、女の人は優しく女らしかったあの時代。ジェンダーハラスメントと怒られそうだが、お互いの持ち場を分担し、協力しなければ生きていけない時代だったのだろう。そして、この父親と母親の知性と愛情に包まれて、育っていく子どもたちの何と幸せそうなこと!この物語を愛している人が、とても多いというのも、誰もが共感できる普遍的な「幸せの形」だからだと思う。そんなローラ一家の生活の知恵をまとめた「ローラ・インガルスの生活レシピ21」が、(いのちのことば社)から出版されていると知り、久しぶりに大きな森の小さな家に暮らすローラのところに遊びに行こうと思っている‥。..................................................................................★幸せは、すぐそばに☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪
2007年08月27日
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朝から激しい雨音で、渇いた身体が生き返るみたいだわ!山の木々も心なしか嬉しそう♪雨が続いているときは「早く太陽が出ないかな~」と待ち望み、カンカン照りが続いたら「猛暑で夏バテ、涼風が恋しいな~」勝手なコト言っているけれど‥それもこれも四季のある日本ならではの贅沢なコトなのよね。という訳で、雨で散歩にも行けないし…過日に予告でお知らせしたままになっている、ウチの彼が見た「イラクの幸せ」をお届けします。ウチの彼が仕事でイラクに居たのは、ちょうど「イラン・イラク戦争」が真っ只中の頃。それも連日40度を超える真夏の4か月!22年くらい前の話です。デジカメも無かった頃なので、古い写真をスキャナでアップ。だから画質も悪くてごめんなさい。フセインの独裁政権のころだけれど、それなりの秩序を保ち、ビルや工場建設も進み、人々が働ける仕事が街にはあった。それに、イラクはイスラム諸国の中では、お酒OK!の国なので、仕事を終えた人たちが、飲み屋さんの店先で、ホッと寛ぐ姿もね。工科大学の教育は英語で行われているため、技術者たちは皆、英語が話せて、ウチの彼に専門用語を教えてくれたそう。彼の機械技術の担当もイラク人の女性だった。女の人も働く場所があり、仕事中はスカーフを被っていない人も多かったようですよ。※メイン写真は、その女性と電気技術担当の男性が 結婚したので、彼等の新居に招かれたときのもの。 白いスカーフがイクバールさん、彼女の後ろに立っているのが ご主人のモニエール氏(後列向かって右端)。 (ネクタイ締めてるのが20年前のウチの彼でーす)現場で働くワーカーは全員タイ人で、彼らは暑さにも強く、人が嫌がる仕事も引き受けて、その必死な働きぶりには驚いたそうな。↑の写真は、日本人がワーカー宿舎に招かれての食事会。日曜日は、イラクの富豪たちが、第一夫人から第三夫人まで、子供や一族郎党を引き連れて、運転手付きのベンツに乗り、街にアイスクリームを食べにやってくる。↓の写真はイラクの大富豪でも何でもない「ウチの彼」この服装が一番涼しく過ごせたそうですが‥日中は工場で作業服。汗が出ても暑さで瞬間蒸発してしまうんですって。食堂のタマゴはほとんど腐っていたし、彼はビールと果物で命をつなぎ10キロは痩せました。夕方、冷房してあるホテルに入ると、汗がドーッと吹き出して、そのままバーに直行。冷たいビールが何より嬉しいひとときで‥ところが、グーっと一息に飲み干して、部屋に戻ると眠ってしまう。どうも変だと思ったら、この「シェラザード」アルコール度数14度と、日本酒と同じくらいのビールだった!だから思い出すのは「シェラザード」あんなに旨いビールは無い!というのもうなづけますが‥そして、肝心のイランから爆弾が飛んで来たのは、イラクに滞在中の4ヶ月の間に数える程度。そのうちバグダットに命中したのが3発だった!それも土曜日と決まっていた。(金曜日はイスラムの安息日だから仕事はしない)今のイラクから考えると、変な言い方ですが、最新兵器が飛び交っていない分、まだ「穏やかな戦争?」だったような気がします。独裁とはいえ、人々の普通の暮らしがあったのに、中断されたのは「自由を与える」という大義を掲げ、他国が介入していったから。どんなに素晴らしい大義でも、武力で押し付けられちゃ堪らない。普通の暮らしの何万もの人たちが、一瞬にして愛する家族を失っていく。これを「幸せ」と呼べるだろうか?ある日ドアを蹴破って暴力的に侵入してきたら、「オレだって戦う」とウチの彼は言う。私もそうすると思います。そして一生忘れることは無いでしょう。かくして、「憎しみの連鎖」は続いていくのです!イラクのアンティーク店が並ぶ商店街。コロニアル風・建物の古い町並みです。お土産の「赤い石」(ルビー?だと売りつけられた)は、ココで買ったものなんですって。怪人20面相が狙っている、あの「イラクの星」のことよ。..................................................................................★幸せは何処にある☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪
2007年08月23日
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ウチの裏山「弘法山」が切手になった!のニュースを聞いて、団地の中の郵便局に飛んで行きました~「弘法山の切手」火祭りの画像でご紹介した、あの「弘法山」ね!『分ったよ~、もう耳タコだ~』と、誰かの声が聞こえそう。うふふ、リミンは、この山が本当にカワユイんだもん♪春は、桜霞の山のてっぺんが、ピンク色にチョンチョンと色づいて‥秋は、錦織りの山の頂上に、銀杏の黄色がチョンチョンなのよ!ねっ、可愛いでしょう?だから、この辺りに暮らしている人は、み~んな『ウチの裏山』と思っているみたいなの。だって、団地の中の郵便局に喜び勇んで切手を買いに出かけたら、『あ、弘法山の切手? 売り切れました~ 今、第2弾の予約受付中ですよ』ですって。ふーむ、そんなに人気があるんですか、この切手!なんたって、ウチの裏山だもんな~☆親バカみたいに窓口で自慢顔しちゃったわ。そうしたら、先日、郵便局から『入荷致しました』の電話があって、さっそく入手したのが今日のメイン写真。でも、この切手の図柄、正確にいうと、「弘法山」じゃなくて、「権現山から花火が上がる!」で、ご紹介した「権現山」の展望台なのよね~なんか、ちょっと残念な気が‥ち、違う!ウチの裏山は、もっと可愛い~!『リミンに聞いてよ~、弘法山のことならば!』思わず郵便局の窓口で叫び、笑われちゃいました。こちら↓の写真は、「団地の中のケーキ屋さん 」でご紹介した【洋菓子シャンテリー】のマダムがメールで送ってくれた「百合の季節の弘法山」です♪マダムとも、すっかり「弘法山友だち」になりました。ケーキを買いに行っても、お菓子のことより、山の話、花の話で盛り上がっちゃうの♪マダムのお宅は、花を育てる人が「ダンナサマ」で、撮影する人がマダムなんだそうです。ケーキ作りの達人は、花作りの名人でもあったのね。二人三脚でケーキ店、最近、嬉しかったのは、「月下美人」が、今年はたくさん咲いたこと!だと、お二人揃って笑顔で話してくれました! ..................................................................................★幸せはすぐそこに☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪
2007年08月20日
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今年も、やってまいりました!秦野の夏! 火祭りの夏が!昨年「弘法山が紅く燃える!」でご紹介した、あのウチの裏山「弘法山の火祭り」でございます。毎年、8月14日 弘法山の頂上から、108本の松明(タイマツ)に火を付けて、一気に麓の「龍法寺」まで駆け下りる、あの【瓜生野百八松明】(ウリュウノ ヒャクハッタイ)でございます!タイマツの長さは、およそ2メートル、直径30センチほどの麦わらに火を点けます。この火祭り、室町時代から始まったと言われる秦野市の無形文化財。最後は、龍法寺の門前で、勇壮に松明を振り回し、飛び散る火の粉を浴びて、一年の無病息災を祈ります。 百聞は一見にしかず!本日は写真中心でお届け致しますので、炎の熱気をお楽しみくださいませ☆●追伸【真夜中の天空ドラマ☆】 皆さまはペルセウス座流星群をご覧になったかな~?私は初めて夜空のドラマを堪能しました。12月の「ふたご座流星群」1月の「しぶんぎ流星群」と、この「ペルセウス座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれているそうなの。一度ゆっくり天空ドラマを観たいなと思いながらも、真冬の寒い戸外に長時間いるのもチョットね‥と、尻ごみしてました。でも「ペルセウス座流星群」は8月の夏休み。行ってまいりました、甥っ子も連れて、真夜中の星空のイリュージョンです☆寝ころんで空を見上げることが出来る場所。周りに街灯等明かりが無く、空が大きく開いている場所。やぶ蚊も少なく、長時間座っていても危険じゃない場所。あるんですよ~☆ 里山には!恰好な「ウチの流星群観測地」が。流れ星は、夜中の一時~三時がピークとのこと。今日だけは甥っ子も夜更かしOK!まずは軽くお茶漬けで腹ごしらえをして、懐中電灯、敷物やクッション、飲み物も持参です。三人で外に寝転んで、流れ星を観ながら、いろんな話をしました。甥っ子とも、普段こんなに親密に話す時間は、なかなか無いかも~天空のイリュージョンもさることながら、星空と共に、いつまでも心に残る夏の思い出になることでしょう‥。流れ星から火の粉まで、里山の夏はホントに忙しいわ~☆..................................................................................★幸せはすぐそこに☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪
2007年08月15日
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リミンたちが暮らしている団地は、高台に建っていて、一番端っこには、秦野で唯一の前方後円墳があるんです。この高台そのものが七世紀ごろ造られた横穴式古墳群だったんですって。だから地震には強いです。だから秦野が震度3にでも、団地は、あまり揺れないのね。昔の人は、古墳を造るにあたって、安全な場所を良く知っていたんだな~と、人間の知恵に感心してしまいます。という訳で、世の中は、お盆休み真っ只中の、暑~い夏休み、中学3年の甥っ子を連れて古代の世界を散歩です。やってきたのは「桜土手古墳公園」と「展示館」展示館の中は冷房がひんやりきいていて、ガラス張のドームから古墳を眺めることができるのね。公園内には、7世紀代、古墳時代後期に造られた有力農民の家族墓が6基が保存され、復元古墳も1基あります。ひと気の無い館内を巡りながら、古代人の声に耳を澄まします。副葬品として出土された身の回りの装飾品や生活用具を眺めながら、当時の暮らしを空想していると‥いつしか、古代の人々のざわめく気配を感じます。学習室では、子供たちが一生懸命に「まがたま作り」に挑戦していました。竹串で石に穴を開けてペンダントに。実は、前もって半分近く穴を開けてあるそうですが、それでも穴が完全に空くまで2時間は掛かるそう!で、この公園、水無川のほとりにあって、川の上流が、何度もご紹介している「風の吊り橋」今の季節は、川遊びをする子供たちが大勢です!バーベーキュー施設もあるし、大人も一緒に遊べそう!楽しげな歓声を聞きながら、茶室で一服の夏休み♪ネッ、秦野には欲しいものは みんなあるってホントでしょ?
2007年08月13日
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今回、津軽の旅の途中で、偶然にも緊迫する場面に遭遇。海で溺れる人の救助に奮闘するレスキュー隊の皆さんの姿です。『獲れたて生ウニ丼を食べて帰れば?』日本の「ダ・ヴィンチ・コード」はココから‥でご紹介した陶芸家・照子さんの嬉しい提案で、旅の最終日、八戸港に案内してもらうことに。海の荒れ具合によってはウニが無い日もあるから‥と、前から予約してくれていたのです。ところが店の出入り口のところで、通行止めに!車の窓を開け『予約しているものですが!』と叫ぶと、『あ、じゃあ早く入って!今、消防が来るから!』普段なら海鳥の鳴き声だけが広がる静かな漁村に、続々と到着する、消防車、救急車、警察車!慌てて、車から降りた私たち『何ゴト~?』茫然と、その場に立ち尽くす。『な、何があったんですか?』『人が海に落ちたんだ、ほらあそこ』海中に転落した男性は、活魚用水槽に海水をくみ上げるパイプを調整する仕事中、波に足をさらわれたそうだ。名物のウニ丼もそっちのけで、救出に声援を送る人垣が。二次災害を警戒してか、救助準備の時間が過ぎていく。固唾をのんで見守るなか‥運び込まれた男性を乗せて、救急車は猛スピードで走り去って行った。一件落着で、私たちも、やっと丼にありついた頃、やっと、新聞社、テレビ局など報道が到着していた。海は何事も無かったように、寄せては返す波音だけが‥あの人は助かったのだろうか‥水の事故もライフジャケットを着用していれば、命が助かる確率はグンとあがるそうだ。子供たちが海や川で遊ぶ機会が増える夏休み、痛ましい事故が起こりませんように‥。..................................................................................★旅の途中で、すれ違う☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪
2007年08月09日
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皆さま、暑中お見舞い申し上げます☆津軽慕情も今日で三回目となりました!メイン写真の「おいらせ渓流」を後にして、私達も青森の街に戻ります。ドライブの帰りは八甲田の裏側の道を戻ったので、八甲田山系をグルリ一周したことになる訳で、「雪中行軍」ならぬ「霧中行軍」の話をしようと思ったのですが‥各地から夏祭り便りが届く今日この頃、青森ときたら、やっぱり「ねぶた」ね!なので、ねぶたの話を先に~今年は、お墓の用事がいろいろあって、混雑を避けるため7月に出掛けることにしたので、ねぶたは見られず、祭りの写真は前のものですが‥ 八月上旬、ちょうど今頃は、北国の短い夏を惜しむかのように、パワーが炸裂する「ねぶた祭り」の真っ只中! 哀愁を帯びた、ねぶた祭りのお囃子は、聞く人の心に響く不思議な魅力があり、一度聞いたら忘れられない。祭り最後のフィナーレは海上運航。夜空に上がる花火の下を、ユラリユラリと漂いながら暗い海に消えていく、ひと夏を飾ったねぶたの灯です。通称、三角ビルと呼んでいる「青森アスパム」青森県の観光物産館です。このエリアの一角に「ねぶた長屋」と呼んでいるねぶたの制作場が連なって、ときどき覗きに出掛けては、期待と嬉しさにワクワクしながら待ちわびる津軽の心。↑は、アスパムに常時展示されている「青森ねぶた」「ねぶた」も昔と違い、高さが規制されているため、ずいぶんと横に平たくなっていて、子供時代の思い出よりも迫力に欠けるみたい。街を練り歩く際、電線に引っ掛からないようにと、高さに規制をかけるようになったそうですが、昔はY字型の棒を持った「電線持ち上げ要員?」のオジサンが大活躍!祭り袢纏姿と威勢のイイ掛け声が子供心にもカッコいいと思ったものだっけ‥ねぶた祭りが終わってしまうと、やがて、風も、心なしか秋めいて‥でも、変わったのは「ねぶた」だけではありません。青函連絡船も無くなって、八甲田丸も海上レストランに。船乗り、物売り、雑多な人々が往来していた海辺の風景も、今では綺麗な人工的な公園に様変わりしています。駅前の魚市場、リンゴ市場も、沢山の漁船が停泊していた岸壁も、喧噪の港町は、もう、どこにも無かった。ひと気のない駅前商店街の、祭り提灯のあかりだけが、昔日の名残りを、今に伝えているかのように‥皆さまの町の「夏祭り」はいかがでしょうか。どうぞ楽しい夏の想い出でありますように。そして、被災地の皆さまの一日も早い復興をお祈りします。..................................................................................★幸せは、すぐそばに☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪
2007年08月06日
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手紙でしか知らないあなたの街を、今、初めて訪れています。「津軽慕情」を連載でお送りしておりますが、ここらでチョット幕間の休憩時間を頂きます。今日は、私が好きな映画のさわりを少しだけ‥「もう一度見たい」と探し回った数少ない映画です。実はタイトルを忘れてしまい「なんだったっけ~?」「たしか、ナントカ街、○○番地みたいな名よね~」で、やっと見つけた【チャーリング・クロス街84番地】●NY在住の駆け出しの女流作家(アン・バンクロフト)の趣味は、珍しい書籍を収集すること。ある日、新聞広告でふと見つけたロンドンの古書店に、探している稀覯本の注文を出してみると、丁寧な返信と共に待望の本が送られて来た。彼女は読んだ本の感想を添えて、再度、注文の手紙を書く。本にかけては博識を誇る古書店の主人(アンソニー・ホプキンス) は、彼女の求める本を素早く察知し、熱意をもって田舎の村々を探し歩く。そして、20年以上にも渡る二人の手紙だけの交流が始まった・・。手紙だけで生涯一度も会わなかった2人だが、二十年に渡り、ニューヨークとロンドンを、100通以上もの手紙と、本と、ユーモアのセンスが行き来して‥かたや、いかにも米国のユニークな女性の書く手紙と、もう一方の英国紳士らしく真面目で真摯な言葉使いの手紙。この2人の手紙の対比も面白い。やがて、お互いに一番理解し合える存在になっていくうちに、二人はいつか会える日が楽しみになっていく。今ならメル友とかブログ友といったところかな。「一度、オフ会で会いましょう」という展開に‥と思うが、これは1950年代の話なので、そうはいかない。古書店の主人にはアイルランド人の奥さんがいて、妻が友人にこぼす少ない言葉に込める想いや、終盤、夫に代わって出した一通の手紙が、この物語に深みを与えているのだが、楽しみがなくなるので、あまり詳しいことは書かない。ロンドンの古書店の古めかしい雰囲気と匂いが伝わってくる。「本」の中身だけでなく装幀や用紙の美しさ等にもふれ、本好きの人、古書好きの人には、オススメ映画だ。 そして、何より、リミンブログ「古本屋さん」で書いたのと同じようなセリフを、主人公の女性が言っていて、『古本の自然に開いてしまうページや、アンダーラインが引かれたところを見つけたとき、それが自分も気に入っている文章だったりすると「おぉ同士よ!」と思う。それは巡り合いなのだから‥』ここは同感!の拍手をしたいほど嬉しかった。【チャーリング・クロス街84番地】(86年アメリカ)※アメリカの女流作家ヘレーヌ・ハンフの自伝的ベストセラーを映画化。 『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスと、 『奇跡の人』のアン・バンクロフトの2大オスカー俳優共演。※Charing Cross Roadには古本屋街があるそうだ。 イギリス花留学とはいえ、ロンドンには行ったことがなく、 映画を見てから、初めて実在する街だと知った。※写真は画像倉庫からお借りしたチャーリング・クロス街を、 私のイメージでつないだもので、映画とは関係ありません。..................................................................................★幸せは、すぐそばに☆ 【里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込) 楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪
2007年08月01日
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