PR
Calendar
Freepage List
母がお世話になった大阪市管轄の弘済院付属病院は
赤字と老朽化を理由に廃院若しくは民間にと言う事になっていた。
わたし達 「家族の会」はそんなことがあっては認知症の家族を抱える立場として
これから先どうなるのかと不安になりました。
家族の会の方の提案で大阪市に無くさないでほしい、存続をの署名をしようと
いうことに一致しました。
第一回目は2009年のことでした。
そして、2013年、再び陳情書を提出しました。
【 大阪認知症介護家族会連合会は8月、
「弘済院を守ってほしい」として、約7800人分の署名を市議会議長に提出した。
(木下敦子)(2013年12月12日 読売新聞)】
昨年末、私たちの声は議会を大きく揺るがし、廃院、統合、民間へ売却とはならず
「 建て替え 」 という事が決定されました。
まだ 「建て替え」と決まっただけで先が見えていませんが
わたし達家族の会の署名活動もお役に立てたとそれぞれが誇りを持って
これからの病院を見守って行きたいと心を新たにしました。
この署名用紙は地域だけに留まらず存続を願って全国各地を飛びました。
沢山の方の賛同と支持を頂き人から人へと協力の輪が広がり
想像以上の署名を頂きました。
家族の会は見送った家族の者も現在介護をされて居られる方と一緒に
これからも 「介護」 を考えて行きたいと思います。
署名を頂いた沢山の方にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
「 皆は一人のために、一人は皆のために 」