リョータの恋愛事情

オトコのプライド

オトコのプライド

オトコって。

わけわかんないところで

急に怒り出したり。

むっとしたり。

ムキになったり。

多分理解不能なところが多いイキモノ

だと思われてるんじゃないかと。

まるでコドモが。

自分の持ってるおもちゃの自慢をするかのように。。。

「あぁ。それならオレ。もっといいのを知ってるよ。」

とか。

「やっぱ、あれを知っとかなきゃ、これは語れないよな。」

みたいな自慢話をしてみたり…。

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オトコは。

生まれながらにして、

『リーダー』になろうとしているのです。

社会でも。

家庭内でも。

そして、

恋愛関係においても。

要は。

「オレってリーダーなんだからさ。

　道を示してやらなきゃいけないわけよ。

　彼女が路頭に迷わないようにさ、

　いろんなアドバイスをして、尊敬されるようにしなきゃ。」

などと思い込んでいるわけです。はい。

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だから。

会話をしていても…。

「ケンジくん…。あのさ、ちょっと、のど渇かない？」

「いや。オレは全然。

　…大体さ。甘い飲み物って、オレ、キライなんだよね。

　女の子ってさ。太るの気にしてるワリにさ、

　「パフェが食べたい」だの「ジュースがおいしい」だの

　言ってるじゃん？お茶飲んでりゃ太らないのにねぇ。だろ？

　…で？のど、渇いたの？」

「…、別にいい。」

なんて会話になってしまうわけで…。

こういう部分を、女性がなじったりなんかしたら…。

「…てかさ。ケンジくんってちょっとデリカシーなくない？」

「な、な、なんでだよ！！

　オレ、ちゃんと気をつかって「のど渇いたの？」って聞いて

　やってるじゃん。

　飲み物とかも気をつかって、ちゃんといろいろ意見してるのに

　どこがデリカシーないんだよ！」

「…そーゆーとこ…とか。」

「な、なんだとぉ！？」

みたいにこじれちゃったり…（苦笑。

最初のうちは。

相手のことをすごく考えて。

気をつかったり、エスコートしてくれたり。

やさしいコトバもいっぱい掛けてくれたのに…。

最近はなんだかえらそうに言うばかりで…。

なんて悩んでしまう女性も少なくないかも…。

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オトコって。

お目当ての女性をゲットするまでは…。

なにふりかまわず、ご機嫌をとったりしますよね。

メールもマメにくれるし。

やさしいし。

ごはんもご馳走してくれるし…。

でも。

順調に進んで。

付き合うことになって…。

しばらくすると…。

急にえらそうになったりするんです。

なんでオトコはえらそうにしたがるのか？

これは。

「なんとかモノにしたい！」っていう【要求的行動】から

「なんとか守りたい！」っていう【保全的行動】へ

変化（オトコは『進歩』だと思ってる）しはじめた証拠なのです。

「手に入れた。もうオレのもんだ。

　これをずっとオレのものにしておくためには、オレの

　リーダーシップ力で、なんとかしなきゃ…。

　今は逆らってるかもしれないけど、きっと今まで通り

　愛してくれてるさ。

　だってオレは、アイツのためを思って…。」

なんてことを考えているわけですね。

そういうオトコに。

「あなたはリーダーなんかじゃないのよ」

と言っているに等しい発言をしてしまうと。

ドロヌマにハマってしまうわけです。

付き合い始めはよかったのに。

最近ケンカばかり

ってお二人さん。

発言の中に

『彼のプライド』を傷つける内容があったりしませんか？

オトコはこういうコトバがキライです

こういうコトバから始まる会話に、オトコは敏感なのです。

「そんなの」　…「ダメだって」「ウザイ」「コドモじみてる」

「だいたい」　…「あなたってさぁ…」「今まで何度やったって…」

「ってかさぁ」…別の話題に変えられてしまうコトバ。

「ふ～ん。」　…テキトーなあいづち。

要は。

『あなたには、リーダーシップを発揮する能力が

　著しく欠如しておりますわよ。』

という風にとれる発言が。

オトコを冷めさせて（切れさせて）しまうのです。

まったくもって勝手ながらも。

オトコは。

相手の女性に「天使のような部分」を求めてしまうのです。

オトコのプライドをなくさせようとか

その性格を変えて欲しい

と思うのは、とても難しいことです。

ってか無理です。（爆。

上手く接していくには…。

彼女が。

カウンセラーになったような気分で。

微妙に彼を持ち上げて操縦するしか方法がないと…（苦笑。

「…そうなんだぁ。ケンジくんって、なんでも知ってるのね。」

「ああ。まあな。」

「…でも。ワタシ。ケンジくんといっしょにあの店のパフェとか

　食べるのあこがれてたんだけどな…。付き合う前から…。

　でも。…カラダに悪いし…ダメだよね…。」

「…ま、まぁ、デートのときまでそうしろ、ってことじゃなくてさ。

　ま、たまにはいいじゃん。オレだって、たまには甘いものとか

　食べたりするし…。」

「でも。ケンジくんが食べてくれなきゃ、パフェ全部食べきれないよ…」

「あ、あぁ。んじゃ、半分も食べられないかもしれないけど、ちょっと

　手伝うよ。それでいい？」

「わー！ありがとう！！ケンジくんと食べられるなんて、うれしい！」

とかなんとか言いながら、

うんめぇ、これうんめぇ。と。

半分以上、平らげやがったりするわけで…（苦笑。

オトコのプライド。

上手に操縦しながら、末永くお幸せに…。

…。続編書けそうだな…（笑。

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