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私
:「 スポーツと体罰
」のタイトルのこのブログは、 連載5回目
だね。
扱う範囲が広がって、「 子どもの教育と体罰
」になってきたね。
もっとも、本質的には同じ問題だがね。
そう言えば、俺の子ども時代には 親から体罰
を受けたという記憶はないね。 子どもを育てるのは母親が中心で、小さい時、叱られたことや、押入れに入れられたことはあったがね。
今から思うと、もっと素直に親の言うことを聞いて、あまり心配かけないようにすべきだったと今更ながら反省しているよ。
A氏 :「 孝行したいときには親はなし 」か。
私 :最近は、親も長生きだから、俺はわが子のときは、気がつかなかったが 孫 をみてそう思ったね。
A氏 :俺の親も、注意されたことはあったが 体罰はゼロ だったね。
私
;俺たちの 小学校時代
はまさにフルに 軍国主義時代
だ。
だけど、 俺の小学校担任
は6年間で 3人の男性教師
が交替したが、3人とも 体罰はゼロ
だったね。
他のクラスにはいたようだったがね。
A氏 :俺のクラスも 体罰ゼロ だったね。
私 :俺たちの小学校時代の先生は、 大正・昭和初期のデモクラシー時代 に育っている人が多いせいか、 体罰 はなじめなかったんだろうかね。
ところで、3年ほど前に、 このブログ
で取り上げた「 名ばかり大学
」の読書感想に校内暴力で興味あるメモがブログにある。
ここに再録しておく。
1970年から1980年
の約 10年間
で、普通高校への進学率が約1割上昇し、同時に起こったのは全国の 実業系高校の「権威」失墜
だ。
それまでは、優秀な中学生でも、家庭の事情で、工業高校や商業高校に進学し、安定した職業を得ており、これが 普通高校の競争を緩和
していた。
これが崩れると、 普通高校進学者が増加
し、競争は激しくなり、普通高校の格付けが始まる。
この 高校の環境変化
に対して、 愛知県
は 高校の学力向上
のため、 高校進学率を 90%
に限定
し、仮に進学意欲があっても、学力最下層の高校への進学を拒否した。
結果、 高校生の学力は向上し、国公立大学合格者が続出
するようになる。
A氏 :しかし、進学意欲があっても高校にいけそうもない子は荒れるだろうね。
私
:その通り。
愛知県
は、 校内暴力の先進県
として有名になり、 暴れる中学生
に手を焼く。
これに対して「 管理教育
」を徹底し、 教師の暴力と暴言
によって、中学生の暴力を抑えた。
A氏 :「 管理教育 」の成功だね。
私 :短期的にはね。
シッペ返しは
、この世代が 親になったときに出た。
1996年
の 幼児虐待死の件数
で 愛知県
は トップ
となる。
1000人
あたりの「 いじめ件数
」でも最多となる。
A氏 :暴力の世代連鎖だね。
私
:どうも、「 子は宝
」の良き伝統は消え、そのシッペ返しに 日本民族は少子化で滅亡
かね。
教育の基本理念を忘れた結果だね。
体罰問題
も同様だね。