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2005年01月17日
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カテゴリ: 読書



「モテたい脳、モテない脳」
澤口 俊之 (著)、 阿川 佐和子 (著) 単行本 (2003/04) ベストセラーズ

この本は面白くて、危ない。
どうも極端な学説を敷衍して
(特に血液型に関する部分は竹内久美子と同じ話の進め方)
ドバーっと一般論にしているような感じがする。

p95)たとえばある血液型は病気に対する耐性が比較的高い(これは本当らしい)ため
怪我や病気をしても治りやすく、それが「大雑把で大胆な」性格につながる、というもの。

でもそういう人間は「他人の痛みを感じられない冷酷非道な人間に成長する」、
と結論付けてもおかしくないでしょう?
話がすごく飛躍している。

※個人的には血液型の話をしてみて一番分かるのは相手の「ち」的レベルだと思ってます。

※竹内久美子の血液型の本は「と学会」でボコボコに叩かれているので興味のある人はどうぞ。

あと気になったのは
p120)「対面性行為」でしか感染しないウィルスがあるそうだ。

露骨なんで詳しい説明は避けるけれど「正常位」でしか感染しないので、
だいたい150万年前に「正常位」が一般化したことが分かる。

とあるけれど、まず「対面性行為」でしか感染しないというのが良く分からない。
ネット検索しても「この本」しか出てこない(知ってる人は教えてください)

これまた論の展開が乱暴。
ウィルスの方が150万年前に突然変異で登場したのであって、
正常位そのものは300万年前からあったとしても分からないのでは。

非常に大胆な語り口の本。
話も多岐にわたっていて、自分的にはとても面白かった。
阿川佐和子がまた良いボケと突っ込みをしている。
読んだものを、何でも丸ごと信じちゃう様な人には薦められない。

1章 脳はいかにして進化したか
2章 脳の基本的構造
3章 脳と体の意外な関係
4章 異性にモテる遺伝子学的理由
5章 頭がいいってどういうこと?
6章 男と女の知られざる戦略
7章 遺伝子の本当の目的
8章 「脳」を育てる

【2】
「博士の異常な発明」清水 義範 ¥1,575(税込)集英社
雑誌連載に一編を書き下ろして単行本化。

問題はその書き下ろし部分で、先日読んだ「サイエンス言誤学」のあるコラムと前半部分がほぼ共用。

まあオードブルみたいな内容の一編だから、読み飛ばせば良いのだけれど、

清水先生、ちょっとこれは
「たちつと」(て抜き)で
「12356780」(49ない)のではないでしょうか。

史上最大の発明←問題の作品
文明崩壊の日
袁孫の発明
異形のもの
鼎談 日本遺跡考古学の世界
グリーンマン
半透明人間
野良愛慕異聞
見果てぬ夢

一番面白かったのは「鼎談 日本遺跡考古学の世界」。
現代日本が、後の未来に遺跡として発掘されて学者たちが
当時の日本について論考をめぐらすという、わりとありがちな内容。

でも「渋谷遺跡」とか「コンビニ倉」、ミイラ化して見つかった「ロン毛君」。
そしてナゾの「厚底ブーツ」(神殿に仕える女官が履いた?)などなど。

それと「半透明人間のラスト」が面白かったか。
あとは割とありがちな結末が目立つほか、
この著者にしてはまったく意外性のないラストもあってそれが意外。

【3】
「魯山人の食卓」 グルメ文庫
北大路 魯山人 (著) 文庫 (2004/10) 角川春樹事務所

これは古本で購入。上2冊は図書館。
最近は「美味しんぼ」の海原雄山のモデルとして有名。
すごくクセのある人で、この薄っぺらな本を読んだだけでなんとなく分かる。
※暴露物の?伝記(by白崎秀雄)も手元にあるのでそのうち読もう。

131) 低級な人は低級な味を好み、低級な料理と交わって安堵し、また低級な料理を作る。

128) 味に自信なき者は料理に無駄な手数をかける。

141)どうしても料理を美味しくつくれない人種がある。私はその人種を知っている。その名を無精者という。
といった具合。

55)うなぎの焼き方・・・一も二もなく東京の蒸し焼きが良い。

というわけで南森町でウナギ。1680円。
帰りに中村屋のコロッケ。60円×2個。

※最近どこかで食べ歩きのブログを立ち上げようかなあ、とも考えてます。
大阪もいつまでいるか分からないからなあ。







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最終更新日  2005年01月18日 11時22分55秒
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王道さん、こんにちは!  
以前、北大路 魯山人展に行ったのですが、
どうも本の方が面白そうですね。

>どうしても料理を美味しくつくれない人種がある。

これは私のことかと思いましたよ。

>低級な人は低級な味を好み、低級な料理と交わって安堵し、また低級な料理を作る。

これも痛い。私のことのようです。
中華料理がパッと美味しくできたら、
神様から私の人生に花束をもらった気分になると思うけど、
いま作り方を覚えようと挑戦中なのがマレーシア、シンガポールの屋台料理。

海外に行っても高いレストランであまり食事をしないから
作りたい料理の基準が中国人の屋台なんです。いやはや・・。

でも屋台料理は低級かといったら、そうとも思えず、
美味しい屋台にあたると、その素晴らしさが夢に出てきます。
屋台の料理人って、目の前で下ごしらえから調理までしてくれるので、
長い時間見ていても飽きないし参考になります。 (2005年01月18日 15時14分48秒)

Re:王道さん、こんにちは!(01/17)こぶたのベイブウさん  
王道名なし  さん
>以前、北大路 魯山人展に行ったのですが、
>どうも本の方が面白そうですね。

私も「書」とか「焼き物」の世界は良く分かりません。
というか興味ない。

130)食器は料理の衣装である、と申しております。

>>どうしても料理を美味しくつくれない人種がある。
>>低級な人は低級な味を好み、低級な料理と交わって安堵し、また低級な料理を作る。
>これも痛い。私のことのようです。

いやいや。魯山人が天に唾を吐きまくっている部分です。
変人という以前にダメ人間の部分も多い人物だったようです。

>中華料理がパッと美味しくできたら、神様から私の人生に花束をもらった気分になる

低級な人はこんなこと思いませんよ。

>いま作り方を覚えようと挑戦中なのがマレーシア、シンガポールの屋台料理。

お、じゃあこういう本↓をお持ちでしょうか。
この人のは確か作り方も割りと載っていたと思う。

アジアの屋台でごちそうさま―おいしいごはん旅 ベトナム・ラオス・ミャンマー篇
浜井 幸子 (著)情報センター出版局

>美味しい屋台にあたると、その素晴らしさが夢に出てきます。

そうですよね。アジアは特にそう。
屋台料理を食べるとその国と「仲良し」になったみたいな気がします。

>屋台の料理人って、目の前で下ごしらえから調理までしてくれる

手順が見えるのは楽しいですよね。
私も「この味盗むべし」なんて思ってしまいます。
もちろんうまくいかないのですが・・・
(2005年01月18日 21時46分29秒)

王道さん、こんにちは!  
アジアの屋台でごちそうさま、まだ読んだことがないんです。
図書館で探してみますね。いま使っているのはマレーシアでRm9.99で買った英語で書かれた中華料理の本なんです。4冊ぐらいあるかな。でも、材料が謎のものが多く、分かるものは向こうに行くたび買ってくるけど、どうも料理センスがないのか上手くできません。それに、中華料理を作るのは好きなんだけど、凝り始めてから、とても太りました。前、マレーシアの料理人に太ることを伝えたら、「あんなに素晴らしい中華料理を食べているのだから、太ることなんてたいしたことない」と返事をもらい、その心意気でないと美味しい中華は作れないのか・・と考えましたよ。 (2005年01月19日 19時14分09秒)

Re:王道さん、こんにちは!(01/17)こぶたのベイブウさん  
王道名なし  さん
浜井さん「おいしい中国屋台」なんて本も出してました。

>アジアの屋台でごちそうさま、まだ読んだことがないんです。
↑確かレシピも載っていたような、うろ覚えの・・・・
図書館で確認してもらったほうがよさそうですね。

「あんなに素晴らしい中華料理を食べているのだから、太ることなんてたいしたことない」

中国人言いそう!。薬膳は別にしてヘルシーな中華料理って
難しいのかも。砂糖も油もガンガン使うし。 (2005年01月20日 00時47分15秒)

油をお玉でドバッと入れるんですよ!  
2,3人分の料理でも、かなり最初に油が注がれるので
最初見た時はクラクラしました。
日本の料理本を見ると、油は大サジ何杯の世界だけど、
お玉でドバッと油を入れ、気持ちいい音を立てて炒めてる途中に
またお玉で油をつぎ足して・・・。でも、あの油が美味しいんですよね。
ちなみに今作りたいのがニラ饅頭。台湾の屋台で食べたのがとても美味しかったので、似たようなもの作りにトライしてます!! (2005年01月20日 13時29分31秒)

Re:こぶたのベイブウさん  
王道名なし  さん
>かなり最初に油が注がれるので最初見た時はクラクラしました。
>日本の料理本を見ると、油は大サジ何杯

フランス料理のバターもすごいでよ。レシピ見ているだけで太りそう。

>ちなみに今作りたいのがニラ饅頭。

おお、私はこれは近所にある「業務スーパー」の冷凍物に任せております。 (2005年01月21日 00時42分49秒)

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